POSSESSION MAGENTA ―感想― | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

乙女ゲーム・乙女CD・アニメ・声優のジャンルで綴ります

2015年5月28日発売<PS Vita>

POSSESSION MAGENTA



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<ストーリー>
私立暁臨海高等学校、通称アカリンに通う主人公・美原 鈴はいつも通り
幼なじみの音成 奏と静間草太、親友の祭 綾女と共に学校へと向かった。
すると校門でアカリンの生徒会長である青葉大河から、
とある話を聞かされる。
「実はさ、生徒が1人行方不明なんだよ」
大河の話によると、昨晩アカリンの生徒である一人の男子が
友達と遊んでいる最中に突然別人のように暴れだし、
そのまま行方不明になってしまったのだという。
心配に思いつつも、その話は授業開始の予鈴によって中断されてしまう。
その翌日、いつもより騒がしい校庭でヒロインたちが目にしたのは、
行方不明になっていた男子生徒が異様な格好で磔にされている姿だった。
平穏な学校を襲った突然の怪奇事件。
そこから始まる愛と狂気が織りなすミステリーな結末とは…?

<キャスト>
音成奏:前野智昭
静間草太:斉藤壮馬
橙山光介:増田俊樹
青葉大河:石川界人
蘇明杰:小野友樹
桃井優一郎:岡本信彦
祭綾女:洲崎綾
城田修:花江夏樹
久良木正親:羽多野渉
結城守:豊永利行
坂上貴一:山本兼平
望月恭弥:江口拓也
文月美玲:M・A・O(敬称略)

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<初回プレイ共通ルートの感想>
プレイをスタートするとまず登場するのか主人公・美原鈴と同居している
という音成奏、親が里子として引き取り家族として暮らしてる相手です。
そして次に登場するのがゲーム好きのツンデレ幼馴染みの静間草太。
その後に男嫌いだという女友達の祭綾女が登場。
この4人は同級生で毎日一緒に登校する仲のようです。

学校に着くとミリタリーオタクの生徒会長の青葉大河が登場。
続けて鈴たちの1学年下のバイト魔の桃井優一郎も登場します。
ここで生徒が1人行方不明になっているという話を聞かされるわけ。
そこから鈴に不可解な出来事が起こり始めるんですがその1つとして
光カードを見つけることになる。
まぁこれがこのゲームのキーワードとなるタロットカードなんですが
そのカードは何故か鈴にしか見えないという…

そして行方不明だった生徒が学校の時計台に磔にされ死んでいるのが
発見されるんだけどその姿が鈴が最初に見つけたタロットカードの
姿に酷似しているんですね。

ともかくそんな事があって恐怖を覚える鈴なんですがこのあたりで
同級生で英国紳士きどりな生徒会書記の橙山光介が登場。
この光介と祭綾女が不可解な現象の当事者になったことで鈴が見つけた
光るタロットカードと事件の関連が分かってきます。

その不可解な現象というのが突然人が変わったように暴れだし皆一様に
目が赤くなってしまうというもの。
行方不明になった後死んで発見された生徒も同じような状態だったらしい。
光介と祭綾女が元に戻れたのは彼らのコンプレックスと同じ意味を持つ
タロットカードを見つけそれを示すことができたから。
そこまで分かったところでタロットカードが22枚あることを知り
残りのカードを見つけることで事件を未然に防ごうと動き出すって感じ。

ここまできてようやく蘇明杰が登場して攻略キャラが全員そろいました。
中国人の大富豪留学生で高圧的な不遜な態度だけど金持ちキャラが
突き抜けてて面白い人です。

秘密の行動をするキャラや鈴に暗示めいた事を言う占い師、
冒頭のシーンで謎の行動をする校長先生や頼りない担任教師。
事件を捜査する新米刑事とベテラン刑事のコンビなどなかなか気になる
人たちが多くて興味深いです。
そして鈴の前に意味深に現れる謎の男の存在…
主人公である鈴にも何か秘密がありそうだしその辺の真相も気になります。

ちなみにこのゲーム内での重要な用語なんですが
事件がらみで豹変して暴れだす事をpossession(ポゼッション)の
「憑依」という意味から略称で「ポゼる」と言い、
これをタロットカードを使って元に戻すことをpurify(ピュリファイ)の
「浄化する」という意味から略称で「ピュリする」と言うんですよね~
この「ポゼる」と「ピュリする」をみんなが使うのが何気に可愛くて
私は結構好きです(ヘ。ヘ)

ストーリーは各章ごとに攻略キャラそれぞれがフューチャーされ
トラウマや悩みなどでカードによりポゼって鈴がピュリしていきます。
最終的に全員ポゼるわけです。
そしてポゼるトリガーは主人公の鈴なことは確かですね。
最終章で好感度の高いキャラと犯人に対峙することになるんですが
犯人を警察に引き渡すのがベストエンドで犯人が死んでしまうのが
グッドエンドになるようです。
その他バッドエンドが2種でそれぞれCGがあるのでコンプの為に必須です。

一応問題は解決したように終わりますが謎が残るのでそれは真相ルートを
見る必要があるみたいです。
占い師とか謎の男とか鈴とタロットカードの関係とか謎のままだから。
なので1周目の感想としては面白かったです。

ただこれ殆ど共通ルートみたいだからね…
キャラ個別ルートは最終章だけっぽいし。
…………。
とりあえずフルコンプして物語の真相まで見てみます。

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<攻略キャラ感想>
攻略順は…
音成奏 → 蘇明杰 → 桃井優一郎 → 橙山光介 → 静間草太 → 青葉大河

※ネタバレしてますのでご注意ください。

私の好きなキャラ順に並んでます。
上にいる方が好きなキャラです♡
キャラ順位は萌え度やストーリーなどを総合した印象です。
(キャストの敬称は省略させていただいおります)

キャラクターによって感想に差があります。
ご了承くださいませ m(_ _ )m

青葉大河 … cv:石川界人

ミリタリーマニアの生徒会長で身長が低いことを気にしてます(笑)
俺様で自分ルールを押し付けてきそうなキャラかと思いきや意外と
まともな生徒会長様でリーダーシップが素晴らしい人です。
男気があってみんなを引っ張ってくれる半面、からかわれたりすると
大人げなく反論してきたり、好きなことには無邪気に楽しむ子供っぽさも
あるのでめっちゃ可愛い♡
でもやっぱり正義感に溢れてるところが素直にカッコいい思います。

大河先輩は今は運動神経も良く快活なイメージだけど中学時代はそれとは
真逆でイジメられていたんだそうです。
それで弱い自分を変えたくて生まれ変わって今のような感じになったわけ。
力を求めすぎてミリタリーオタクになっちゃったんだけどね。
だけどイジメていた先輩と再会したことでかつてのトラウマを刺激され
みんなを守りたいという気持ちが行き過ぎて力を欲し「塔」のタロット
カードを引き寄せてポゼることになるんです。
弱い自分では誰も愛してくれないと力を求めそれを示そうとするんですが
力だけじゃない強さもあると知りピュリすることができて戻れました。

大河先輩と関わる時の鈴がいちばん子供っぽくて可愛く感じました。
たぶん攻略キャラクターの中で彼が1番精神的に成熟してるのと思うので
鈴も安心して自分を晒せたのかなって気がします。
だからこのルートの鈴が私は1番好きかな。

そんな感じで顔を合わすと子供の喧嘩みたいな会話する2人が徐々に
恋愛に発展していくのは微笑ましくて可愛らしかった。
大河先輩は普段は俺様で偉そうな感じだけど恋愛は奥手なので
そういう話題になるとすぐ赤くなって照れちゃうのでそんな様子に
ニヤニヤしてしまいます。
でも告白はみんなの前でカッコよく決めてくれたのはさすがですね~
そしてOKをもらって無邪気に喜ぶ姿はやっぱり可愛い♡

最初にサンプルボイスで界人くんの声を聞いた時はなんか裏声で張り上げる
感じがして「う~ん」って思ってしまったんですけど~(笑)
実際プレイしたらそんなことなくて低めに喋るシーンもかなりあって
ギャップがあるキャラクターだったので凄く楽しめました。
やっぱりイイ声は何やっても素敵なんですね(〃∇〃)
ギャップのある大河先輩を界人くんが緩急をつけた演じてくれてとても
好きになることができました ゚.☆:。

桃井優一郎 … cv:岡本信彦

母子家庭で弟が4人もいるので家族の為にいつもバイトしている苦学生。
1年生なので鈴を先輩として慕ってくれます。
数学が得意でその分野に秀でているということで奨学生として高校に
入学できたので勉強も疎かに出来ずバイトと学校の毎日でとにかく
いつも忙しい優一郎です。
当たり前のように家族の為に生きてきたんだけど鈴に出会ったことが
キッカケで全てから解放されて自由になりたいという考えが芽生え
そのことで「節制」のタロットカードを引き寄せポゼってしまう。
全部のエピソードの中でこの優一郎のトラウマが私的に1番グッときた。
ノブくんの演技もあってうるっときてしまいましたよ(ノ_・。)

優一郎はぼんやりしているけど家族思いで真面目だしちょっと変わった
天然キャラって感じかな~説明するのが難しいけど。
ノブくんの淡々してるけどのんびりした喋り方が凄く面白かったです。
でもとても誠実でどんなことにも先入観なく自分の考えを言える
真っ当ないい子キャラだと思う。
あととにかく腹ペコキャラなので食べ物の話になると貪欲でその辺の
エピソードが楽しかったです。
優一郎の渾身のギャグ「肉まんは憎まん」が忘れられないね(笑)
あとスー先輩にすっかり餌付けされてるのが笑えました。
スー先輩とは仕事を手伝うって関係だけど不思議な組み合わせで
凄くいいコンビだよね~

鈴との関係は…やっぱりなんか餌付けしてる感じ?
とにかく何でも美味しそうに食べるからね~(ヘ。ヘ)
でも優一郎は思ったことをストレートに言ってくれるので徐々に
惹かれていったようです。
優一郎は意外と恋愛面は大胆で年下キャラとは思えない余裕っぷりで
攻めてくるのでドキドキしました。
そしてなんといっても敬語攻めですからね~
ノブくんの敬語キャラがツボな私は萌えまくりました♡

静間草太 … cv:斉藤壮馬

幼馴染みのツンデレキャラでゲームオタクです。
鈴の事を好きで中学生の時に告白したけどちょっとした誤解によって
相手にされなかったと思い込んでいました。
だからせめて大事な幼馴染ポジションでいたいと彼女を一生懸命
守ろうとしてくれます。
だけど奏のみならず次々と関わる男子が増えて自分が鈴にとって
どうでもいい存在なんじゃないかと思うようになりそのことで「隠者」の
タロットカードを引き寄せポゼってしまいます。
ゲームの中では上手くいくことがリアルだとままならない。
だからゲームのようにリセットしてやり直そうとするのですが
結局は告白のことも含め誤解が解けてピュリ出来るわけです。

草太は控えめで大人しい印象のツンデレだけどゲーマーなので
自分の世界観で発言するのがちょっと痛いかも。
でもクールを装って「関係ない」「たまたまだ」とか言いつつ
鈴をさり気なくフォローしたり守ろうとしてくれるのはキュンとします。
普段はクールでも鈴に対する気持ちはかなり熱いです。
それに意外にも紳士的な気遣いをしてくれてそれがさり気ないので
凄く好感が持てますね。
とにかくすぐ照れて赤くなるのが可愛い(〃ω〃)
幼馴染みの淡い初恋が実ってハッピーエンド迎えられて何よりです。

私的に壮馬くん初攻略で楽しみにしていたので幼馴染みツンデレは
とっても楽しめました ゚.☆:。
普段はクールだけどいざって時は熱くなる感じとか恋愛方面の話題に
すぐ照れちゃうとことかいろんなボイスが聴けて嬉しかったです♡

橙山光介 … cv:増田俊樹

イギリス育ちの帰国子女で英国紳士風のメガネキャラです。
物腰柔らかでスマートな印象だけどエロメガネやスケベ男爵などという
ニックネームを付けられちゃうほどの女好きキャラでもあります。
でも本当は初めて好きになった女性に捨てられたって過去を持ち
実は女性不振で愛し方が分からないというトラウマを持っていた。
それが「月」のタロットカードを引き寄せポゼることになる。
そして鈴のおかげで本当の恋を見つけられたってことですね。

光介は通常は振る舞いがスマートでカッコいいけどテンションが上がると
英語交じりの日本語になるのでかなりの面白キャラですね。
でも非常識キャラのようだけど内面はちゃんと誠実で真っ当なので
いざというときも頼もしくて素敵な男の子です。
ナルシストでキザな台詞を言うところがたまにキズだけどね。

光介の告白まぁなんていうか~~王子様風で私的にはちょっとね。
鳥肌が…(笑)
お姫様扱いされるのが苦手なんですよ~
ちょっとキザ過ぎで私のツボには刺さらなかったけど(^^;)ゞ
カッコ良かったとは思う。

蘇明杰 … cv:小野友樹

3章でやっと留学生として登場する中国人の大富豪御曹司。
スー・ミンジェという3年生なのでスー先輩と呼ぶことに。
遅れての登場だけど態度はデカイし金持ちの嫌な感じを出しまくりますが
かなり賢いので納得できればすぐに考えを間違いを修正できる人です。
でも金持ち故の世間ズレが激しいのでかなり行動が面白い。
望月さんという秘書をいつも従えていてやたらと中華まんをふるまうのが
笑えました。
この人が登場してくれたおかげで結構ヤバい事態に陥ってもお金で
解決できるようになったのでとっても便利(笑)
実は凄腕ハッカーと言う裏の顔も持ってるのでいろんな情報も得られる
ようになり性格に難ありだけどなくてはならない存在でしたね。
あと優一郎を「桃(タオ)」と呼んで世話を焼いたり仕事をさせたりと
なかなかいいコンビなのも楽しかったです。

スー先輩は母親に愛されず育ったということが影響して愛情も何もかも
お金で買えると思っていてお金のない自分は価値がなく誰からも愛される
はずがないと思いこんでいたわけ。
それで「皇帝」のタロットカードを引き寄せポゼりました。
ベストエンドでは生涯の伴侶としてすっかりラブラブで結構エロい
シーンを見せてくれてドキドキしたかな~

音成奏 … cv:前野智昭

鈴の幼馴染みの同居人。里子として引き取られたということですが
その事で本当の両親のことでトラウマがありそれがキッカケで「女帝」の
タロットカードでポゼります。
キャラの中で1番最後にポゼるので結構大変で鈴もかなり酷い目に
遭いましたが最後は兄妹としてじゃなく将来のお嫁さんとして家族に
なりたいって感じの告白でハッピーエンドでした。

正直言うと攻略キャラの中で1番苦手でした。
優一郎とは違った意味でマイペースで口調もなんか上からな感じがして
生理的にダメなタイプ。
あと「ハニー」って呼ばれるのもあんまり好きじゃなかったです。
前野くんの声は好きなんだけど今回のちょっと鼻にかかるような喋り方も
どうもキャラと相まって私的にはキビしかったかな~
なので全然萌えれずで無念です(^_^;)

☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。

<コンプ後感想>

◇ストーリーについて。
お話自体は面白いと思う。
タロットカードをモチーフにしたミステリーという題材もいいと思うし
世界観も悪くないしキャラクターも魅力的で良かったと思う。
だけど、どの攻略ルートも展開がほぼ一緒っていうのがいけませんよね。
一番嫌われるタイプの乙女ゲームです。
このストーリーのままでも見せ方でもっとましな乙女ゲームになったと
私は思うんですけどね~
最大の失敗ポイントは共通ルートでキャラクターの内面を描くお話を
見せてしまったことだと思う。
攻略キャラがポゼる話は個別ルートにしてその後ラスボス倒して
告白シーンを入れてエンディングにするとかにしてその後に
エピローグがあればそこそこの評価を得られたんじゃないかな?
まぁとにかくストーリー自体は面白かったのに残念です。

真相ルートについては…
予想通り占い師と奏の父親を騙った謎の男の娘が鈴だった。
父親は異世界の住人でカードを使って実行犯である校長に事件を
起こさせていた真犯人なわけです。
まぁそんな感じでこれ以上は詳しく書かないでおきますね(笑)
何ていうか~ファンタジーとリアルの融合した結末でしたよ。

◇キャラクターについて。
攻略キャラはそれぞれ個性的で面白かったです。
キャストが若めの声優さんっていうのも私としては新鮮で良かった。
サブキャラもなかなかで悪くなかったと思う。
キャラクターに関して好印象なだけに個別ルートが少な過ぎることが
残念でなりませんね。

私のお気に入りは大河先輩です。
プレイ前はハッキリ言ってあまり惹かれない設定だったんですが
界人くんのまさかのツンデレでめっちゃツボでした。
あとは優一郎もノブくんの敬語キャラが大好きなので良かったです。
プレイ前のイチオシの草太も良かったんだけどちょっと根暗で
ネガティブなのでね~でも壮馬くんのツンデレは萌えましたよ~♡

◇主人公について。
才色兼備な主人公・美原鈴ちゃん。
性格も良いし最初から攻略キャラ全員から好意を寄せられてますが
特に嫌味なところがなく私の印象としては悪くない女の子です。
でも喜怒哀楽が薄いというかあまり物事に動じない不思議な子だと思う。
まぁそれは不思議な力と彼女の出生の秘密によるところだったのですがね。
とにかく割と好きなタイプの主人公でした。

◇オマケについて。
オマケは充実してたと思う。
私としてはCGにコメントボイスがついてるのはポイント高いです。
うさねことか集めるのも結構楽しかったかな(ヘ。ヘ)
オマケページではボイスも聴けるし良かったです。

◇その他いろいろ。
ヒューネックスのシステムで特に問題はなくプレイ出来ました。
ジャンプ機能が付いていましたが調子に乗って使うとカードやうさねこの
サーチを飛ばしてしまう問題点がありますがね。
スキップのスピードもそこそこ速いので上手く使えば大丈夫かな。
CGや立ち絵、背景などはとても綺麗でビジュアル面は良かったです。
音楽関係の演出も悪くないと思います。
あと目パチ口パクもあって台詞もリップシンクしてたのは良かった。
ただやっぱり主人公の名前のデフォルト呼びがないのは残念かな。
そのせいで奏に「ハニー」と呼ばれるのが苦痛でした(笑)
でもそれよりもイラっときたことはエンドロールを飛ばせないこと!
絵も何もないエンドロールを飛ばせないのは苦痛以外の何物でもないです。
まぁ攻略キャラのソロ曲っていうのは良かったんですけど何で絵がないの?
って感じですよ。

◇総評。
既にストーリーの感想で書きましたが乙女ゲームの最大のタブーを犯して
いるので今さら弁護のしようがないですね~
ストーリーの題材やキャラクター設定、世界観やビジュアルなど良い面が
あっただけに残念でなりません。
なぜこんな構成のゲームにしちゃったのか疑問ですよ。
乙女ゲームは攻略キャラクターとの恋愛を楽しむ個別ルートを大事に
しないと絶対にダメです!!
…そんなわけで私としてはオススメは出来ない二流三流以下の乙女ゲーム
と言わざるを得ないです。

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