2012年11月発売
ワンド オブ フォーチュン 2FD ~君に捧げるエピローグ~
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ストーリー
<公式あらすじ>
ある日ルルの前に現れた羽虫っぽい、何か。
自称「時をかける妖精」のベルはルルに
恩返しするために夢の中にやってきたことを話す。
ベルは恩返しとして「時空の欠片」見せてあげると
ルルに提案する。
ベルが厳選した3つの時間――
1つは、過去の世界で大切な人と困難を乗り越え、
恋と魔法を勝ち取ったその後。
1つは、大切な人の色に染まり、
属性を得たルルのその後。
1つは、小さくなってしまったルルのその後。
提示された3つの時間軸から、ルルが選んだのは――?
感想
大舞踏会
無印ワンドのEND後のお話。
ミルス・クレア魔法院創立500年記念。
無印の設定はなんだか懐かしいです。
あんまり悲壮感はありません。
ルルのちっちゃな心配事を各パートナーが解決して
くれる感じですね。初々しいルルの恋愛です♡
そんなに長くないのでサクッと読めます。
あなたとの物語2
ワンド2のエピローグのところからのお話。
かなり大人なストーリです。
いきなりワンド2のコンプCGのシーンから始まるので
ドキドキですよ♡
サブキャラたちの3年後もそれぞれ描かれています。
学生だったキャラ達は驚きの変貌をしていてそれを
垣間見ることが出来て嬉しかったo(^-^)o
男性陣は見た目の変化はあまりないんですが
女性陣は皆いい意味で変わってて驚きました。
各ルート甘い恋人生活を垣間見た後、
それぞれの問題に直面、そして解決。
甘い展開があった後プロポーズ♡って感じですかね。
キャラによって問題の大きさに差はありますが
最後にはちゃんと解決できるので安心です。
ファンディスクですからね、当然です(o^-')b
エンディング曲の後にウエディングCGとともに
最後のセリフが聴けます。
どのキャラもみ~んな素敵です。
ちいさなあの子の大冒険
ドラマCDでの設定でルルが小さくなってしまします。
アイテム集めがちょっと面倒ですがあとはいろんな
キャラとの会話が楽しめます。
攻略キャラには可愛いCGがあります(^o^)
オマケコンテンツ
凄く沢山あります。CGコメント、キャストインタビュー、
オマケボイス、オマケシナリオ、4コママンガなど
いろいろバラエティに富んで楽しめました。
CGコメントは前作ワンド2のものもあって嬉しかった。
オマケシナリオはワンド2のサイドストーリーです。
シリアスからコミカルまでいろいろと面白かったです。
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以下は各攻略キャラの感想です。
ネタバレしまくってます(^_^;)
攻略順は → ビラール → サブキャラ → ノエル → ラギ
→ ユリウス → アルバロ → ソロ → エスト
私の好きなキャラ順に並んでます。
上にいる方が好きなキャラです。
(キャストの敬称は省略させていただいております)
キャラクターによって感想に差があります。
ご了承くださいませ m(_ _ )m
エスト・リナウド … CV:入野自由
ソロ・モーン … CV:立花慎之介
アルバロ・ガレイ … CV:鈴村健一
ユリウス・フォルトナー … CV:櫻井孝宏
ラギ・エル・ナギル … CV:柿原徹也
ノエル・ヴァルモール … CV:鈴木千尋
ビラール・アサド・イスナーン・ファランバルド …
CV:高橋広樹
エルバート先生 … CV:藤田圭宣
舞踏会の全属性ルートからいけます。
相変わらず頼りない先生ですね~σ(^_^;)
ルルもエルバート先生相手だとかなりSになってます。
魔法を使う時はカッコいいんですけどね。
アミィ … CV:沖佳苗
舞踏会の全属性ルートからいけます。
ホントに優しくていい子です。
女の子同士の友情も大事ですよね。
ほのぼのとしててホッコリできました。
イヴァン先生・ヴァニア先生 … CV:折笠愛
ソロの舞踏会ルートで見れます。
凄かったです。
2人の秘密が暴かれました。
イヴァン先生がめっちゃカッコ良かったです♡
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グランドフィナーレ
妖精ベルの最後の欠片。
ベルの正体はアルバロルートで出てきた願いの鳥
『ソムニアーラ』 だったようです。
最後の欠片はワンド2のノーマルエンドの後日談でした。
攻略キャラたちが久しぶりにミルスクレアに集まってルルと
お茶会という同窓会をする話。
実際この7人が集まるなんてありえない気がするけど、
3年経っても変わらない彼らはやっぱり楽しかったです。
誰とも恋愛してない淋しいルルだけど、
このワイワイとした関係を楽しめるのもまた一興ですよね。
お茶会では皆にお菓子や料理を勧められたり、
思い出話に話が咲いてルルも嬉しそうでした(ヘ。ヘ)
こうして今も仲間として集まれるのは
ルルがいてくれたからだ皆に言われます。
何だか皆に持ち上げられて逆ハーレム状態になるんですが、
でも確かにそうだと思います。
ルルがいなかったらこんな7人が繋がっていられる訳がない。
本当にルルは凄い人ですo(^-^)o
エンディングもすごく良かった。
恋愛関係じゃない彼らのルルに対するメッセージが聴けます。
ルルを含めた8人がこれからも仲間としての絆が
続いてくってことをそれぞれの言葉で言ってくれます。
とても嬉しくて感動できました。
グランドフィナーレってタイトルを見て終わりだと淋しい
気持ちだったのが、このエンディングのおかげで明るい
気持ちになれました(〃^∇^)o
フルコンプ後の感想
サブキャラにつて
アミィとマーサはビラールルートに登場。
アミィはとっても素敵な女性に成長して、
占い師として特別授業を頼まれるほど立派になってます。
マーサは見た目イメージどうりの成長でスイーツショップを
経営してるそうです。各地に支店を出してる創業者でもある
やり手みたいで驚きました。
マシューとシンシアはユリウスルートに登場。
マシューは実家のホテルのバーのマスターになったそうです。
そしてシンシアと結婚してました~
マシューってばやるね(o^-')b
シンシアはマシューと結婚して実家には戻らず魔法の勉強を
続けているとのこと。
シンシアも意外に魔法に熱い思いを持ってましたからね。
実家とは折り合いが悪いままのようですが・・・
マシューの外見はあまり印象変わりませんがシンシアは
ショートカットになってて凄く素敵に成長してます。
エドガーとアデーレはアルバロルートに登場。
エドガーは新聞社の見習い記者。
背は伸びましたが印象はあまり変わってません。
アデーレは魔法総省の広報課。
エリートコースを進んでるらしいです。
髪が伸びてて一瞬誰か解らないぐらい印象が変わってますが
かわいらしい女性に成長してます。
エルバート先生はエストルートに登場。
各ルートちょいちょい登場しましたけどね。
見た目は少し変わってますが中身あまり変わってないかな。
でもアドバイスは結構的確で先生とし成長してます。
古代種の方々はとくにお変わりありません。
何だかんだ言って皆優しい人たちばかりですからね。
サブキャラたちもちゃんと成長後の立ち絵が用意されていて
近況も丁寧に描かれていたのでとっても良かったです。
その他所感
3つのストリーモードでそれぞれの時空を楽しむことができ、
大満足ですо(ж>▽<)y
特に良かったのはソロの舞踏会編。
すごくワンド2への繋がりを感じることが出来てもしかして
ルルは本当に会ってたかもしれないと思わせてくれました。
この話見た後はすぐにソロとの3年後を見たくなります。
舞踏会編はルルがまだまだ子供なので初々しい恋愛を
存分に楽しみました。
そして無印ワンドを思い出して懐かしくも感じました。
あなたとの物語2はどのルートもみんな良かったです。
どのルートも甲乙付け難いです。
キャラで1番好きなのはエスト♡ これは不動(^_^;)
ストーリーで1番良かったのはソロですね。
泣けたストーリーはラギ。これは自分でも意外です。
恋愛シチュエーションに萌えたのはアルバロ♡
笑えたのはやっぱりノエルかな(≧ω≦*)
ファンディスクのメインストーリー。
本当に楽しかったし皆の幸せを見れて安心しました。
とにかく嫌な人が出てきませんし皆いい人で何だかんだで
優しいんですよね(*ゝ∀・)ノ
正直、アルバロとエストは背負ってるものが重いので
鬱なストーリー展開になるのではと危惧してたんですが
そういう部分はあえて描かず外側からのストーリーに
なってて安心してプレイ出来ました。
一方、ユリウス、ノエル、ラギ、ビラールは関係キャラが
登場し話を盛り上げてくれてます。
ファンディスクなので辛い話は控えめにした制作側の
配慮が感じられました。
なので優しさと幸福と笑いとラブ♡
そして萌えが詰まっててとても良かったです。
エンディングもすごく良かった。
無印ワンドからのCGと合わせてセリフが出るのでジーンと
してしまいました。ルルと各キャラのアルバムみたいな
エンディングにウルウルしてしまいます(ノ_・。)
そしてラストCGのウエディングに最後のセリフ♡
もう最高です(*≧ω≦) エンディングまでストーリーの
一部になっててホントに感動できました。
オマケコンテンツも充実してて楽しかったです。
正直、全部見るのが大変なぐらい。
ワンド2のCGコメント聴けるのも嬉しいo(^-^)o
前作フルコンプ後、CGコメントがないことにすごく
ガッカリしたので。キャラたちがアルバムを見ながら
語ってくれて嬉しかったです。
本編で語られていない感情や想いが聞けるので
また新しい感動がありました。
インタビューではメインキャラはもちろんサブキャラの
ものもあって良かったです。驚きの裏設定なんかも
語ってくれたり、本音で質問に応えてて可愛かったり
可笑しかったり、ちょっと威嚇してくるキャラもいたけど
すごく楽しめました。
あとシステムボイスも結構楽しませてくれました。
アルバムとかを開くときに出るセリフからキャラ同士
どう思ってるのかわかって面白いです(^O^)
とにかくどのキャラもアルバロには酷いです。
まぁ、アルバロの自業自得なんですけどちょと不憫。
音楽やCGは言うまでもなく綺麗でした。
欲を言えば3年後のCGがもっとあっても良かったな。
でも満足してます(*^▽^*)
システムはオトメイトのいつもの仕様で特に問題無し。
私的には不具合を感じることは無かったです。
主人公ルルについて
ルル大好きです(*≧∇≦)ノ
乙女ゲームでこんなに好きになった主人公は初めてです。
ルルは、だたの乙女ゲームの主人公ではなく
『ワンドオブフォーチュン』という物語の重要な存在です。
そしてすごく魅力的なキャラクターです。
ゲーム内のキャラクター達が惹かれていくのは当然ですね。
前向きで頑張りやで絶対諦めないところ。
優しくて思いやりがあって困った人をほっとけないところ。
でもそれを偽善に感じさせない性格。それに行動力も。
ルルの行動や言動にゲームをプレイしながら、
何度も、驚かされたり、感心させられたりしました。
それにドジなところも可愛くて好きです。
完璧じゃないところが、またいいのかもしれない。
貪欲なところも凄く好感が持てます。
好きなものは好き!欲しいものは欲しい!って言えるとこ。
乙女ゲームの主人公によくある「~のために身を引く」とか
「好きだけど彼のためにならないなら諦める」
とかあるじゃないですか~
ああいうのイライラするんですよね。
相手になんとかしてもらう受け身なとこが。
ルルは自分が欲しいと思うことが相手のためもなると
信じて突き進んじゃうんですよねo(^-^)o
駄目だったらまた考えればいいやって感じで。
そういう潔さがカッコいいなって思います。
でも最後は相手のために我慢するんです。
諦めるんじゃなく。
そういう健気なところも愛おしいです♡
なんかゲームしながらルルを応援しちゃうんですよね。
応援しながら情けに事を言う攻略キャラに叱咤までして。
まぁこれもキャラを愛するが故なんです(^_^;)
とにかくこんなに思い入れの深い主人公は稀です。
ワンドを好きになったのはルルのおかげでもありますね。
最後に
正直、無印ワンドをプレイした時は面白かったけど
恋愛ゲームとしては物足りないなと思っていました(^_^;)
でも作品を重ねるごとにゲームの中のキャラクターが
成長していき、それに伴って恋愛も深みが増しました♡
キャラクターの成長とともに、
作品自体も成長していったんだと思います。
1作目から今作までが1つの作品なのかも。
全てプレイし終わってそんな風に感じました。
だから、おすすめを聞かれても全部としか言えません。
無印ワンドの1つのエンディングがワンド2のストーリーに
繋がっているから…だから今回のエンディングでは無印の
CGやセリフも抜粋されてますしね(^_-)
どれも欠けちゃいけない『ワンドオブフォーチュン』という
世界の一部なのです。
ゲームとしても1作目からどんどん進化していってますよね。
無印の作業ゲーの面倒くさかった部分がワンド2では簡略化されてたり、オマケコンテンツも作品ごとに充実してきたりと、どんどん改善されていたような気がします。
制作の方々も作品を通じて成長なさったのではと思います。
ユーザーの意見や要望を真摯に受け止め取り入れてられたのがすばらしい作品を生み出す結果に繋がったのではと感じます。
攻略キャラはもちろんサブキャラも丁寧に描かれていて
作り手の作品やキャラクターへの愛情が伝わってきます。
だからこそ!
こんなに幸せで優しさに溢れた作品になったんでしょうね。
これで終わりだと思うと淋しいことこの上ないんですが
本当にいい作品に出会えて良かったです。+.。ヽ(^-^)ノ。.+。
淋しくなったらまた最初からプレイしたいと思います。
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