あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶（しべちゃ）にある平田家具店。
そこの主任の平田敬（たかし）は 日も暮れようという夕刻、一つの家具 を見ていた。 その家具の底に何かを見つけたのだ。
「何かある（笑）」
と主任は無邪気な笑顔を見せた。
その家具は、蓋を開けると子供のおもちゃや、ひざ掛け、普段は人に見せたくないものを、ちょっと隠しておくのに便利な、収納付きのスツール（腰掛け）。
ソファーの前に置いて、足を乗せてリラックスする時にも使える優れ物だ。
そのスツールの蓋を開け、中を覗いた主任は何かを見つけたわけである。
「どれどれ…」
と主任は不用意に手を差し入れた。
しかし、見つけたはずの「何か」は
その手には触れなかった。
その手には触れなかった。
「あれ～？確かにそこにあるのに…」
と、主任は首をかしげながら覗き込んだ。
「すぐそこにあるはずなのに…」
主任はさらに深く手を入れる。
しかし、やはりそれは手には触れなかったのだ。
「んんーーーーーー？？？？」
と主任は、その正体を確かめようと
さらに深く覗き込んだ。
と、次の瞬間…
う、うわあぁぁぁぁぁああああああああああ！！！！！！
主任の絶叫はむなしく響き、
そこには主任の変わり果てた姿が……っ！！
それは一瞬の油断。
家具の深い闇に潜んだ何かの仕業か…？
何が起きたのかは誰も知らない。
その「何か」の真相も。
その一部始終を見たはずの
物言わぬ家具以外には…。
↓油断大敵。何事にも気を引き締めましょう。↓
↓店長と主任の職場はこんな危ない場所です（笑）↓
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