普段は超感覚プレーヤーの私ですが、実は行っていた大学は工学部機械工学科の理系だったりします(^^;


ビリヤードを理論で教える事も出来ちゃうんですよ、実は( ̄ー☆キラーン

え?意外?
ですよね~
だって、普段は体張ってるセクシー路線のイメージですよね(爆)
  
 



いいんですよ・・・



では本題。

みなさん「スクラッチ」したくないですよね・・・
スクラッチする球、匂いで嗅ぎ分けてないですか?
これ、視覚的に分かる方法があるんです!


皆さんは「円周角の定理」って覚えてますか?
必ず中学2,3年生の時には習っているはずなんですが。

まあ、定理の証明は気になる方のみこちらのリンクから確認してください。

大切なのは
「1つの弧に対する円周角の大きさは一定であり、その弧に対する中心角の半分である」

上の図では∠APB、∠AP'B、∠AP''Bの角度は一定であり、∠AOBの半分である。
ということです。


つまり「直径(180°)を底辺とする円周角は90°」と言うことです。



さてさて、90°って何かピンと来ませんか?

そうです、無回転状態での手球と先球の分離角度ですよね!


ここで、一旦別のお話し。


ビリヤード台の形は長辺と短辺が2:1の長方形、つまり正方形が2つくっついた形です。
 


なので、短クッションを直径とした円を描いてみると(半円しか描けませんが)フットやヘッドスポットを円周が通過することが分かります。
 



さあ、上の二つの話し、結びつきました?


コーナーポケットを任意の2点とすると、円周上は90°に球が分離していくポイントになります。



球を置いた図にしてみましょう。

このライン上の先球は反対側のコーナーポケットに手球がスクラッチするということになります。
*正確には、このライン上に接点が来る先球です。




ということは・・・
このライン上の球はスクラッチ、それ以外は安全。

なので、各ポケットからひかれる半円のラインさえ覚えてしまえばスクラッチポイントが分かってしまうんですね!
それがこちら。
 
おーーと、長クッションを直径とした半円もお忘れなく!
 
  ちょっとわかりにくいけど、コーナーポケットとサイドポケットをむすんだ直径からの円も。
 
 
このラインは何となくでいいので、ラインのむすび方さえ覚えてしまえば、スクラッチを気にせず安心して入れに行けますよね!


ただ、あくまでもストップショットの撞点、力加減で!が基本です。
90度に分離する際のスクラッチ回避術です(^^ゞ

引く、押すなどの際はこのラインから自分で加減してコースを見極めることが必要です!

また、クッション後のコースに関しては責任持てませんのであしからず(笑)




ただ、唯一これは私が一人で考えて作り上げたものなので、何か見落としがあるかも・・・
というところが気になります。
何かお気づきの点があればぜひぜひご意見ください!
よろしくお願いいたします(*^_^*)