- ロンドン・ブルバード ラスト・ボディガード [Blu-ray]/コリン・ファレル、キーラ・ナイトレイ
- ¥4,935
- Amazon.co.jp
3年の刑期を務め上げて出所したミッチェル(コリン・ファレル)は、二度と塀の中には戻らないと心に誓います。裏社会とのつながりを断つためにもまともな仕事を探していた彼は、偶然元女優のシャーロット(キーラ・ナイトレイ)のボディーガードに採用されます。しかし、ミッチェルの活躍がギャングのボス(レイ・ウィンストン)の目に留まり...。
重々しい雰囲気のフィルム・ノワール...かと思いきや、コリン・ファレルのPVといったところでしょうか。コリン・ファレルがカッコいいです。でも、ストーリー的にはよくあるギャング映画というか、日本の任侠ものといった感じ。
ギャングから足を洗うのは簡単ではないっていうおハナシです。まぁ、よくありますよね。家族のため、恋人のために真っ当に生きようとしても、しがらみがそれを許さない。特に任侠の世界では人間関係や絆が大事。いろいろな人間関係から抜け出そうとしても、ことは簡単ではありません。
自分の想いを通そうと思っても、それを阻む者がいて、その想いを通すことによって迷惑を被る者がいて...。あちこちのことを考えると進むことも退くこともできなくなってしまいます。ギャングのボスも、ミッチェルを引き入れるため、各方面に手を回し、ポイントを押さえていきます。
折角、裏社会から足を洗おうとしているのに、結局は、ギャングの手法で戦うしかなかったミッチェル。周囲が彼を抜けさせないということだけでなく、ミッチェルの側もギャングの世界にどっぷりと浸ってしまった部分があったのでしょう。
まぁ、既視感のあるストーリーだし、ガン・ファイトも左程迫力が感じられませんでしたが、それでも、コリン・ファレルの存在感とカッコ良さが楽しめました。決して、つまらない作品ではありませんでした。ただ、コリン・ファレル以外、特に印象に残るような作品でもありませんでしたが...。
悪くはありませんが、レンタルのDVDで一度観れば十分かと...。