徳島にお出掛け~いざ、木屋平へ。
Iターンして来たばかりの冬に、
スタッドレスタイヤも履かず雪山に突入…
という身の程知らずのドライブをした思い出深い場所があります。
それは、徳島県美馬市の木屋平。
“こやだいら”と読めずに、ずっと“きやひら”と読んでいた木屋平。
雪にまみれながら道を引き返した時、
夏になったらまた来よう!と誓った木屋平。
…そんな訳で(笑)、木屋平に行って来ました。
せっかくなので宿を予約し、サクッと一泊の旅程です。
おそろしく Smoggyです。 霧、煙り過ぎです。
「ゴォーッ」
途中、滝を発見。
道からよく見える滝なので、ちょっと寄ってみます。
「閑定(かんじょう)の滝」です。
このあたりはまだよかったのですが、
進めば進むほど霧が濃くなります。
地図によると、栗畑があるハズ…、無い。
ブルーベリー農園があるハズ…、無い。
霧どころか、雨もだんだん激しくなっています。
さては、行く手を阻まれている? 何故~!
だんだん周囲が恐ろしい雰囲気になって来たので、
大人しく、宿に向かいます。
山をどんどん登っていきます。
途中では、天然の鹿(おそらく)がぴょんぴょん跳ねている(!)光景や、
シンビジウムっていうのでしょうか、蘭がギッシリ栽培されている風景や
いろいろな野菜の栽培風景が見られます。
いい加減にいい調子で山に登り詰めていくと・・・
広大な(たぶん)グラススキー場を発見、その向かいにありました。
中尾山高原の「平成荘」です。
(ナカオヤマではなくて、詰まって“ナコヤマ”と読む! 面白い)
こんな風に、宿は突然、霧の中に現れたのでした。
「いらっし ませ…」
写真を撮る手も震えます(笑)。
あたり一面真っ白で、木もお花も草も水滴が滴ります。
半泣きで近付いていくと、
予想以上にキレイなアプローチと建物が登場です。
第三セクターの宿ということでほとんど期待はしていなかったのですが、
ちょっと安心しました(うひゃひゃ、スミマセン!)。
中へ入ると、華美ではないけれどスッキリキレイで、
イヤな雰囲気はまるでありません。
お風呂も男女それぞれ家族風呂的ではありますが、
窓も大きく開放感十分で、清潔で好印象。
(晴れていたら “素晴らしい眺望!”とのこと)
温泉ではないけれど、山の清水は肌へのあたりが
やわらかな気がします。
部屋も無駄なモノは一切ないですが、それも非常にいい感じ。
何より、夕飯がとても嬉しいおもてなし!
公共施設の食堂程度かなぁ…などと
やはり期待はしていなかったのですが(きゃーすんませーん)、
名産物・お素麺の汁物に、お野菜の煮物、山の魚、
山菜の天ぷら(最近よく見かけるピンクの岩塩でいただく!)
などなど、非常に美味。お茶も、美味なのです。
ひとつひとつに心がこもっている気がして、
とてもとてもHappyでありました。
お値段も手頃なのに大満足。
シンプルが好きな人にはオススメの宿だわぁ~と思いながら、
夕飯後には爆睡、気付いたら朝(しかも遅め)だった私です(笑)。
それにしても木屋平、いいところだなぁ~(*^。^*)
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「平成荘」
■住所
美馬市木屋平字太合カケ445-1
■TEL
0883-68-3422
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