2013年1月に腹痛、黄疸により入院、膵臓がんと診断

「膵頭十二指腸切除」の手術

病理検査の結果 リンパに転移、ステージⅣaと診断

2013年3月に日之本元極気功を初めて受講

 

「お母さん、絶対良くなるから

気功をやりに高山へ行こう」

 

そう言って私は

母に気功の入門を勧めました。

母は、

私のことを

信頼してくれていますので

そんなに拒むこともなく

行くことを

受け入れてくれました。

 

けれども、母の心配は

あまりそういったことに

理解のない父が認めてくれるか

そして高山まで行って

帰ってこられるだけの

体力があるだろうか

ということでした。

 

けれども、

父も

こんなに暗く落ち込み

弱った母を

今までに見たことがなく

父自身も困っていたようでした。

どちらかというと

父はわがままで気分屋。

そんな父に合わせなだめながら

家の雰囲気を

明るくしてきた母。

 

その母が

暗く言葉を発しないのですから

父としては

もうどうしようもないわけです。

父も、私の提案に

すぐ賛成してくれました。

父も何かに助けてほしかったのかもしれません。

 

次に、母の体力面ですが

それには自信がありました。

絶対大丈夫だと。

日之本元極では

本人が入門してやると決めた時点で

その人にどんどんエネルギーが入ってくるのです。

不思議な話ですけれど。

 

ですから母に

実家から高山までの道のり

片道約3時間必ずもつよ。

安心して、と告げて

高山行きを決断しました。

 

退院して約1週間後のこと

まだ家では

一日中寝たきりの状態のときでした。

私は母を車に乗せて

実家から高山へ向かいました。

その時の母は

ほとんど一日中

ベッドに寝ている状態です。

おかゆ中心の食事をしても

下痢でほとんど出てしまい

尿は

いまだに出ていませんでした。

私の車はワゴン車ではないので

前の座席を最大限倒し

母を寝かせて毛布をかけ

ゆっくりと出発しました。

母は、行きの車中は

ずっと寝ていました。

 

  

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