2013年1月に腹痛、黄疸により入院、膵臓がんと診断

「膵頭十二指腸切除」の手術

病理検査の結果 リンパに転移、ステージⅣaと診断

2013年3月に日之本元極気功を初めて受講

 

今は情報が

世の中にあふれていますし

医者も患者にがんであることや

進行の度合いも隠しません。

 

けれども告げることによって

治る人も治らなくなるのではないか

と本当に思いました。

母は、宣告によって

自分は

もうすぐ死んでしまうのだ

と生きる希望を

失ってしまったのです。

何をする気にもならない

今さらがんを治そう

という気も起きない

だただ死を待つだけ。

 

その精神的なダメージを克服し

自分の力で

寿命を延ばしていらっしゃる方も

たくさんいらっしゃいます。

 

けれども

がんであることがわかる直前まで

普通の暮らしをしていた母が、

がんとわかってから2カ月あまりで

「5年生存率10%、ステージⅣ」と告げられ

それを受け入れることは

たやすいことではない

と思いました。

 

そんな母を見ていて私は

もう待っていられないと思いました。

 

母に、「私と一緒に気功をやろう」と誘ったのです。

先生方からも

完全に治るかどうかは

本人の努力次第だから

はっきりとは言えないけれど

入門するなら

できるだけ早い方がいい

と言われていたこともありました。

 

母に入門を勧めたときの

私の気持ちは

「何とか母の寿命が延びてほしい」「死の恐怖から逃れ

母に穏やかな気持ちで毎日を過ごしてほしい」

というものでした。

 

私自身も

気功を10年ほど続けており

これまでに

気功を修錬することで

どんどん健康になりました。

ここ数年は風邪も引かないし

医者にも行っていません。

好転反応によって

寝込んだことはありますが。

精神的にも強くなってきました。

仕事や人間関係で

悩みを抱えることがたくさんありますが

修錬をすることで

解決のために何をするべきかが明確になり

負けそうになりながらも

何とか折れずに這い上がることが

できるようになってきたと思います。

 

だからこそ、きっと母も

気功に入門することで

何らかの体調の改善が見られ

精神的にも生きる気力が湧き

穏やかな気持ちで

毎日を過ごせるようになるのではないか。

と考えたのです。

 

  

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