その後しばらくは、
私は父のことは、ほかっておきました。

というか自分のことで大変だったので
かまえなかった、というのが事実です。

たまたま、母と電話をしていたら、
母から父の話をしてきました。

季節は初夏。
畑作業が趣味の父は外に出るのが忙しく
なかなか自分からは
修練に向かえなかったようでした。

でも、母が、雨の日や暑い日の午後、
エアコンで涼んでいるときに、
「一緒にやろう」
と誘うと思いのほか素直に、「おう」
と言って一緒に修練ができたというのです。

父がやるのは、
「はじめて環排」「清昇濁降む」「天長地久」の
3つだけですけど。

私は、名古屋講座で
何かかめ爺先生がお話されたのかな、
と想像したり

父も、最初は母のために
気功を始めたことを思い出したのかな
と思ったりしました。

それから、母によると
隙間時間を見つけては
誘うと一緒にやるようになった
ということでした。

続く

{633E7676-9CB5-4405-9FA1-DE03C7BB9ED9}