4月28日は日本の主権が回復した日 | 同床異夢

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1952年(昭和27年)4月28

にサンフランシスコ講和条約が締結された。

 

これにより、昭和20年8月から続いていた、連合軍(主にアメリカ)の占領が終わり

日本は約7年ぶりに、独立国となった。

 

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アメリカでいうところの独立記念日に匹敵するくらい大事な日なのだけど、

殆どの日本人はこの事を知らない。

祝日になってしかるべき日だと思うが、そんな話も出てこない。

私は、4月28日になると、毎年国旗を掲げるようにかれこれ10年もしているが、未だに

「明日の間違いではないの?」

と言われる。

 

昭和20年と聞くと、もの凄く昔だと思う人が多いようだけど、

日本の長い歴史から考えると70年前なんて、

ついこの間のことくらいの感覚であるべきなのだ。

 

それが、約7年の占領政策で全く違った国のようになってしまった。

「国」というものを意識しない人が大半を占めるようになり、

「日本が好きだ」といっても、それは戦後日本の事であり、

二千年以上続いてきた素晴らしい日本のことを意識している人は、

国民の中で既に少数である。

 

主権が回復しなければ、国家は存続していないのも同然、

そんな所に住んでる人々の生命など誰も担保してくれない。

つまり生死与奪権は連合国にあった。

台湾の2・28事件のように、国家がないとその民族は虐殺されても

何も出来ないし、誰も助けてくれない。

 

戦後の日本という亡霊のような存在は一体なんなのだろうか?

この機会に、主権が回復するというのは、どのくらい大切で重大なことかを

多くの人に知ってもらいたいと思う。

 

カタカナの「ニッポン」から漢字の「日本」へ変われるようにならなければ、

日本の本当の独立はない。

そして、現在の日本は独立している状態にはほど遠い。

多くの人は独立国家と思っているかもしれないが、領土や領海そして国民を守れない国は

独立国と言えない。

いつまでも独立しないと、知らないうちにどこかの

国の植民地になっているかもしれない。

それは、国家が消滅することを意味する。

 

ゴールデンウィークで浮かれるのもよいが、国がなくなればゴールデンウィークどころではない事を知ってほしい。近い将来そんな時代が来るかもしれない・・・

 

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