大晦日の夜から新年にかけて
星たちの連続した軌跡を撮ろうと目論んでいましたが
少し前まで部分的には見えていた星まで雲の中へ
↑ 撮影場所は世田谷の多摩川河川敷
単純な固定撮影を予定
天体写真撮影時、通常は
暗順応阻害防止と光の映りこみ、
他人への迷惑の観点から
通常照明は赤色を使用します
↑ 10年ぶりにフィルムを入れた一眼レフ
愛機CANON F-1
LAKE PLACID1980 オリンピック限定機
今日のレンズはFD24-35/3.5 SSC ASPHERICAL
(すいません、ほとんどの人は分からないと思うので
流してくださいネ)
↑ 後からやってきた長女と記念にカシャ!
ここは質問なしですからね~
結局星がひとつも見えないままのカウントダウン
でも何か記録を残そうと風景だけ撮る事に
2011年最後の10秒と
2012年最初の10秒の計20秒間露出しての
年をまたぐ風景写真です。
冷静さを失っていたため、露出を与えすぎた
為に明るくなりすぎたのと、
カラーバランスが崩れてしまいましたが
そのまま載せています。
F-1はフィルムカメラであり、デジカメでないため、
事前露出確認テストが出来ず、
現像が上がるまで結果がわからない、という
ドキドキ感を味わう事となるわけです。
ちなみに巻き上げも手動、ピントも手動、
自動露出機能もありません。
でもその分、「撮ること」自体に楽しさがあるカメラです
上の写真も質的にどうこうではなく、
通常、瞬間を写し取る写真に、
時をつなぐ時間までも写しこんだ点においては
面白いのではないでしょうか