私は実家のある福岡に
帰って来ていた。
駆け落ち同然で出て行った私は
住民票も移してなく…
「母子手帳」を
貰う事が出来なかったのだ。
地元に帰り、
ママが探してくれた産婦人科へ向かう。
もちろん
ママも付いて来てくれた。
車の窓から見える
地元の風景に心がすごく安らいだ。
お花がたくさん咲いた
白くて綺麗な病院に着いた。
ドキドキしたがら
入り口へ向かう。
正しく言えば
ドキドキより、ワクワクだったかも知れない…
少なくても
かつて、東京で出血し
1人で病院に行ったあのドキドキとは
正反対の物だった。
受け付けを終え
看護師さんが病院の中を案内してくれた。
ホテルみたいな病室✨
レストランみたいなご飯✨
産後のエステルーム✨
「ここが分娩室ですよ☺️」
緑の布が敷かれた手術室を
イメージしていた私は、
分娩室とは思えない
部屋を見て思わず…
「超すごぃ!!」
声が出た。
すると、
看護師さんは微笑みながら
「10ヶ月頑張ったママさんへの
ご褒美なんですよ~✨
産んでからがママの本番ですからね!」
ママの本番…?
その頃、
「赤ちゃんを産む事がゴール」だと
思っていた私には
「ママの本番」
の意味は分からなかった。
そして後に…
育児の大変さを身を持って感じ、
ため息をつきながら
あの言葉を思い出す事になる。
「産んでからがママの本番」
日菜あこ@hinaakohinaakoblog更新♥️日菜あこ100円リップ💄レポ💗ピンク 【他画像2枚🈶】#メイク @line_blog https://t.co/eLF5c2wwJ4
2017年05月21日 12:58