世話焼き爺のブログ
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たまにはゴルフのお話

最近まで通っていたゴルフスクールのプロ曰く、アマチュアゴルファーの7割がスライスに悩んでいる。私もレッスンを受けてもスライスに悩まされていた。一番の基本は正しいインパクトを練習するための小さなスィングの練習と言われていた。

しかし、トップスィングから切り返して「小さなスィング」の形に持ち込めるのか分からなかった。

桑田泉プロがクオーター理論を唱えている。桑田プロ曰く、アマチュアゴルファーの多くは振り遅れが原因でスライスするのだと仰る。垂直に立ち腕をまっすぐ前に伸ばしてクラブも垂直に立てて、体を右に90度ねじり、急速に180度回転させると、手が先行してヘッドは必ず遅れる。

このスタイルで前傾姿勢をとり、シャフトも上半身の傾きと同じ角度に採って体を急速に回転させると、クラブヘッドは著しく遅れる。プロはその現象に対しクラブヘッドを立てる動きを自然にしている。ジュニア時代から慣れ親しんだこの「ヘッド」を立てることは無意識で完成されていていると仰る。

その結果をアマニ教えても「振り遅れ」を治せるものではない。

EV電動自動車ばかりになると困ったことになる

今までの車は大部分ガソリンや軽油を燃やして走っていた。

ガソリンや軽油の原料は原油である。原油を加熱すると沸点の低い揮発性のガソリン留分が真っ先に蒸発してくる、次にジェット燃料や灯油の留分、さらにディーゼル燃料となる軽油、最後に残るのがアスファルトを含む重油である。原油には元々硫黄分を含んでいる。ガソリンはもちろん灯油や軽油など製品にするには硫黄を取り除かねばならない。取り除いた硫黄は回収言硫黄として硫酸など基礎化学品の原料になっている。
 

アスファルトを含む重油は真空蒸留して、絶縁油(トランス油)、機械類の潤滑油を作り、最後に残るのがアスファルトである。
原油にもガソリン留分が少ない物もあるが、灯油やジェット燃料を作ったらガソリンが余ってしまう。軽油も余るかも知れない。すべて燃料にしてしまえば簡単だが、電気自動車だとて道路を走ることには変わりはない。道路をすべてコンクリートで作ったらタイヤが摩耗してしまうし、耐久性が無くなるだろう。アスファルトは必要だがどうするか。

税金が取れなくなる?? ガソリンには揮発油税として1リットルあたり、53.8円の税金が掛かっている。年間3兆円以上の税金が国及び自治体の財源になっている。電気自動車からどうやって税金を取るのだろうか。

ジェット機が飛べなくなる?? 
ジェット燃料だけのためで石油精製業が成り立たない

石油ストーブが使えなくなる??
灯油のためだけでは石油精製業が成り立たない

船舶が動かなくなる??
船舶は重油を燃料とする大型ディーゼルエンジンを使っている。世の中には重油を多く含む原油はあるが原油をそのまま燃料にするのは危険である。

 

原油を採取するとき複製するプロパンやブタンはLPGとしてタクシーに使われている。石油製品が不要となればLPGの生産量は減少する。

 


 

日経新聞は生きた経済を知らない

1917年3月19日付けの日経新聞に「デフレ対策の必要性を粘り強く訴えよ 」と言う記事が掲載された。日経の言うデフレ対策とは日銀の更なる金融緩和だと言う。

確かに今の黒田総裁以前の白川氏の頃は、金融緩和などは禁句であった。では、金融緩和でデフレが少しでも解消されたか、答えはNOである。

そもそも日銀の行う金融緩和とは金融機関の保有する国債を買い上げてそのお金は各金融機関の日銀当座預金に預金されるのである。元来金融機関は金融機関に預け入れられる預金高に応じて、取り付け騒ぎ防止の保険として義務として法的に預け入れられる預金である。本来の金融機関は貸し出して金利を稼ぐ商売である。

ところが、デフレで借り手であるべき企業が金融機関から借りない。仕事が無いから人を雇わない、設備投資をしない、借入金が減り利益が出ると内部留保として預金を増やす。

金融機関は本来金貸しが仕事である。借り手が減れば金融機関も経営が苦しくなる。最近地方銀行などで合併話が聞こえるのも当たり前なのである。

この状態を井戸に例えて言えば、干上がった井戸の外のバケツに水をせっせと溜め込むのが金融緩和である。干上がった井戸にはバケツの水を呼び水として入れてやることである。

実際は政府が公共投資をして需要を作り出すことである。政府であれ企業であれ借金をすることが悪いと捉えられるが、信用の創造とは借金を増やすことで起こり、需要が需要を呼び生産やサービスが増大する。すなわち国内総生産(GDP)が成長するのである。

経済を知りたければ「日経新聞」を読んではならない。

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