世話焼き爺のブログ -3ページ目

借金が世の中を救う

金融の世界に信用の創造なる言葉があります。誰かが銀行に100万円預金したとします。預金した人の通帳には100万円が記帳され、銀行口座には100万と言う数値が入ります。銀行は100万から、法定準備金を仮に10%として10万を残して90万を誰かに貸し出します。90万は借り入れた人の銀行口座に90万と言う数値で入ります。2つの銀行には最初100万と2番目の銀行の90万が計上され貸し出し可能金が190万に増加したのです。この貸し出し行為を無限回繰り返しますと、最初の100万円は1000万円に増加します。
1000=100÷(1-0.9)
無限等比級数の和 S=A÷(1-r) S合計 A元金 r貸出率(この例では90%)

なんと最初の100万円が1000万円に増えるのです。このことを信用の創造と言います。
政府が国債を発行して得た資金で公共投資などに使いますと、需要が増えた民間企業は銀行から融資を受け仕事をします。この仕事は下請けにまで回り、必要な資金が銀行から借り入れられ信用が膨らみますます仕事が増えることになります。回りまわって国民の所得が増加し需要が創出されます。

現在の状況は、需要が少なく民間企業は内部留保を増やしてばかりで銀行から借り入れをしません。
資本主義というのは他人資本を株式と言う形で調達し、不足を金融機関から借り入れ収益を上げるシステムです。内部留保になっている資金は金融機関に溜まりこんで金融機関は貸出先の不足に悩まされています。
干上がった井戸には呼び水を入れてポンプで吸い上げます。この呼び水となるのは、現在では公共投資や政府最終支出になるのです。

大東亜戦争

明日は太平洋戦争の終戦記念日と言われている。単純化すれば日本がアメリカに徹底的に負けたということである。
なぜ日本は対米英戦争に突入したのか?
日本の東京裁判史観では、軍部の独裁特に陸軍が悪者扱いになっている事が多い。
1951年3月アメリカ上院軍事外交合同委員会でマッカーサーは
「日本は絹産業以外には、固有の天然資源はほとんど何もないのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い。錫(すず)が無い、ゴムが無い。それら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。もし、これらの原料の供給を断ち切られたら、1000万から1200万の失業者が発生するであろうことを日本人は恐れていた。したがって、彼らは戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてだったのことだったのです」
と語っています。
もっと決定的なのは、日米開戦時のアメリカ大統領ルーズベルトが対日戦争を欲していて、徹底的な経済制裁を日本に課したことです。アメリカ・イギリス・中国・オランダ(ABCD)が対日石油輸出を止めたのです。アメリカは鉄くずの輸出も止めました。
さらに殆ど最後通牒となるハルノートを突きつけられます。簡単に言えば江戸時代の日本に戻れということです。たとえハルノートを受け入れたとしても石油の禁輸なが解除される保障すからありません。
ただ、日本が大東亜戦争を戦わなかったまらば、日本自身も含めて有色人種の国はすべて白人国家の植民地となったはずです。

”東京都知事、舛添の次は蓮舫? 大義なき候補者選びは支持者を裏切ることに気付いて!”




都知事選のとき、自民党は桝添で、元航空幕僚長 田母神 俊雄は落選した。どっちに転んでも碌なもんじゃない! 東京都にはまともな日本人はいないのか。石原慎太郎前知事に推薦状を書いて貰おうとすると橋本 徹 元大阪市長に落ち着くのだろうか。