けの汁を作る前に。

 

 

スーパーマーケットで半額のもうかさめを見つけたみかん、脳裏に浮かんだのは

 

はんぺんだって白身魚なんだからアリオッタにしたっていいじゃないか

 

というあのとき の謎のフレーズもやもや 

賞味期限ギリギリまで冷蔵庫で放置されていた、新規開店の特売で買った2枚で 98円(税別)のはんぺん の処遇に困ったみかんが放った、起死回生の逸品一品を生み出すきっかけとなった、あのフレーズくるくる

もちろんまずくはなかったおいしかったのだけれど、結局はホタテの味で、そもそも、マルタ在住のももちゃんのレシピ

 


『はんぺんだって白身魚、アリオッタに使ったっていいじゃない』
牛上バラカルビ マンダリンオレンジページ牛バラカルビ、三食目はペッパーサラダマリネでいただきます 2017-07-29 23:07:26 を副菜に追いやったの…
 

 

では、

 

アリオッタ=白身魚のトマトスープ

 

になるはずで、

 

ホタテのトマトスープとはんぺんのトマト煮だった前回

 

 

アリオッタを作ったとはいえないのではないか

 

という不満がつのりっぱなしだったのだショボーン

で、リベンジを図ろうとしたものの、買い物かごに入れたもうかさめ

 

切り身だから、そもそもダシが出る肝心な、頭だとか骨だとかがついていない

 

ではないかガーン ほかの尾頭つきの白身魚は値引きされる気配すらなく、となれば力を貸してくれる半額の貝はないかとうろつくみかんの前に、女神さまが降臨お願い

 

目の前で、青森県十三湖産の活しじみの 3割引のシールの上に半額のシールをぺたりお願いお願いお祝い

 

 

我先にと買い物かごに放り込むみかんニヤリ ダシに活しじみという選択が、のちに不幸をもたらそうなどと、このときのみかんは考えもしなかったものの、なにやら胸騒ぎは感じていたらしい!!

 

カットぶなしめじ 100g 68円(税別)、中玉トマト 2個で 50円(税別)、プチトマト 10個で 50円(税別)など、お値打ち価格の材料を手に入れたみかん。活しじみ 147g 108円(税別)に次ぐ贅沢品であるハーブをスキップしながら買い物かごに入れたものの、無意識のうちに手にしたそれは、必要なミントではなくイタリアンパセリだったという失態を犯すガーン

 

 

結局、ドライミントを使って、イタリアンパセリはお飾りになってもらいましたが、なにか締まりませんもやもや

少しばかり方向性が変わってしまった半額魚介のアリオッタ。どうせならばと、白米の代わりにキヌアを放り込んでみました。

 

 

できあがったのは、半額魚介のアリオッタというよりも

 

半額魚介のトマト雑炊キョロキョロキョロキョロキョロキョロ

 

ま、

 

ぶなしめじを買い物かごに入れた瞬間に浮かんだイメージ(注)どおり

 

のものグッグッグッ

(注)ぶなしめじを見た途端、マルタ料理のアリオッタよりもトルコ料理のブルグルのトマトリゾットになってしまいましたアセアセ

 

 

なので、マルタ共和国(にたぶん現在も)在住のももちゃん流アリオッタの作り方を再びペタリ。

 

マルタ共和国(にたぶん現在も)在住のももちゃん流
-アリオッタ-
※マルタで作るときにはトマト缶も、トマトジュースもトマトケチャップも使いません。プチトマトではなく完熟トマト3個ほどをざく切りにして、クンセルバ(マルタのトマトペースト)を加えて煮込みますので、水の量はもっと多くなります。

(2人分)
白身魚 大2切れ (ハリバット、スズキ、ヒラメ、カレイやタイなど)
たまねぎ 1個
にんにく 2~3カケ
トマト缶 1/2缶
トマトジュース 100ml (トマト缶を1缶使うのならば不要)
トマトケチャップ 大さじ2 (クンセルバなるトマトペーストの場合には大さじ1)
プチトマト 6個
白ワイン 100ml (なければ赤)
ミント(フレッシュ) 1枝分 (10枚ほど)
マジョラム(ホール) 小さじ1/2 (お好きなもので、だだしマジョラムがもものおすすめ)
ローリエ 1枚
オリーブオイル 大さじ1
レモン 1個 (半分はレモン果汁として、半分は飾りに使う)
塩・胡椒 少々
白米 0.5合
水 300ml

1 たまねぎ、にんにくはみじん切りにして、マジョラムを加えてオリーブオイルで炒める。
2 トマト缶、トマトケチャップ、ミントの葉(飾りの分は残す)、ローリエ、水を加えて、トマトを(プチトマトにあらず)つぶしながら弱火で 5分ほど煮込む。
3 白ワイン、白身魚、プチトマトを入れ、30分ほど弱火で煮込む。15分ほど経過したら白米を入れ、蓋をして 15分煮込む。白米が炊けたらできあがり。赤児が泣かなくても蓋をとっても問題なし。
4 皿に盛りつけて、ミントとレモンを飾り、レモン果汁を回し入れてからいただきます。

 

 

いやいや、みかん流半額魚介のトマト雑炊もおいしいですので、材料だけキラキラ

 

みかん亭流 -半額魚介のトマト雑炊-

 

(20cm の深いフライパンいっぱい分)

もうかさめ(切り身) 1切れ(塩・胡椒して5分。小麦粉をふって焼いて一度取り出す)

しじみ 150g(砂抜きは不要。ただし、水にしばらくつけていろいろと吐き出させる)

たまねぎ 1/2個(みじん切り)

にんにく 1カケ(みじん切り)

トマト缶 1/2缶

トマトジュース 100ml

トマトケチャップ 大さじ2 (カゴメトマトペースト 大さじ1)

プチトマト 4個

なす 1個(7~8mmの輪切り)

カットぶなしめじ 100g

白ワイン 100ml

ミント(フレッシュ) 1枝分 (10枚ほど)

マジョラム(ホール) 小さじ1/2 (お好きなもので、だだしマジョラムがもものおすすめ)

ローリエ 1枚

オリーブオイル 大さじ1

レモン 1個 (半分はレモン果汁として、半分は飾りに使う)

塩・胡椒 少々

キヌア 30g

水 300ml

 

 

これ、いい仕事します。

 

 

 

さて、みかんを襲った不幸。

 

トマトスープに浮かぶしじみとぶなしめじは一瞬で区別は難しい

 

からご自由にご想像くださいもやもや

さらに手がかり。

 

しじみは水から煮出して沸騰したら取り出して、だし汁だけを使いましょう

 

ついでにもうひとつ。

 

煮込んで痩せたしじみはおいしくありませんよ、みかんは食べるけれど

 

正解はwebで!!