幼稚園の友人に師範の方がいらっしゃいまして、自宅で習字を教えてくれるというので、去年から通っています。

もともと書道に興味があったのですが、なかなか機会が無くて。

実用書道なので、硬筆(ペン習字)と筆(小筆) 両方でもいいし、どちらかでもいいし。
筆もやりたかったのですが、両方やる余裕がなさそうだったので、とりあえずはペンだけ教えてもらってます。

月に1度、清書を出すと、段級位をもらえます。

8級から始まり、先月ついに、初段をいただきました!




お芽出度う ・・・ って書くんだなぁ・・・とか思いつつ。

申請すれば免状をいただくことができて(有料)、小学生を教える資格がもらえるらしい。

初段からは、楷書のほかに行書の課題提出もしないといけないので、練習はじめました。




ん~・・・むずかしい (-_-;)

でも、ここまで色々考えながら、じっくり文字と向き合うことって今まで無かったから、こういう「集中」がとても心地よい。

いまはまだ、先生の字をマネっこしているだけなので、美しい字が書けているわけではなく、ただ「マネができている」だけ。本当の意味で、美文字になれる日は来るのか.....?

せっかくの機会なので、頑張ろうと思います\(^o^)/


あけましておめでとうございます。
ドイツから帰ってきてからは、数カ月に一回ペースの更新になっていますが。
一応ほそぼそと続いてはいますので、今年もよろしくお願いします。

近年は、メールやらSNSやらで新年のあいさつを済ませる人が多く、年賀状を送る人も、年々減っているとか。

私が小学生の頃、父が黙々と木版画を彫って年賀状を作っていたのを、とても鮮明に覚えています。

彫刻刀で版木を彫って、絵の具を塗って、バレンで刷って・・・の工程を、興味深く見ていたんだと思う。
小学校1年生の年末、父に「やってみるか?」と言われた。
たぶん、「うん」と言ったんだろう。
一緒に近所の文房具屋さんに、イノシシのスタンプを買いに行って、それをもとに下絵を描いてくれた。

下絵をトレーシングペーパーにトレースして、裏返して版木に貼る。
乾いたら、彫刻刀で掘る。
彫刻刀を持つのは初めてだったから、持ち方から教えてもらった。
今思えば、小学校1年生に刃物を持たせるのってすごいなぁと思けど、それ以来、できるだけ毎年版画彫っていて、怪我した記憶はない。
ちゃんと教えれば、大丈夫なものなんだな。

この年の版画は、おそらくほとんど手伝ってもらったのだと思うけど、子供ながらに嬉しかったのは覚えている。

それから数年たって、4年生(10歳)の時に、また版画をやってみようと思ってチャレンジした。

下絵からぜんぶ一人でやった最初の作品がコレ。




足まで彫るのは大変そうだから、草むらでごまかしています(笑)
ヒゲは後から書いてます。
文字を浮彫りにする技術はまだ無いので、周りを浮き彫りにして、文字を線彫りにしています。
とはいっても、目とかキバとか、10歳にしては上々の仕上がりだと思う!(自画自賛)

これから12年後(22歳)のトラがコレ。



久々に気合い入れて彫った覚えがあります(笑)
ちゃんとヒゲも浮彫で彫ってます。
黄色も単色ではなく、濃淡をつけて3色使ってたりして、こう見えて10色も使ってます。

ご存知かと思いますが、多色刷りの場合、色ごとに板を替えて刷るので、
バレンでこする回数=はがきの枚数×使った色数 
となります。
10色刷りを50枚刷ろうと思ったら、500回こすることになる。

これだけ入り組んだ下絵だと、彫るのも時間かかるし、けっこう大変な労力なのですが、そういう作業が好きなのです(笑) 苦ではありません。 

むしろ、黙々と彫って、刷って していると、「あぁ~年末だなぁ」と。
より年末らしさを感じられる。そういう感覚も好き。

完全に自己満足なわけですが。

年賀状らしい年賀状が減っている昨今では、こういうのもいいのかもしれない。

受験とか、喪中とか、年賀状に割く時間が無かった年以外は、極力版画で作ってきました。

卯(11歳) バンビ(@ディズニー)のミスバニーをモデルにしてみた。目がセクシー(笑)



蛇(13歳)



午(14歳) 初めて背景をつけてみた



未(15歳) 受験生だったけど彫ってる(笑) 忙しかったので単色で。



申(16歳) 茶色の申バージョンもあり。



酉(17歳) 線を、より細く浮き彫りにすることに命かけてた時期。ひよこの目は後から書いてます。



大学受験とかいろいろ忙しくてしばらく飛んで、前述の寅の次の卯(23歳)
初めて賀詞を文にしてみたが、これ彫るのがものすごーく大変だった。



辰(24歳) 試し刷りしか残ってなかった。色使いとか細かさに命かけてた時期。



巳(25歳) これも失敗作しか残ってない。



午(26歳) 背景は金色でめでたい感じです。



この後、結婚・出産などあって、版画は長らく中断しました。

子供が生まれた後は、時間が無いのと、近況報告の意図が強くなり、パソコンで作れる写真の年賀状にしていたのですが。

下の子が幼稚園にあがり、久々に版画やりたくなって、自分の版画セットを取り出してみた。
いつかまた再開しようと思って大事にとってあったんです。



彫刻刀も、錆びているかもな~と思ったけれども、切れ味は悪いながらも、意外とちゃんと切れたし、未使用の版木が何枚も入っていた。・・・・そんなに時間かからない図案ならできるかもと思い。

十何年ぶりに作成。



長年のブランクと、加齢と、彫刻刀の切れ味の衰えと、もろもろあるにしてはまあまあだったと思います。

あまりたくさんは刷れないので、20枚ほど。
ごく身近で、写真で近況報告するまでもない人たちには、これで出しました。

子供の頃に見た父の版画。



最初に見たときから、いつかはこういうのを彫れるようになりたいな。という思いがずっと頭にある。

主婦の年末って忙しいから、なかなか難しいと思うのだけど。
やっぱりいつか、ガッツリ、THE・版画 っていうやつをやってみたい。




ここ最近、ひどい肩こりに悩まされていました。
首筋から肩甲骨まわりまで、ガチガチで。
マッサージと針に行ったりもしたのですが、ちょっと運動した方がいいかなーと、スイミングに通うことにしました。
夫の勧めで、定期的にランニングをしていたことがあったんだけど、3ヶ月ほどで中断しっちゃって(-_-;)
自分に甘い私としては、ちゃんと曜日が決められていて、行かなきゃいけない状況を作らないとダメだな!と思い、うちの子たち3人が通ってるスイミングの成人クラスに申し込むことに。
ここには、義母もずっと通っており、私と同時に夫も通うことにしたので・・・6人がお世話になっていることになる。・・・・だいぶ経営に貢献してるよね!?

私は、小学生から選手コース、中学~大学までは水泳部で泳いでたので、選手歴は長いわけですが、その後の運動不足期間が長すぎて。
ちょっと泳ぐと腕があがらないわ、ターンで腰がボキっというわ、エライことになってます。

けど、自主的にプールに行くだけだと、好きな泳ぎしかしない(自分に甘いから)。
ちゃんとコーチがメニューを組んでくれると、自主的には絶対やらないようなこともやらないといけないから、バランスもいいし、心地よい疲労感も得られます。

枕を替えたことも良かったんだと思うけど、ひどかった肩こりがだいぶ解消されたのでした!!

ゆくゆくは、マスターズの大会にも出られたらいいな。