2009年年明けて間もない頃、父と彼の初対面の日を設けました。

おそらく私が一番緊張してたと思いますショック!

「お父さん、この人が彼氏です!!」という紹介はしたことなかったんです。


とりあえず、彼と待ち合わせしてランチしつつ打合せ。

「一緒に旅行行ったこととか秘密やけん、その話題には触れんどこ」

「結婚のこととか突っ込まれたら、考えてますって答えよう」

「大人の関係になったのか?と聞かれたら、いえ結婚するまではって言おう」

等、今思えばバカげたことばかり話してましたが、その時は必至(笑)


手土産は何がいいか考えたけど、無難に両親が好きなケーキを買うことに。

父が好きそうなケーキをセレクトケーキ準備万端で私の家へ。


「お邪魔します。初めまして、○○と申します」

「おー来たか。まぁ座れ。」

「失礼します。あの、これケーキです。食べて下さい。」

「俺は甘い物食べんったい。酒しか飲まん。酒持ってこいむっ

「あ…」と言って私に助けを求めていました。

父はお酒も甘い物も両党なのに、ちょっと意地悪したかったのか、真相はわかりません。


そこから、父と彼の世間話が始まりました。付き合いについて一切触れることなく、彼の仕事のことを聞いたり、父の昔話をしたり、父の仕事の話をしたりでした。

それから、私の話。小さい頃の話や、短所を彼に暴露してました。

そこで強く言われてたのは「こいつは、三日坊主、面倒くさがり、気分屋やけん」

「いやいや、父さん、普通は彼氏に娘の短所ばかり話さんやろ…」とげんなりでした。後日彼から、この短所について突っ込まれまくりましたあせるこのお陰でWiiをなかなか買ってもらえませんでした。


夕飯準備が進んで、父と彼との晩酌タイム開始ビール

彼はそんなに強くないのですが、頑張ってお酒に付き合っていました。

「酒は付き合い程度飲めればいい。自分のペースで飲め」と言いつつ、結構進めてましたお酒既に彼は顔は真っ赤もみじちょっと心配したのか、父は「部屋はあるけん、泊っていってもいいぞ」と言ってました。


彼は基本人見知りで、会話を自分から提案しないので、常に受け身状態。父との会話も終始「はい」「へぇ」「すごいですね」と気の効いた反応もあまりできず。テレビを見ながら、淡々と時間は過ぎ、夕飯食べて、デザートタイムへ。


父は相当お酒を飲んでいたので、ケーキは食べないとのことでしたが、みんなでケーキを選んでいる時、父がすかさず、「このチョコケーキは明日食べるけん取っとけよ」と。彼失笑。最初に甘い物食べんって言ったのに(笑)


盛り上がる感じは全くなかったのですが、長時間一緒に過ごしましたね。

「また飯でも食いに来い」と緊張の一日が終わりました。


帰った後、父が彼に対する印象を発表していました。

①高校生みたい

②ハキハキ喋りきらん

③しゃばい(しょぼいという意味ですが、痩せた彼なのでキャシャの意味かな


いい印象は一つもないようでした叫び結婚許してもらえる道のりは長くなりそうだ…