~線維筋痛症を知ってもらうために(3)~
時々「線維筋痛症」がテレビで取り上げられるようになりました。
ある時、患者で主婦の女性が「人生設計が狂ってしまった。今の時点では、将来に希望が持てなくなってしまっている。」
というような発言をされたのが象徴的だと思いました。
痛みやだるさ、不眠…様々な症状、周囲の無理解とともに、「将来への不安」とも向き合わなければなりません。
娘のように10代で発症して、学校生活が中断してしまった場合。
これから、どうするの?どうなるの?何ができるの?
あくまでも病気を治して(完治でなくても、生活できるレベルまで緩和)出来ること探しをしよう、と前向きです。
大人は、「若いんだから」「勉強はいつでもできるよ」と言えますが
本人は、同級生が進学し、卒業し、就職していくように、自分も自立していきたい。という思いがあって葛藤は続きます。
最近やっと、「のんびりでもいいかな」と言えるようになってきました。