皆様 明けましておめでとうございます
今年も宜しく お願いいたします
年が明け 冬合宿が終わると パキスタンから登山許可が届いた
7年越しの夢 ウルタルⅡ峰7388m の許可が ついに下りた
初めて申請を出してからは 4年の歳月が過ぎていた
7年前 友人から借りた一冊の紀行文からその存在を知った
フンザ谷 バルチット古城の向こうに 険しくも荘厳に聳え立つ山
こんなに人里近くにあって 未だ未踏峰であることが 信じられなかった
この未踏峰の許可が出ただけで 達成感さえあった
だが ちょっと待てよ 許可書には
Pakistan-Japan joint Expedition
と書いてある 意味が分らず 読み下していく
パキスタン隊との合同隊であることが 許可の条件になっている
パキスタン・アルパイン・クラブがパキスタン側の隊を構成するという
そんなクラブなんて あったっけ
パキスタン人で 趣味で登山している連中なんて 聞いたことも無い
世界最後の未踏峰の歴史に パキスタンの名前を 入れたいだけだろう
だが受け入れなければ 許可は取り消されることになる
厄介なのは 装備 特に個人装備をそろえることだ
3名が隊員として参加すると なっている
3人の体格や 足の大きさなどを確認しなければならない
このやり取りは 全部手紙で という事になる
この為に 膨大な時間と エネルギーと お金を費やした
登山靴や シュラフなどは 中古品を供出して貰い 対応した
お金の面は 地元企業をこまめに廻って 足で稼いだ
まだ 企業にもゆとりがある時代で 思った以上に集めることが出来た
もう一つ厄介なのが 医者の確保だった
伝のある 大学の医学部経由で 探してもらっていた
今回参加を決めた 我が山岳会の嘔吐男 宮○は慶応大学出身
その慶応大学 医学部に 山好きな男がいるという 情報が入った
早速 コンタクトを取り 宮○と共に東京へ向かった
その彼 K君は今医学部5回生 遠征時で6回生だ
パキスタンへ医師免許を提示することは 求められない
基礎知識がしっかりしていれば 何とかなるから と説得
明らかに裏技ではあるが 現役の医者を引っ張り出すのは難しい
親の許可があればという条件で 本人の了解を取り付けた
その後 何度か松本に来て 高所医学の専門家を訪ねた
こうして 遠征の目処は徐々に ついて行った
私の場合の メタボ情報
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