昨日は超音波検査を受ける為に、いつもの病院へ出向きました。

 

今回は内科医による検診で、肝臓の転移箇所を特定していきました。

内科医による最終結論は、肝臓内に4ヶ所の転移を確認。

手術は来週早いほうがいいだろうという事で、20日の手術に決定です。

 

猛烈に速い転移速度にビックリですし、間質性肺炎が耐えられるのか心配です。

局所麻酔でやるようですが、内視鏡での気道拡大で呼吸停止の前科があるので、痛みに耐えられるか今から怯えています。

ここまでになっても、未だ手術をしようとしている自分がいます。 何だかなぁ

昨日、造影剤を使用しないCT検査をしました。

一般的なCT検査なんて、記憶が無いほど昔のことのように思えました。

 

その結果わかったのは、間質性肺炎は一時よりも改善していることと、喉頭付近にある癌は大きさに変化なし。しかし、肝臓へ転移した三ヶ所が大分大きくなって、一ヶ月前に8ミリ程度だった癌が2センチにまで成長。

 

ここで、針を使って癌を焼き切るという方法が浮上してきました。 その可能性を見極める為に、

造影剤を使って超音波による診断をするそうです。

どちらに転ぶか分かりませんが、相当に厳しい状況になっていますね。焼き切が決まれば入院は必然のようですし。

 

いろいろ覚悟を決める時期が近づいているようです。

 

 

 

昨日は抗癌剤投与の予定日で、病院に行ってきました。

 

ここ10日ほど、息切れが酷く二階に上がるのも辛い状態でした。

そういう状況だったので、息が切れることと体力低下を訴えました。

 

それで予定を急遽変更して、造影剤ありのCTと採血を実施。

その結果、抗癌剤によると思われる間質性肺炎を発症していました。

ということで、抗癌剤はいったん中止で様子を見ることに。

 

そして悪い情報として肝臓にも転移が見られるとのこと。

 

そういう状況ですので、ブログはすこしお休みします。

昨朝、とうとう霜が下りました。

今朝も同様の寒さで、霜が下りていました。

   

   霜が下りた自宅の小屋(今朝)

   

   朝8時過ぎには、霜も消えて

 

いよいよ、厳しい冬がやってきそうですネ。---辛い冬になりそう

昨日の朝はやっと雨も上がって、透き通るような青空が広がりました。

昨日で常念も冠雪し、北アらしい風景になりました。

   

   昨日の常念と、横通岳、大天井岳

松本の東に連なる美ヶ原高原(約2000m)も冠雪しましたが、今朝は既に消えていました。

 

抗癌剤をパクリタキセルに替えてから、二回目が経過して 現れる副作用がはっきりしてきました

1. 投与後2~3日で現れる筋肉痛のような痛み。3~4日続き、痛みが移動するのでキツイ。

2. 投与後、両手の痺れが強く、治らない(特に手首のボタンが欠け辛くなる)

3. 口内炎ぽくなるが、口内炎までには至らない(今のところ)

4. 頭髪の抜け、眉毛やヒゲもどんどん薄くなる。

あと1~2回の投与で、頭髪は完全になくなりそうです・・・癌患者らしい容貌が強化できそう。

 

好不調の波が激しくなって来ていますが、がんばるべー

 

 

昨日、久しぶりに穂高方面に足を伸ばしました。 

数ヶ月ぶりに雪化粧をした、北アを見たかったからです。

10月11日の抗癌剤投与以降、体調には不安があったのですが・・・・

 

   

   北面から見た常念(雪は未だない)

   

   蓮華岳(ここから雪が見えてきて・・・・)

   

   鹿島槍と爺が岳(結構積もっていた)

   

   五竜岳から先も真っ白だった(鹿島槍の右隣)

 

鹿島槍から北は雪が深く、「一里一尺」と言われるほど、雪がどんどんと深くなります。

体調不良は日替わりできついですが、幾分は解消されました。

体調が回復してきたので、抗癌剤のことなどを近々にもお伝えします。

10月1日 秋田の友人が夕方やって来るというので、翌日の上高地行きに備えて、少し歩いてみた。

   

天気は快晴、躑躅は色づき始めていて、上高地へ出掛けても何とかなりそうかなと

そして夕刻、友人は松本が初めてという奥様を同行で來松し、夕飯とお酒を一緒に楽しんだ。

 

そして2日、出発時から雨もよいであったが、上高地行きを決行

沢渡(さわんど)でタクシーに乗り換えて、まずは大正池へと向かう

大正池では既に小雨がぱらついていたが、思った以上に山は良く見えて皆さん感激の様子

   

   大正池からの穂高連峰

 

バスターミナルへ到着し、河童橋からのいつもの風景を堪能した

    

その後少し散策をして、思った以上に歩けている自分を、心の中で褒めていた

この頃から雨も本格化してきたので、タクシーで早めに下山し、お昼は美味しいそば屋へ

もりそばがたった450円なのに、季節毎の漬物が数種類付いていて、お得感満載ですよ。

 

昼食後は松本城を見学し、大満足の小旅行になったようだった。 

こうして学生時代からの友人や、山の友人達が訪ねてきてくれるのが、一番の気持ちの支えになっている昨今です

9月13日に新たな抗癌剤が投与されましたが、これで4種類目です。

今回からはパクリタキセルという薬剤になりましたが、今までとは全く違う副作用です。

 

まず最初に来たのが、ふくらはぎ周辺の筋肉痛のような強烈な痛み。

痛みは投与三日目から始まり4日ほど続きました。

 

そして投与5日後頃からは、靴下を何枚か履かされているような感触が今も続いています。

現時点では口内炎の副作用は小さく、「何となくそれっぽいかな?」という程度で済んでます。

 

ここへ来て昔の山仲間と、松本でランチ会食をすることになりました。

神奈川在住のおばちゃんが音頭を取ってくれて、計五人で29日の昼前集合となりました。

スキーがメインだったおばちゃん達3人と、最近飲む機会が増えた、一番のザイルパートナーだった若尾ちゃん。(アラスカもヒマラヤも一緒に行動していました。)

きっと楽しいランチになるだろうと 期待しています。

 

そして、10月1日夕方には、学生時代からの友人T君が奥さん帯同でやってきます。

2日は一緒に上高地へ行く予定です。 体力的な不安はありますがネー。

こうして多くの友人が顔を出してくれることに心から感謝です。

 

何とか一ヵ月後に沖縄に行ってみたいと思ってるんですが、どうなることやら・・ 

中国の友人も帯同を約束してくれてますが、あまり自信は無いですネ。

一昨日は病院の検診日で、前回の抗癌剤投与終了からちょうど一ヶ月のチェック日でした。

 

診察室に入るなり

「声が嗄れ声だね。咽たりする?」 と聞かれました。

これも三年半にも亘る、長い付き合いのお陰でしょうかネ。

「9月に入った頃から急に声が出なくなっちゃって」

そういうと、 「じゃあ、緊急でCTを撮りましょう」

となって造影剤注入の点滴が出来るように処置して、即CT室へ

こんな時、ドクターの処置は素早くて実にありがたい。

 

 CTを撮り終えて戻ると、ドクターからは

「違う抗癌剤に替えてみましょう。CTの結果は分かりにくいけど、リンパ節に新たな転移がある可能性を否定できない。 時間が取れるなら今日のうちにスタートしましょう。」

新たな抗癌剤はパクリタキセルという薬で、広く使われているらしい。何処からパクってきた薬なのやら・・・。

吐き気止めも入れて、3時間ほどで投与終了。入院無しはあり難いが、どんな副作用があるのか不安が残る。 三週間後には再度の投与になると。

 

今朝になって口内炎の兆候が出てきました。 あー恐ろしや

 

 

 先日、9月10日に諏訪山岳会創設から50周年記念の催しがあった。

私も入会してから43年が経ち、記念式典に顔を出してきたが、60名ほどの出席に対して、十数名くらいしか知っている人はいなくなっていた。 

当然ながら二十年ぶりの出席では、現役世代で知る連中は殆ど居なく、知っているはずの多くの連中も、私を思い出してはくれなかった。若い頃のイメージとの大きな落差と、やせ細ってしまった自分に驚いた連中が大多数であった。

それでも、かつての山仲間だった頃を懐かしんで、沢山の語らいが出来た。

昔を懐かしむだけでなく、また会おうぜと言ってくれた言葉が、何よりの励ましであった。