耳のピアスあれこれ～ROOK編～

今回は耳のピアスのお話です。

耳のピアスといってもあけるところによって呼び名も違います。

ざっと９通りもあるんです。

一番多いのは⑨の耳垂、二番目が➀のヘリックス、あとは⑤のトラガスが多いですね。

今回の患者様は②のインダストリアルを希望されました。

しかし、

患者様の耳の形態によっては、

インダストリアルが出来ない場合もあります。

この場合では青い矢印の部分の“対輪”が、

緑の矢印の耳輪が高すぎて、

インダストリアル様の長いピアスを邪魔してしまいます。

そこで患者様と相談し、

③のルークを行うことにしました。

それでは手順は写真を見て下さい。

施術は局所麻酔で行います。

麻酔も効いて、

痛みもなく出血もしておりません。

ルークの完成です！

患者様も当初はインダストリアルを希望されましたが、

自分の耳の形状により断念せざるをえませんでした。

しかし、

ルークをあけて鏡をみると、

「すごくいい！！！」

・・・と言ってくれました。

耳のピアスもあけるところによって、

たくさんの呼び名があります。

耳垂などにピアスホールをあけることは簡単ですが、

インダストリアルのように、

耳の構造によっては、

あけられないこともあります。

また無理してあけてしまっては、

トラブルの原因になりますので、

クリニックで医師にしっかり相談しましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　丸山成一

※before ＆ afterの画像は、参考画像であり症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい

■リスク・副作用・合併症

発赤、疼痛、ピアス排出、ピアス埋入、アレルギー、施術後の出血、感染、傷跡、ケロイド形成、想像していた結果（ピアスの位置など）と異なるなどが考えられます。