首の後ろや耳の後ろのtattoo治療① | ヒルズ美容ステーション

首の後ろや耳の後ろのtattoo治療①

今回は、

 

“入れのは簡単!取るのが大変!”

 

tattoo(入れ墨)治療のお話です。

 

tattooといえば近年若者の間で、

 

ファッション感覚でいれることが流行しているようです。

 

私自身は否定も肯定もしませんが、

 

欧米と違い、

 

昔から、

 

プール、ゴルフ場、入浴施設など

 

公共の施設への“入店お断り”を見受けます。

 

また最近では、

 

大阪の公務員がtattooを入れて仕事をするのはいかがなものか!

 

・・・など市長と一部の公務員の間で物議を醸しましたよね。

 

日本の社会の中ではまだまだこのような状況があるようです。

 

実際に若気の至りで、

 

tattooを入れる方も多いのですが、

 

いざ結婚をしたり、

 

社会に出てみると、

 

取らないといけない”状況になる場合も多いようです。

 


ヒルズ美容ステーション

 

今回はそんな状況もあり当院に来院され、

 

 

レーザー治療ではなく“切除”を希望された症例です。

 

 

当院でもルビーレーザーを使用してtattoo治療も行っていますが、

 

レーザーの場合は色や深さによって、

 

取れるまでに何回もかかるものもあります。

 

従ってゆっくり時間をかけてという方にはレーザー治療はオススメです。

 

しかし、

 

1回で確実に取って欲しいという希望も多く、

 

そのため切除術を選択する場合も多いですね。

 

 

では、切除術の場合、以下の点に気をつけないといけません。

 

tattoo切り取った後に縫えるのか?

 

無理に縫合して周りの組織に変形や運動障害がこないかどうか?

 

それらを念頭にtattooの位置や大きさ確認し見極める必要があります。

 

今回はまず耳の後ろにtattooを認める症例です。

 


ヒルズ美容ステーション

 

 

このようなケースはtattooの形が長細く、

 

デザインや切除も比較的簡単です。

 


ヒルズ美容ステーション

 

施術は局所麻酔で単純縫合が可能ですが、

 

 

耳の変形がこないかどうか確認して切除します。

 


ヒルズ美容ステーション

 

 

耳の変形もなく、一度で取れていますね。

 

今後は傷の経過を追い、

 

その後の経過としてご紹介します。

 

 

 

 

次回はもう一つの症例・・・

首の後ろにある大きなtattooです。


ヒルズ美容ステーション

 

いったいどうやって取るのか?

 

1回で可能なのか?

 

首の動きなどは制限されないのか?

 

 

それらの問題点を考慮し、

 

 

その方法などをふくめ後日ご紹介します。

 

 

 

 

 

                      丸山成一

 

※before & afterの画像についてのご注意

写真はあくまで参考画像であり、症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。

 

※リスク・副作用・合併症

内出血、腫脹、発赤、疼痛、感染、傷の哆開(しかい;傷が開く)、糸が出てくる(埋没縫合した糸がでてくることがある)、縫合糸膿瘍、テープ(傷の安静をはかるためのテープ固定)かぶれ、傷が長くなる、ドッグイヤー(傷跡の両端が盛り上がる)、傷の肥厚・陥凹、ケロイド形成、自分が想像していた結果(入れ墨が取れないなど)と異なるなどが考えられます。