[紹介]近大・関原懇研修会への参加を拒否された! |  ひこぱぱ

 ひこぱぱ

 反原発・反基地・反差別・反弾圧・反貧困・反TPP!
    「積極的(戦争による)平和主義」という妄想に惑わされず
 「福島事故は終わってない!命を守れ!」の声を一つにして
    平和憲法を守り、軍事国家への転換を阻止しよう!
      


原子力ムラのあからさまな教育介入と反対派排除の論理!
以下。


【転送・拡散歓迎】

私は大阪市の中学校理科教員です。

近畿大学原子力研究所と関西原子力懇談会が主催する
(平成26年度 放射線実験・原子炉見学研修会)「授業に活かせる放射線教育研修会」
(夏休みに近大原子力研究所で実施される1回2日間の研修会)に
参加申し込みをしましたが、参加を拒否されました。

経過を報告し、
文科省後援で実施されようとしているこの「授業に活かせる放射線教育研修会」がどんなものなのか、
みなさんに考えていただきたいと思います。

今年(2014年)3月24日、学校に、近畿大学原子力研究所名の封筒で、
「授業に活かせる放射線教育研修会」の案内が送られてきました。
3月27日には関西原子力懇談会(関原懇)のホームページにアップされています。
http://www.kangenkon.org/
http://www.kangenkon.org/event/event.htm
http://www.kangenkon.org/koushin/event_pdf/H26_housyasen-kensyukai.pdf

2012年9月に、城陽中学校で行われた
大阪市中学校教育研究会理科部第2ブロック研修会が、
関西原子力懇談会の実施する「放射線教育サポートシステム」のセミナーとして実施されました。
わたしは、そのセミナーに参加して以降、
「放射線は怖くなく、便利なもの」と宣伝して、原発事故と放射能汚染の深刻な影響を人々の頭から消し去ろうとする関西原子力懇談会(関原懇)の教育介入に反対してきました。

昨年実施された「授業に活かせる放射線教育研修会」についても、
参加費は食事代実費だけで、
交通費・宿泊費等全て関西原子力懇談会が出す研修会の目的を問題にして、批判してきました。

しかしながら、外からお金の流れだけで批判するというのではなく、
実際自分が研修会に参加して、
その内容をよく知り、感じたことについて、
講師・参加者と意見交流ができれば有意義だと考え、
今年は参加申し込みをすることにしました。

4月2日に参加申込書に必要事項を記入し、FAXで送りました。
「本研修に関してご意見・ご要望をお聞かせください」という欄には以下を書きました。

「授業に活かす」というとき、
学習指導要領にあるから、そのとおりに教えるというのではなく、
福島第1原発事故や放射能汚染の現実に向きあったとき、
生徒たちに必要な知識や学習姿勢とは何かを考えて、
学習内容を組み立てる必要があるように感じています。
学習し、交流したいです。

4月4日に関原懇に電話をかけ、
担当者に、参加申込書が届いていることを確認しました。
「参加できますね」というと、
関原懇の担当者は、「近大原子力研究所にも問い合わせてから返事します」と言いました。

4月9日に関原懇から電話がありました。
「近大原子力研究所と話した結果、
あなたは研修会そのものを批判しているので、参加は認められない」というものでした。

私は、「研修会に参加し、学習し、交流の中で意見を言いたいといっている者を、
文科省の後援を申請している研修会から排除するのか」と抗議しましたが、
近大原子力研究所がそういっているという理由で参加拒否の姿勢は変えませんでした。

研修会に参加し、その枠の中で、学ぶとともに、
放射線をめぐる教育のあり方について自分の意見を言いたいという者を一方的に排除する
「授業に活かせる放射線教育研修会」とは何なのか、
皆さんに考えていただくよう要請します。

関原懇はこの研修会の文科省後援を申請していますが、
文科省はその申請を認めるべきではないと思います。
参加したいという者を一方的に排除するような関西原子力懇談会・近大原子力研究所の夏休み研修会は、「(11) 後援名義等の使用を許可すべきでない特段の事情がないこと」の条件を満たさないために、後援名義使用を許可すべきでないとの意見を文科省に届けたいと思います。



********

※是非、プロフィール頁の動画2本も折にふれ観て下さいm(_ _)m
http://profile.ameba.jp/hiko1956/

ツィートボタンで拡散して頂くとともに、
↓クリックお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
にほんブログ村