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花粉シーズンがはじまりました。
私はもう長年のつきあいで、過ごし方もわかっているので、すでに薬や対策グッズも準備済で、微量花粉で軽くしか症状のでない今から服薬をはじめています。
それでも、目がかゆい、肌がかゆい、鼻水にくしゃみと、不快な症状は完全に消すことはできなくて、2月から5月前半までは不調が続きます。
疲れるし、気分もどうしても下がりがち。その上、別の要因も重なったりすると、寝る前なんかにどうにも自分を持ち上げられないときってありませんか?
私はそういうとき、何冊かとっておきの本があって(優れた本というよりは、とにかく気持ちが上がって嬉しくなる、憂鬱が吹き飛ぶ本)、もう何十度読んだかわかりませんが、暗記するほど読んだその一番お気に入りのシーンを読んで、嫌なことを頭から追い出して寝ます。
そんな時の対策本マイベスト10を紹介していこうと思います。
まあいま新しい本を読むタイミングがなかなかないので、せっかくだから、という思いつき企画(笑)
まず最初は、なにを置いてもリサ・クレイパス。
池波正太郎もトールキンも小野不由美もコードウェイナー・スミスもソン・ジナもぶっちぎりで、リサ・クレイパス。
ときどき、あっちのブログでこの名前を出しかけますが、すんでのところで踏みとどまります。だってこの人の本を読み出したら、うちのブログなんて誰も来てくれなくなるから(笑)
いわゆるハーレクインロマンスです。ハーレクイン(ロマンス小説と言えばいいのかな)はリンダ・ハワードとリサ・クレイパスしかまともに読んだことがないので大きいことは言えませんが、ずば抜けて面白いんじゃないかと。
時代物(コスチュームプレイ)で、これは壁の花シリーズというのの三作目。リサ・クレイパスのシリーズの中で、1,2を争う人気シリーズの中で、もっとも好きな一作。
壁の花シリーズの中でももっとも地味な女性エヴィーが、自らの危険から逃れるために、放蕩者の金髪美貌の青年貴族に結婚をもちかける。策略からはじまった結婚であったが…みたいな話。
とにかくリサ・クレイパスは、主人公と男性の惹かれあっていく過程が、しびれるほどイイ!
シンイ好きな人だったらたぶんハマると思うんだよなあ。
男性がね、チェ・ヨンとためをはるほど魅力的。ラブシーンのドキドキ感も素晴らしい。
初期の作品は、あー、ハーレクインだな…ってな感じのもあるんだけど、ここらへんのはジェーン・オースティンみたいで、ロマンス小説よう読まん、という人でもいけると思う。
まあ一作目ももちろん面白いし、順番に読んだほうが、いろいろわかりやすいのかな。
一作目はこちら。
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