新聞記者だから書くことが難しいこともある | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。


ほんの少しのことで逆さまに見える。
別世界のように感じることもあります。

新聞記者は文章が得意?

私が元新聞記者と分かると「文章を書くのが得意なんですね」と、言われることもあります。
新聞記事なら書けます。
たくさんのパターンの記事がありますが、苦労しながら覚えました。
新聞記事のパターン。
数えたことはありませんが、数十パターンはあります。
事件事故原稿と政治面の原稿は違います。
スポーツ面の原稿と生活面の原稿も違います。
新聞の読者は読者目線で読むので感じないのですが、
筆者目線では大変なことです。
それでも何とか覚えました。

新聞は目の前で起きていることを取材して書いていく。
まず、現場です。
その現場を丹念に取材して書いていく。
それが一般的な新聞記事です。

メディアごとに特徴がある

メディアそれぞれに特徴があり、書き方も違います。
新聞と雑誌は違いますし、新聞と本も全然違います。
特に本は構成(考え方)から違う。

書籍は・・・逆算した世界のようにも感じます。

誰に読ませるのか⇒読者。
なぜ読ませるのか⇒読みたい人のために。
なぜ書くのか⇒困っている人のために。

新聞記者だった私は、
誰に読ませるのかなんて深く考えたこともありませんでした。
必要だと思ったから取材する。
新聞記者だから書く。
その理屈は書籍に通じないことが分かりました。
学ぶことが多いですね。

私はパソコンが苦手なのです

さあ、これからは別世界です。
何から何まで編集者さんに手ほどきを受けて書きます。
何度も書きますが、新聞記事と書籍の文章は違います。

このブログも書籍向きではないと分かりました。
かなりショックなんですが…。
それにもう1つ、問題があります。

新聞記者はパソコンをあまり理解していないのです。
特に私はそうでした。
パソコンの得意な後輩に聞いて回ったほどです。

それでも、みなさんは
「毎日、パソコンで記事を書いていたんでしょ?」
そう思うかもしれません。
その通りです。毎日、パソコンで原稿を書いていました。
でも、それは新聞社内のネットワークの手順に添って書いていただけ。
与えられた手順しか分からないのです。
パソコンに詳しいわけではありません。

でも、パソコンのあれこれを覚えるのは時代の波ですから。
仕方ありません。
間もなく年度替りですね。
定年退職した先輩たちが再スタートして趣味を楽しむでしょう。
その時にもパソコンは大切です。
きっと私と同じように苦労するでしょうね。

私も頑張らなければ。(^.^)

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