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人はなんで生きるか

前回記事を書いたあたりから、事態が急速に進行。「体調不良」どころではない、日常生活を営めないほどの「病状」悪化の様相を呈し、沈没していた。今も痛み苦しみの症状は続いていて沈没中につき、次のブログ更新はいつになるか不明である。


でも、心配御無用。信じられないほどのサポートが次々にドラマチックかつ奇跡的にもたらされ、長きにわたるさまざまな苦しい症状の理由がついにハッキリと判明し(某編集部の上司の紹介による、最初から数えて5つめの病院の医師が見つけてくださった!)、近々、適切な入院治療を受けられることが決まったのだ。



どんどんよくなる光の小道


気になっていた某編集部の内勤業務も、同業フリー仲間の友人が快く引き受けてくれた。あとは入院前に最後のがむばりで、幾つかの「どうしても終わらせなければならない」業務をクリアするのみ、である。


もう感謝!感謝!の連続で、周り中が天使だらけ、恩人だらけで、私は東西南北どこにも足を向けて眠れなくなってしまった。こんなにもこんなにも人に助けられる機会を与えられたのは、日頃あまりにゴーマンでエラソーで態度がデカく、「自分の力で生きてるつもり」でいた私に、「人の情けによって助けられ、生かされている我が身を知りなさい」と天が強烈にインプットしてくれているのであろう。

そのことに気づいた私は思わず、座右の書であるトルストイ著『人はなんで生きるか』を再読してしまった。


トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇 (岩波文庫)/トルストイ
¥525
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トルストイ(1828~1910年)が晩年に執筆したこの5つの短篇は、いずれも私にとって聖書に等しい輝きを放つ小説群。その表題作は、「人間の中にあるものは何であるか」「人間に与えられていないものは何か」「人間はなんで生きるか」を明かした名作であり、そこにはこうあるのだ。


星わたしが人間であった時に生きてゆくことができたのは、わたしが自分で自分のことを考えたからではなく、通りすがりの人と、そのおかみさんの心に愛があって、わたしを憐れみ、愛してくれたからです。
星また、2人の孤児が生きてゆけたのは、みんなが彼らのことを考えてやったからではなく、他人の女の心に愛があって、彼らを憐れみいつくしんでくれたからです。
星こうしてすべての人は、彼らが自分で自分のことを考えるからではなく、人々の心に愛があることによって、生きていっているのです。



そうだったのだ。私もそうなのだ。私と子どもがこうして今まで生きてこられたのも今生きていられるのも、みんなみんな、恩人たる無数の人々の心に愛があったことによって、愛があることによって、なのだ。

わかっていながら、すぐにフワフワどこかへ飛んで行ってしまう「自力で生きているのでなく、他力によって生かされてる」という、この感覚。この感覚を、決して決して、2度といついかなる時も常に忘れないで生きられるように、わが魂はこうした体験によってこの認識を強烈に呼び覚まし、みずからに深々と刻みつけようとしているのだ、きっと。


もうひとつ、同じく表題作から、奥深く美しい真理の言葉を引用しておこう。


落穂の天使―人はなんで生きるか/レフ・ニコラエヴィッチ トルストイ
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星わたしがさとりましたのは、神さまは人々が離ればなれに生きてゆくことを望んではいらっしゃらないので、その一人ひとりにとって何が必要だかということは、お示しになっていませんけれども、みんなが心を合わせて一つになって生きてゆくことを望んでいらっしゃるので、人間一同にとって、自分のためにも一同のためにも必要なものはなんであるかということを、みんなにお示しになっているのだということでした。


星今こそわたしは、人が自分で自分のことを考える心づかいによって生きているように思うのは、それはただ人間がそう思うだけにすぎなくて、実際はただ、愛の力だけによって生きているのだということがわかりました。

星愛によって生きているものは、神さまの中に生きているもので、つまり神さまは、その人の中にいらっしゃるのです。なぜなら、神さまは愛なのですから。



初めてこの短篇集を読んだとき、私はこの表題作と、『火を粗末にすると――消せなくなる』にとりわけ打たれ、心ふるえた。今回は『二老人』に戦慄し、『愛あるところに神あり』でむせび泣いた。

トルストイの思想が凝縮した、あまりに深く濃厚な一冊。この一冊を私は今後も折に触れ繰り返し、読み続けていきたいと思う。


シャドウと明け渡し

体調不良だの「しんどい」だの言いながら、出ずっぱりで人と会いまくりの日々が続いている。
火曜日はTHERAPYの体験リポートエッセイの取材で、Rumichi天使ご推薦の川元紅岬さん(→   )
のサロンをお訪ねし、「真の健康を手に入れるためのセンタリングヒーリング」なるものを受けてきた。ま~なんて、たった今の私にどんぴしゃりな体験取材であることか。これを天の配剤、宇宙のギフトと言わずして何と言おう。


努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方/苫米地英人
¥1,365
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詳細はTHERAPY掲載後に記事をここにアップするのではしょるが、このヒーリングでも確実に何かが起こった。なかでも特筆すべきは、帰途、次々に舞い降りたインスピレーションの数々だろう。
なんと、私はこの本↑で苫米地氏がいうところの「ストコーマ(盲点)」をついに見てしまった。そして、前回記事に「今やかなりsurrenderな心境」とか書きながら、私がずっとずっと手放すことのできなかった最後の砦たる執着というか恐れというか、「かくあるべき」の思い込みというか、部族的信念というか、長年にわたって自分自身を突き動かし縛り続けてきた「シャドウ」を、この日の帰り道、とうとう明け渡す決意をしていたのだった。


この決意について、このところ毎晩電話をくれる我が実姉天使に伝えると、すご~く喜んで、応援を約束してくれた。なんとありがたいことか。


思いやりのチャクラ―あなたの選ぶ行動が奇跡を起こす/キャロライン メイス
¥2,100
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水曜は仕事のあと、ジュネさん(→   )と夕食デート。ジュネさんは私にただ一言、「大丈夫よ」と伝えたかったそうな。超多忙スケジュールの中、そう思い立って食事に誘ってくださり、変わらぬピカピカのポジティブパワーで励ましつつ御馳走してくださるジュネ天使の大きな愛に打たれ、帰途、敬虔な気持ちになってしまった。
どんな気持ちかというと。私がこうして多くの方々(みんなみんな天使である!)にいただいている御恩は、到底返し切れるものではないし、一人ひとりの天使たちはまったく見返りなど求めてはいない。だから、恩返しの相手は誰でもいい。いただいた御恩という借りを、これからの人生で少しでも返しながら返しながら、生きていきたい――。言葉にするなら、そんな気持ちだ。


聞き書き ダライ・ラマの言葉 (生活人新書)/松本 榮一
¥777
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その夜ある方の遠隔ヒーリングを受けたことも、これまたとてつもない恵みであった。肉体的サポートもさることながら、この夜私はついに、今回の長きにわたる体調不良における神聖なる計画の、大きな核心部分に気づくことになったのだから。


木曜の今夜は今夜で、この本↓著者インタビューで松本さんと銀座デートをしてきたのだが、本の内容も、直接松本さんにうかがった話も、彼から聞いたダライ・ラマ14世の話も、すべてが今の私に必要にして充分な、完璧にタイムリーな魂の滋養となった。


聞き書き ダライ・ラマの真実 (生活人新書)/松本 榮一
¥777
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ここにはあまり具体的なことは書けないが、今回の「癒しへの旅」もしくは「内面の旅」もしくは「魂の暗い夜」の物語はいつか一冊の本にしたい。それくらい、奥深く濃密な、充実したライフレッスンの数々を今、「人生というグル」に授けていただいている。

完璧なる宇宙のシナリオ、神聖なる計画の恩寵と、それを見守る見えざる導き手&サポーター、そして目に見える天使たち(ここに書いた人だけじゃない、あなたも、あなたもだよ!!)の愛とサポートの豊かさには本当、言葉を失うほど。


内面への旅 (シュタイナーコレクション)/ルドルフ シュタイナー
¥2,310
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そんなわけで体調不良が治ったわけではないけれど、至福に包まれている今夜の私。
私は別にマゾヒストでもストイックな修行愛好家でもないけどね。でも間違いなく言える、言いたいという気持ちになっている。意味のない悩み苦しみはないということを。喪失してこそ受け取れるものがあるということを。ある種の苦しみ――魂の暗い夜――を通過しなければ、たどり着けない場所があるということを。

この言葉が、たった今辛い人、苦しみを抱えている人にどうか届きますように。そして私自身、痛み苦しみのさなかでも忘れずにいられますように。と、願わずにいられない。


魂の暗い夜に

「癒しへの旅」も佳境である。というか、もはや自分が「癒しへの旅」を歩いているかどうかさえ、わからなくなってきた。少なくとも私の旅は、かのブランドン・ヘイズンのように高尚にして美しくストレートな「癒しの道」ではない。
私が歩いているのは相当曲がりくねった長いクネクネ道だし、


ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論/ニール・ドグラース・タイソン
¥2,415
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どっちかつうと、この本↑のタイトルに非常にしっくり来るもんを感じる(思わず読んでみたくなってるくらい)。

たぶん私はこの本↓でクリステル・ナニが書いた、「魂の暗い夜」を歩んでいるんであろう。それはどんな夜か。クリステルはこう書いている。


病をよせつけない心と身体をつくる―直観医療からのメッセージ/クリステル ナニ
¥1,470
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星当時を振り返ってみて、神が私の天使たちに、この困難な道を歩む私を見守るように告げる、こんな場面を想像する。


星神「良いニュースと悪いニュースがあるんだ」
天使たち(心配げに顔を見合わせる)


星神「悪いニュースは、クリステルが魂の暗い夜を通過しようとしていることだ。彼女にとって状況はかなり険しいものになるだろう。良いニュースは、彼女がそれを乗り越え、以前よりも良くなるだろうということだ!」
天使たち(安堵すると同時に、前途に大変な仕事が待ち構えていることを知って戦慄を覚えながら、互いを見つめ合う)



まぁ、多発性硬化症を患ったクリステルを思えば、私の体調不良なんて病気のうちに入らないし、「険しい道」というほどのものでない。ただ、ちょっとした慢性病を起点に次から次からさまざまな症状に翻弄されるうち、体重は7キロ落ち、この3カ月で気力と体力もだいぶ目減りしてきた。今やかなりsurrenderな心境である。


整体入門 (ちくま文庫)/野口 晴哉
¥630
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そんな私を、今日Rumichi 天使がまた、一人の優れた治療家のもとに導いてくれた。治療家さんとお呼びしていいものかどうか、野口晴哉さん系統の、とある先生。この先生が操法のとき、内観的身体を観て言われた言葉が今も心に残っている。


私のここまでの半生、色々なことがあった。辛かった痛かった苦しかったあれこれを含め、全部が必要なこと、あってよかったことと思い、すべての出会いをありがたく思っているが。先生が一言でサラリと指摘されたのは、辛かった痛かった苦しかったあれこれを一手に引き受けてくれていた臓器・細胞があったこと、そしてそれが今現在のこの症状をつくったことだった。


野生の哲学―野口晴哉の生命宇宙 (ちくま文庫)/永沢 哲
¥945
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ずーっとひたすら酷使して、打たれるがままにしてしまった、その感情記憶を担わせたままにしてしまったわが肉体よ、ひたすら申し訳なし!
だが嬉しいことに、先生いわく、気づくだけで人のからだは瞬時に変わっているそうな。それが証拠か、来るとき、腰の曲がった老婆のようにヨレヨレだった私が、帰りはしゃんと背筋を立てて普通に元気に歩けるではないか。


ってなわけで、再生の朝を経て、まだまだ続きそうな癒しへの旅路。からだに何が起こっているかはよくわからないが、わからないままに、私はまたこの先生を訪ねてみようと思っている(Rumichiさん、今日も本当にありがとうラブラブ)。

「1/4の奇跡」を観よう!

ドキュメンタリー映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」を観てきた(公式サイトはこちら⇒   )。

いや~、聞きしに勝る、素晴らしい映画だった。


1/4の奇跡―もう一つの、本当のこと/入江 富美子
¥1,575
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この映画は、「ビジョンを達成しても達成しても、満たされない。そうだ、ビジョン(目標)じゃなく、ミッション(使命・天命)を生きよう」と思い立った入江富美子さんという女性が、家庭用ビデオで撮影した初めての映画。


「自分自身のありのままを受け入れたとき、人は自然に感謝の気持ちが湧いてくる。そのとき湧き上がる感謝は、過去や現在、未来の人生を変えていく力を持っているんだ」と思った入江さんが決めたのは、「ありのままの自分でいいんだ」ということを伝える映画を創って、宇宙に感謝の量を増やそうということ。


本当のことだから―“いつかのいい日のため”の宇宙の秘密/山元 加津子
¥1,365
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それにはかっこちゃん(山元加津子さん)を撮ればいいと思ったそうで、このドキュメンタリー映画の主役は養護学校の先生のかっこちゃんこと、山元加津子さんという女性だ。


この、かっこちゃんという女性の生き方、言葉、ありよう、気配、やっていること、すべてがうっとりするほど素敵だった。かっこちゃんが「生徒」と呼ばず、「お友達」と呼ぶ、学校の子どもたちもまた本当に、とてつもなく素敵で偉大で、チャーミングだった。


魔女・モナの物語/山元 加津子
¥1,575
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↑さっそく読んだ、かっこちゃんのファンタジー。主人公はかっこちゃんそっくり。


「1/4の奇跡」という言葉の意味――、つまり病気や障害を担ってくれる人がいるから、そのほかの人が救われ、世界が救われ、また私たちは彼らによって多くのことを教えられ、導かれ、守られているという事実は、うすうす感じていたことだけに、背筋に電流が走るような感動を覚えた。


世界は1つの生命からはじまった―サムシング・グレートからの贈り物/村上 和雄
¥1,000
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映画のサブタイトルの「本当のことだから」は、それが「真理だから」ということ。最後のほうで村上和雄・筑波大学教授が語っていた「すべての命はひとつの素からできている」という科学・哲学・宗教をつなぐ生命観というか宇宙観にもしびれた。確かにほんとうに、この映画は重要な幾つかの真理を伝えている映画だと思う。


一瞬で人をこんなにも幸せにする「ありのままの自分を受け入れる」、そして「感謝」という魔法を伝えたかった、という入江さん。彼女のミッションはまさしく、多くの人々の協力によって成し遂げられた。なぜかというと、このミッションは彼女だけのミッションではなかったから。


宇宙(そら)の約束―私はあなただったかも/山元 加津子
¥1,470
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多発性硬化症で亡くなった雪絵ちゃんは、最後になった会話で「絶対に〝うん〟って言って」と念押ししてから、かっこちゃんに初めてのお願いをしていた。


「かっこちゃん、前にね、病気とか障害ってとても大事だって言ったよね。人間はみんな違ってみんなが大事ということも、科学的に証明されてるってことも言ったよね。それを世界中の人が当たり前に知ってる世の中に、かっこちゃんがして」


そう、この映画はかっこちゃんのミッションでも、雪絵ちゃんのミッションでもあった。たぶん、この映画を見た人はみんな思い出すだろう。それが自分のミッションでもあることに。


宇宙は、今日も私を愛してくれる/山元 加津子
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だから私は、この映画をできるだけ多くの人に見てほしい。できる人には、自主上映会を主催してほしい。

だって私たちはみんなみんな、思い出す時期に来ているんだもの。本当のことを。本当に大切な、とてもシンプルな事実を。自分のミッションを。そしてそれを生き始めることを、宇宙は今、息をひそめて見守っているんだと思う。

再生の朝

昨夜は久しぶりに、わが家で持ち寄りパーティ。

ブログつながり友達の輪つながりの「7人会」にあ~ちゃんが加わって「8人会」となり、参加者は私をいれて5人であった。リポは元ドバイ住まいのあ~ちゃんのブログ(→   )にあるので省略しちゃうけど。


アラブの奇跡 夢見るドバイ (私のとっておき)/むた あやの
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いや~、この日を設定した時は、「その頃には元気になってるだろう」と希望的観測を抱いていたが、まだ体調不良は変わらず。手抜きで出来栄えのよくないキッシュしか用意できず、準備も片付けも皆さんのご好意に甘えるばかりの夜であったが、でも美味しかった!楽しかった!元気になった!
(なめる程度しか飲まなかったけど、それでも)わたしはワイン片手に仲間と美味しい食事あれこれを囲んでおしゃべりを楽しむ、こうした「宴」とゆ~もんがホントに好きなんだと、つくづくしみじみ、改めて確認する思いであった。


酒の肴、おいしい愉しみ/根本 きこ
¥1,890
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しかも、今週はしんどいながらも、あちら側から朗報というべきメッセージが次々に届けられており、この朝の夢見も最高。素晴らしい新ステージの到来を予告するインスピレーションの数々に、体調は不良でも気分は上々であったのだ。


この夜は、久々にカフェインの入った紅茶や美味しいチョコケーキなどをいただいてしまったせいか床に就くのが朝の4時になり、ベッドに入っても1時間おきに目を覚まし、なかなか寝付けず。

結局、朝10時半にあきらめて起きるまで、断続的にしか眠れなかったのだが(こんなことって人生初めて!)、そのおかげで、私は自分で自分のからだを痛めつけてきた自分のパターンを幾つかクッキリと把握できた(眠れなくてボケーっとしてたら、細胞に刻印された記憶が映像として蘇って教えてくれたの)。


心と身体をつなぐトラウマ・セラピー/ピーター リヴァイン
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そのパターンがどれだけの悪影響を自分自身にもたらしていたか、あまりにリアルに感じられたので本当に申し訳なく、何度もからだに「ごめんね、ゆるしてね、ありがとう、愛してる」って語りかけたよ。そして「もうこの感情パターンや過去から持ち越した悪習慣は、絶対に手放すからね」って、からだに約束した。


やさしい魔法 ホ・オポノポノ/山内 尚子
¥1,400
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それに眠れなかったおかげで、早朝、うちの小さな庭に木の実をついばみに来ている可愛い野鳥をじっくり観察できたし。朝の光の中でルーンを引いたら、これがまた素晴らしい「完全性のルーン」。そこには「この生命力を与えてくれる偉大なルーンは、細胞レベルにいたるまでの再生のときを現わしている」とあって……。キラキラキラキラ


もちろんまだからだは治っていないし、まだ癒しへの旅は続くんだろうけど。でも、潮目が確かに切り替わったことが感じられる、そんな素敵な再生の朝だったよ。



どんどんよくなる光の小道


そんなわけで、今日の私はなんだか、生まれ変わって新しい人生を生き始めるみたいな気分。人は何度でも生まれ変われるって、本当だったんだね……。


「内面への旅」の記録

「癒しへの旅」は続いている。ということはつまり体調不良が続いているということで、振り返ればすでに3カ月目に突入しており、実はこんなに不調が続いたことって今までの人生でないな~~という記録を更新中である。
とかブログに書くと、お見舞いメールやら御心配メールやらコメントやらをいただいてしまうので、これまであまり書かずにきた(病院にはちゃんと行っていて、それほどシリアスでない幾つかの慢性病が原因であることは判明しているので、くれぐれもお見舞い&御心配はナシでお願いねんラブラブ)。



どんどんよくなる光の小道

meguさんにいただいた百合



自分としては、次のステージに向かうための、必要不可欠なレッスンなんだと思ってる。実際、この3カ月は最低限の仕事をこなしつつ、わ~楽しいな~♪というような出歩き系のレジャーとも無縁の地味~~な毎日ではあるものの、「内面への旅」とか「人生の探究」という意味では、気づきと発見、癒しに満ちた、なかなかディープな日々を過ごしている。

先日なんか、ブランドンの「癒しへの旅」のワークにも自分なりにトライ。忘れていた過去のトラウマを解放することにも成功した。今までマジメにやっていなかったセルフ・ヒーリングのエクササイズにも取り組んでいる。まぁアレコレやって、それでも自然治癒しなければ現代医学のお力を借りるかもしれない。そういう判断を含めてのライフレッスンなんだと思っている。


癒しへの旅/ブランドン ベイズ
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今回気づいたこと、発見したことのすべては変容のプロセスの一部となって、きっと今後に生かされるのであろう。

それにしても、弱っていると、弱っていなければ見えない視野、感じられない世界に目を見開かされ、元気だったときの傲慢さにも気づかされる。人の情けも身にしみるし、以前より少~しだけ優しく穏やかな人間になれている気もする(^_^;)


内面への旅 (シュタイナーコレクション)/ルドルフ シュタイナー
¥2,310
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比べるべくもないが、原因不明の難病と何十年と闘い、艱難辛苦によってご自身を珠とされてきた柳澤桂子さんの偉大さに、改めて打たれる。前にも書いたけど、桃井かおりさんの「大病したことのない人間は信用できない」という箴言にも、改めて深くうなづかされる(私の場合はまったく大病というほどでもないのだが)。


いのちの日記 神の前に、神とともに、神なしに生きる/柳澤 桂子
¥1,200
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でも、わかる。元気で健康な人間は基本、かなり傲慢なものである。駅の改札をスムーズに通れない人にちょっと立ち止まらされるだけで、舌打ちなんかしがちである。元気で健康だと社会の過剰なスピードに充分適応できてしまうので、ついつい「そこのけ、そこのけ」「こっちは急いでるんだから」「これくらいわかんないの?できないの?」的な気分になりがちなんである。


人生の転機/キャロル アドリエンヌ
¥980
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でもって、玄米菜食はじめ自分のライフスタイルや努力によって自分で元気と健康を獲得・維持していると思い込んでいる人は、なおさら傲慢になる。「食事が悪いから」「自己管理が悪いから」などといって病者を見下し、さらに悪質になるとカルマだの波動が低いだの心の持ち方だのといって「上から目線」でアドバイスを繰り出したがる。


大好きな田辺聖子さんが何かの小説で書いていた。自分の幸福は自分のおかげだと思っている人は子どもである」と。それを読んだとき、「その通り!」と膝を叩き、自分は大人でありたいな~と思ってきた私ではあるが。


女のおっさん箴言集(しんげんしゅう) (PHP文庫)/田辺 聖子
¥500
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それでもやっぱり、元気で健康だったときの自分は傲慢だった。この季節を過ぎて体調がすっかり回復しても、この気持ちだけは絶対に忘れたくない――。などなどと、そんなことをしみじみ思っている最近の私である。


『聖なる予言』と『ポラリティセラピー』

最近わたしは、10年以上前のベストセラー本『聖なる予言』シリーズをよく思い出す。出会う人出会う人、自分がその時必要とする情報やメッセージを携えていて、またこちら側にも相手に手渡せる何かがあり、それを受け取ったり渡したりしながらシンクロに導かれ、行くべき場所へと見事に導かれていく、あのストーリー。私たちは誰もが実際に、あの小説に書かれていた通りのスピリチュアルな旅を、実際に生きているのではないか。そう思えてならない。


聖なる予言 (角川文庫―角川文庫ソフィア)/ジェームズ レッドフィールド
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私たちが出会う人はみんなみんな、私たちに必要な何かを渡してくれる人(でも、あの小説にあるように、こちらが受け取ろうとしないと、それは受け取れない)。私たちが出会う他者はみんなみんな、自分の持っている何かを必要としている人……。


そう思えてならないほど、最近のわたしは出会う人出会う人から、次々に素晴らしいギフトをいただきながら、癒しへの旅を続けている。


第十の予言 (角川文庫ソフィア)/ジェームズ・レッドフィールド
¥740
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きのう、高輪ポラリティ(→ )の鈴木涼子さんから、7年ぶりに受けたポラリティのボディワークもそのひとつだ。鈴木さんが最近上梓したこの本↓を某紙で紹介した御礼ということで、きのうはセッションをプレゼントしていただいたのだが。肉体・感情体・精神体レベルのエネルギーの滞りを流していくボディワークによって、心身の深部が心地よくゆさぶられ、大きなエネルギー・ブロックを幾つも溶かしていただいた気がする。


よくわかるポラリティセラピー―「心」「体」「魂」を深く癒す 体の磁場の極性を利用した注目のホリスティック療法/鈴木 涼子
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仕事柄、あれこれ色々なエネルギーワークやらマッサージやらヒーリングやら体験している私だが、ポラリティセラピーほど、心身の深部から「ゆるんだ」という実感が得られるセラピーはなかなかない。
鈴木さんにいただいた「気が巡らないと治らない」というアドバイスも、心に残った。気を巡らせるのに、てっとり早いのはからだを動かすこと。すっかり忘れていたが、確かにこれは、病気治しだけでなく、現実を動かすためにも欠かせない重要なポイントだと思う。


ポラリティセラピーとは、人間の磁場の極性を利用して、タッチングや揺さぶりなどによって私たちのエネルギー体にあるプラスの極とマイナスの極をつなぎ、滞りを流していくボディワーク。私たちが生まれもつ「空」「風」「火」「水」「土」という5つのエレメントをバランスさせ、人体のエネルギー・システムを整えるためのホリスティック療法でもある。


第十一の予言―シャンバラの秘密 (角川文庫)/ジェームズ レッドフィールド
¥740
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鈴木さんの新刊『よくわかるポラリティセラピー』は日本で初めてのポラリティセラピーの入門書で、人体のエネルギー・システムの成り立ちを実にわかりやすく解説してくれている。
特に、5つのエレメントの過不足、アンバランスがどのように気質や態度、体質、ありように現れるかに関する記述は、自分の個性や現在の状態を知り、バランスを整えるために大いに役立つ。5つのエレメントを把握しておくと、「あの人は火が強いタイプ」「あの人は水と土だなぁ」などなど、それぞれに異なる人間の個性もぐっと理解しやすくなる。


人間のエネルギー・システムをざくっと理解して、上手にバランスをとりながらいいコンディションで生きていきたいと思う人にはオススメ。この本で「地」のエレメントの不足を改めて確認できたわたし(^_^;)にとっても、これまた「癒しへの旅」のジャストタイミングで出会えた、ありがたい一冊だった。


癒しへの旅はつづく……

ちょっと更新の間が空いてしまった。
というのは先週末に伊豆の高原館に行って(以前、高原館の断食ツアーに参加したときの記事はこちら→   )
以来、ちょっとギア・チェンジができたというか……。「あれもこれもやらなきゃ!」と焦ったり自分を駆り立てることをやめ、いろいろなことをなるべく急がないことにして、「ぜったい明日まで!」の仕事がない限り、早寝することにしたからなのだった。



どんどんよくなる光の小道


今回の断食は1日のみで、2日目から回復食の2泊3日コース。いっしょに行ったmy実姉天使によるギフト・ツアーなので、贅沢にも個室に泊らせていただき、温泉や岩盤浴やマッサージや足湯で癒されつつ、朝は散歩して体操して、夕方にはヨガをやって、書棚にあるマンガ読み放題のリラックスタイムを過ごしてきた。

仕事は、書きものを少々と、著者インタビューのための本読みのみ(個室だとマイペースで仕事ができて、すんごく快適!)。退所面談では大沢先生から最近の体調不良に関して貴重なアドバイスをいただいたりして、実に充実した2泊3日だった。



どんどんよくなる光の小道

個室の窓からの眺め



とりわけ今回の旅行でも最高に素晴らしかったのが、帰りに立ち寄った天竺花園(去年5月のGWに、天竺花園のヨガリトリートに参加したときの記事はこちら→   )のテラスで過ごした午後のひととき。


ダライ・ラマと懇意で、最近この本↓を出された松本さんがつくってくれた美味しいカレー料理↓をいただき、


聞き書き ダライ・ラマの真実 (生活人新書)/松本 榮一
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どんどんよくなる光の小道


紅茶やハーブティーをお供にパートナーのkyoさんと3人でおしゃべりしながら、真っ青な空の下で過ごした、あの至福のひとときといったら!


青い空に流れる雲。そよぐ風。目の前にはチラホラ新緑がまぶしい木立。すぐそばの木に止まったウグイスが、時折おしゃべりに参加するかのように聞かせてくれる美声。そんな自然のハーモニーに包まれ、何年ぶりというくらい心寛ぐ、まったりした時間を過ごさせてもらった(このテラスで↓)。



どんどんよくなる光の小道


伊豆高原駅までクルマで送ってもらった、その道の、四分先の美しい桜並木も豪華で、思わず「幸せだな~~」と深く嘆息。心身が見事に調律されるプチ・ツアーを、お2人には演出&提供していただいた。


帰りの踊り子号では爆睡して、東京へ戻るやいなや、その足で著者インタビューを1本こなした私であったが、でもこの3日間で、私は深く癒された。癒されただけでなく、あの天竺花園のテラスで過ごした至福のひとときによって、なんだか忘れていた人間らしい時間や暮らしを思い出させてもらった気がする。



どんどんよくなる光の小道


都会生活に戻っても、もう今までのような何かに追い立てられるような暮らし、走りっぱなしみたいな生き方はしたくないな。社会や他人の時間軸でなく、自分の時間軸で生きられるようになりたいな。と、しみじみ思った。

それで、とりあえず夜寝て朝ちゃんと起きる生活を始めようと、その準備段階として(^_^;)、「どうしても!」の仕事がない限り夜12時には布団に入る暮らしをスタートしたのだった。スタートというか、もう何10回目かのチャレンジなんだどね(^_^;) でももう、今までみたいな挫折はしない。だって今度は、「できない日は仕方ないとして、できる日だけやる」を継続することにしたから。



どんどんよくなる光の小道


私はこのところずっと、自分で自分を癒すというレッスンに総合的に取り組んでいる。といっても、早寝やら食事療法やら運動やらのライフスタイル改善にしても、サプリその他の代替療法にしても、それらは「癒しへの旅」のあくまでサポートにすぎず、主役ではない。


では、主役――「癒しへの旅」を進める上でのメイン・ワーク――は何か?


それは、今までのライフスタイル、今までの生き方に「根本的に欠けていた、だけど大切なもの」に気づくこと。あるいは、「今までの自分を縛っていた、突き動かしていたシャドウ(潜在意識レベルの欲望・執着・衝動・抑圧・コンプレックス・トラウマ・思い込みなどなど)」に気づくこと。


そして、欠けていた大切なものを取り戻し、あるいは、自分の癒しや進化成長を阻むシャドウを解放し、ほんとうの自分を生き始めるこにほかならない。


癒しへの旅/ブランドン ベイズ
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癒しへの旅とは、気づきの旅であり、目覚めの旅であり、霊的な進化成長の旅そのもの。それはほんとうに総合的で単純ではなく、肉体レベル・感情レベル・精神レベル・霊的レベルと多岐にわたって多くの重層的なレッスンが含まれる。


急がない!ひとりの時間を持ちなさい/デイヴィッド クンツ
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そんなわけで、私は今、意識的にひとりの時間、ゆっくりとした時間を過ごすように努めながら、色々なことに気づいたり、チャレンジしたり、ショックを受けたり、ガックリきたり、「おお!」「これだ!」と元気になったりしながら、それで一挙解決ということもなく、まだまだレッスンは続く……という、そんな日々を過ごしているところだ。


真の意味で自分を大切に

……とか何とか。前回記事に書いたことは、ほとんど自分に宛てて、今の自分に必要なことを書いていたのだなぁ。行き詰ったら原点に戻れ。「わかっていること」「知っていること」=<知識>と「できていること」「身に付いていること」=<実践>には、何万光年もの距離があるのだなぁ。どうしてこうすぐに「わかってること」を「できてるつもり」になるかなぁ。……などなどと、後からしみじみしている私である(^_^;)


昨夜は、Rumichiさん(→   )と夕食デートをしたのだが、すごぉく癒され励まされ、ぴたっとツボにハマるアドバイスをいただいちゃったりなんかして、感動的なひとときだった。


エンジェル・マジック―あなたの天使とコンタクトをとる方法/マーガレット ネイロン
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いや~~、どうして私のまわりには私を助けてくれる、支えてくれる、幸せな気持ちにしてくれる天使がこんなにたくさんいるんだろう。

そのひとり、Rumichi天使は、人にアドバイスしてもらって「おぉ!」と思うことなんてほとんどない不遜な私にズバリ本質的な突っ込みを入れ、「それは本当にそうだねぇ」「そうかもしれないねぇ」「そこ大事だよねぇ」と、言わしめた。
「自分とよく似てるからわかる」のだそうだが、本当に私たちはよく似てるんである(私のほうが葛藤と屈託が多いぶん、暗くて重くて引っ込み癖はあるんだが)。私たちは数秘術的にもチャートの構成が似通っており、カモワンタロットでいう「斎王」と「戦車」という矛盾するソウルカードの生まれ。


秘伝カモワン・タロット (エルブックスシリーズ)/大沼 忠弘
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その「斎王」的な時間を生きることを、私がちょっと(というかかなり)置き去りにしてきたこととか、そのほかにも色々私のために一生懸命熱く語ってくれたのだが、それらの言葉や思いが、ゆうべはなんだか、まるで尊い滋養のように私の心に沁み渡ったよ(本当にありがとう!  Rumichiさんラブラブ)。


もっともっと深く自分の中に入って行って、
ほんとうの自分の声を聞き、

ほんとうに自分が求めているものを自分に与え、
ほんとうの自分を生きることを自分に許し、
そんなふうに
自分を真の意味で愛し、

大切にする生き方を始めなさい


という、今はきっと、そういう時期なんだね、わたし。


天使の愛 (中公文庫)/中森 じゅあん
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もちろんこれは私だけじゃなく、誰もに等しく必要なこと。


本当の自分を大切にする生き方を、私たち一人ひとりが始めるべき時代。きっとそれが、今、なんだと思う(そして、本当の自分=内なる自己とつながっていないと、自分で自分を誤魔化した、抑えた、置き去りにした生き方をしていると、どこまでもどこまで本質からズレていってしまう……。きっと今は、そんな恐ろしい時代でもあると思う)。


そんなわけで、このブログを読んでくれているすべての人と、(ほんとうの自分の声を聞くための)この問いかけを分かち合いたい。


何をそんなに心配しているのかね?/マーク・マットソン
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星あなたが、この人生で得たいものは何?


星あなたが、この人生でしたいことは何?


星あなたが、この人生で見たいものは何?


星あなたは、どんな人間になりたい?


星あなたがこの人生で、他の人々といちばん分かち合いたいものは何?


この問いかけは、『何をそんなに心配しているのかね?』↑からの引用だけど。

1つの問いにつき、毎年10ずつを書き出すこと。そして、その書き出した一つひとつの「願望」「目標」の実現に自分が近づいていくために、1日にひとつずつでいいから何らかの「行動」を取り入れることを、著者は薦めてるよ~(^_-)-☆。

宇宙の愛に気づくには

今年もめぐさんが、私の大好きな百合の花束をプレゼントしてくれた。写真には写しきれないほどたくさんの百合が、今うちのリビングに小さな花園をつくってくれている。そこではめぐさんの愛と、百合の精霊たちの愛と、天の愛の無限のハーモニーが奏でられている。なんて贅沢なこと。本当にありがとう、めぐさんラブラブ



どんどんよくなる光の小道
百合の花をじっと見つめていると、背筋をピンと伸ばした、清潔感あふれる、気高く、知的で、華があり落ち着きのある、凛とした――つまり私の理想を凝縮したような女性のイメージが浮かんでくる。馥郁とした百合の香りに包まれ、そんなイメージに意識を合わせているだけで、最高に幸せだ。


クローバー クローバー クローバー クローバー


ゆうべ読み始めたこの本↓も、なかなか良い本だった(いつかブログで紹介するね)。そこに書かれていたことから、ひとつインスピレーションを受け取ったので、ちょっと書いておきたい。


何をそんなに心配しているのかね?/マーク・マットソン
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不安、心配の多い人。混乱の中にいる人。そういう人は自分を信じることができていない(そういう人は「内なる自己」とのパイプがしっかり築かれていない。当然、「天」とのパイプも滞ってる)。
だからいつもグラグラグラグラしていて、人の影響を受けやすく、迷いが多く、精神的にも物理的にも、いろんなものが未整理のまま、とっちらかっている。スッキリしていない。シンプルに「これが大事!」と言えない。優先順位がつけられてない。だからますます迷うし、混乱する。


それはなぜかというと、自分を信頼できていないから。


自分を信頼できない理由は色々あって、自分にウソをついていたり、本音で生きていなかったり、重要な感情を抑圧して生きていたり、要は意識しようとしまいと自分にウソをついて生きている人、「ほんとうの自分」を大切に生きていない人は、自分が信頼できない。どこか信頼しきれない。


宇宙は、今日も私を愛してくれる/山元 加津子
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でももっと本質的なことを言えば、人が自分を信頼できない理由は、次の2つだ。


1つは、常にシンプルで確信に満ちた「内なる自己」と対話して答えを受け取る、ということをしていないから。これについては、「内なる自己」との対話を実践して、練習を重ねていくしかない。そうして少しずつ日常に定着させ、習慣にしていくしかない。


もう1つは、天(=宇宙)を信頼していないから。自分が天にどれだけ愛され、与えられ、世話され、導かれている存在かを知らないから。これについては、分厚い自我の殻が少しでも薄くなったり、ごく一部でも剥がれ落ちれば、その隙間から圧倒的な愛と光が感じられちゃうんだけどね、としか言いようがない。

言いようがないんだけど。でも、次のような方法も有効かもしれない。


宮沢賢治 愛の宇宙 (小学館ライブラリー)/牧野 立雄
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それはたとえば、今ここにある豊かさに気づくこと。今まで自分の人生に起こってきたミラクルに気づくこと。これまで与えられた「嬉しかった」「ありがたかった」、今ここにある「助かる」「ありがたい」に気づくこと。そして気づいたことをリストアップして、<感謝のリスト>をつくること。


この、<感謝のリスト>は天への信頼を取り戻すためだけじゃなく、どんなときも、かなりオールマイティーな「自分で自分を救う方法」だと思う。だから毎日、日記に書きとめるのもおススメ。私も久しぶりに、ノートに書きだしてみよう。百合の香りに包まれたこの部屋で……。



どんどんよくなる光の小道