どんどんよくなる光の小道 -3ページ目

本気で世界を変えようとした男、チェ・ゲバラ

私は現在、人生を変えるべく各種プロジェクトを実行中。今までやったことない食事療法まがいのことを始め、昨日はこのところず~~~っとなかった「完全オフ」を実行。仕事を忘れて映画を2本観て、お気に入りのオイルマッサージを受けて、外食して、久々に娯楽本(知り合いの作家さんが書いたミステリー↓)なんか読んじゃったりして、とにかくお気楽な1日を享受した。すごぉく新鮮だった。


さえずる舌 (光文社文庫)/明野 照葉
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今日は今日で、20分間のウォーキングなんつーものにもチャレンジした(これ、「歩く瞑想」のつもりで日課にしたいと思ってる)。


あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ―心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法/ティク・ナット ハン
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ちなみに、昨日観た映画は、『チェ/28歳の革命』と『チェ/39歳 別れの手紙』の2本。「世界中の誰もが知るチェ・ゲバラを虚飾なく描いた伝記映画」という触れ込み通り、記録映画か?と思うほど地味な作品。

第1部では、「あの時代のカッコいいヒーロー」としてではなく、生身のゲバラがカストロ、そして多くの同志と共にキューバ革命をもたらし、マスメディアの注目の的になっていく姿が淡々と描かれる。それだけに、ゲバラという人間の魅力と、その誠実な、そして過酷な戦いの実像が胸に迫る。


チェ・ゲバラわが生涯―ヒューマン・フォトドキュメント/エルネスト チェ・ゲバラ
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特に頑健な体に恵まれていたわけじゃない。ぜんそく持ちだから、ゲリラ戦の真っ最中にも発作に襲われ、苦しみ抜く。病気の自分を労わろう守ろうだなんて自己愛はこれっぽっちもない。なぜか。搾取され支配され続ける、貧しく、飢え、病んだ民衆を救いたかったからだ。強い者持てる者が君臨し、弱い者持たざる者を虐げ奪い続ける構造の世の中を変えたかったからだ。そのための<革命>の価値を、これっぽっちも疑うことがなかったからだ。

第1部の冒頭に出てきた、1964年12月11日の有名な国連演説での彼の北米帝国主義への批判は、リアルタイムで聞いてもまったく違和感のない内容だ。強い者持てる者が君臨し、弱い者持たざる者を虐げ奪い続ける世の中の構造は、今もますます発展し強化され続けている。


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その後、キューバはどんな国になったのか。実現した理想もあれば、腐敗した現実もある。私たちはすでに革命による社会主義国家や共産主義国家の建設に何の意味も見出せないほど、その末路を知ってしまった。だからといって、暴走する資本主義国家ニッポンの腐敗と崩壊のただ中にいて、<革命>が不要とも思えない。


http://eiga.com/movie/54029/critic の映画評論で、森山京子さんが2部の『チェ/39歳 別れの手紙』について、次のように書いている。


星成功に向かって輝いていく第1部と違って、この第2部は敗れていく話だから見ていてとても辛い。辛いけれど、キューバで成功した革命がボリビアでは何故失敗したのかが実によく分かる。その意味でも1部と2部を続けて見た方がいいし、ゲバラという人間の資質もより鮮明に見えてくる。



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星非常に興味深いのは、ゲバラがキューバの時とまったく同じ行動を取っていること。ゲリラ兵を訓練し、農民に敬意を払って信頼を得、彼らを味方に引き入れようとする。だがキューバでは成功したことが、ボリビアではことごとく失敗する。共産党の支援も打ち切られ、キューバの二の舞は踏むまいとするボリビア政府とアメリカCIAの攻撃も激化する。「敵も現地の情勢も変化してるんだから、もっとリサーチしてから戦わなきゃダメだよ」と叫びたくなった。でもゲバラは信念を変えない。作戦変更も撤退もせず、少なくなった兵を抱え込んで最後まで戦い抜こうとする。


星そんな彼を見ていて思うのは、彼は戦略家ではなかったということ。戦闘に勝つために戦略を練るのではなく、国民1人1人が革命の意義に目覚めること、その上で戦いに参加することを願う真の革命家だったのだ。それはとりもなおさず、個々の人間を、人間の可能性を信じるということだ。
ゲバラは「愛のない革命家なんて考えられない」と書き残している。敗れていく辛い戦いの中で、そんな彼の本質を浮き彫りにしたソダーバーグの奮闘に敬意を表したい。


日本でも60年代、革命を夢見た若者が大勢いた。日本にもそんな時代があった。なぜ彼らは道を間違ったのか。なぜ彼らはゲバラになれなかったのか。それは、彼らに社会正義という観念はあっても、ゲバラのような「愛」がなかったからだ。
若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
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ゲバラの愛は、甘っちょろい愛じゃない。過酷なゲリラ戦の中で、ゲリラ兵が命令を聞かなくても、問答無用で殴るのでなく、言葉で説得する。餓えた兵が食糧を盗み食いしても、殴らず言葉で説得する。「辞めたい」という兵、「撤退すべき」という兵に、なぜそうすべきでないかを言葉で説得する。農民からは決して奪わない。医師でもあるゲバラが無料で診療する。彼も処刑はしたが、それは貧しい農民から騙し奪い、強姦した(そうすることによって理想を踏みにじり革命を汚し遠ざけた)兵だ。
彼はゲリラ兵の同志の名前を呼び、肩を抱き、常に同志愛と信念をもって仲間にビジョンを示し続けた。病に倒れた兵士も決して見捨てなかった。


チェ・ゲバラの遥かな旅 (集英社文庫)/戸井 十月
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戸井十月さんはこう書いている。


星ゲバラは39歳で死んだ。それから30年が経って遺体が発見された時、かつての同志や友たちが、「チェ・ゲバラという人間の、最も優れた資質は何だったと思いますか?」という質問に口を揃えたように、こう答えた。「人間を愛する才能です」


星ゲバラは稀代のゲリラ戦士であり革命家であるより前に好奇心に満ちた旅人であり、負けず嫌いのスポーツマンであり、乱暴な医者であり、写真や詩を愛し、自らも幾多の名文を残した表現者だった。そして何より、人を愛した。
ゲバラは、今も、国境や言葉を超えて世界の人々の中で生き続けている。ゲバラは、そういう種類の英雄(ヒーロー)だ


――と。


遥かなるゲバラの大地/戸井 十月
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武装闘争を支持するわけじゃない。でも、世の中を変えるために、それしかないと考え、みずからの理想、信じる価値のために我が身を投げ打ったゲバラが、徹底した利他に生きたことは間違いなく、その意味で彼はガンジーに劣らぬヒーローだと私も思う。


星「1960年頃、世界で一番かっこいい男がチェ・ゲバラだった」(ジョン・レノン)


星「チェ・ゲバラは20世紀で最も完璧な人間だ」(サルトル)


星「もし我々が空想家のようだと言われるならば、救い難い理想主義者と言われるならば、出来もしないことを考えていると言われるならば、何千回でも答えよう、“その通りだ!”と」(チェ・ゲバラ)


元気が出るゲバラ語録 (リイド文庫)/知的好奇心研究会
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なぜ、彼の生き方がこんなにも胸を打つのか。それは、彼がキューバに革命をもたらした後も、安穏とした生活に甘んじることなく、次なる解放戦線のため、身を捧げたから。虐げられし人々のために、自分を命を惜しむ気持ちがこれっぽっちもなかったから。つまり彼が、本気で世界を変えようとした男だったからだ。

人類史上、この世界には無数の、知られざるゲバラがいた。そして、彼らの失敗を経て、私たちは悟る。その方法では、世界は変えられない。では、どうすれば世界は変えられるのか。


新訳 ゲバラ日記 (中公文庫)/チェ ゲバラ
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世界を変えるには、この世界を構成する1人1人がまず、<革命>の必要性に目覚めなければならない。「どんな世界になったらいいか?」という<ビジョン>に目覚めなければならない。本当の意味で自分を助け、誰かを助けることの<意義>に目覚めなければならない。
そして、自分のために、誰かのために、世界のために生きることを、実際に始めなければいけない。



気が遠くなるような話だけれど、でもこれは、決して不可能な話じゃない。それに、こうした「目覚め」と「行動」を後押しすべく、今さまざまな現象が起こっている。私たちは、ただそれに気づけばいい。そして、まず自分から始めればいい。

それが、この世界に無数に存在したゲバラの死を無駄にしない生き方というものだ。



実はこの映画は「たまたま」友人のリクエストでいっしょに観た映画だったのだが。私は昨日、この映画によって、ゲバラからのバトンをそっと(でもズシリと)手渡されたような、そんな気がしてならない。





どんどんよくなる光の小道

ゆるゆる穀菜食

前回記事「スピの罠」のつづきを書こうと思ったのだが、よく考えたら新ブログで連載するテーマだったので、つづきは新ブログで書くことにした(まだFC2のほうに移行できてないから4月になっちゃうかも、だけど)。


今日は、わが大学んときからの悪友ひょんこらくんがナチュラルハイジーンを始めたと聞いて、あんまりびっくりしたんで、わたしも最近の食生活をご報告。実は生活改善の一環として、この3月から食生活を変えてみた。


フィット・フォー・ライフ ——健康長寿には「不滅の原則」があった!/ハーヴィー・ダイアモンド
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以前ブログで紹介したように、私は理論的には「ナチュラルハイジーン」にいちばん説得力を感じているのだが、これを厳格に守ろうと思うとかなり困難なので、生菜食のナチュラルハイジーンと、玄米菜食のマクロビオティックをミックスした、ちょっとゆるめの穀物菜食生活にした。



朝は必ずフルーツか搾りたてのにんじんジュースをいただき、それ以外の食事からは卵や乳製品を含む動物性食品を98%くらいカット(たまに鮭おにぎりとか食べちゃうし、厳格、窮屈なのは性格的に合わないので100%は目指さない。このままずっとこの食生活とも決めてない)。なんらかの野菜料理と、主食は玄米のときもあるけど、ほとんどはコグマくんにも好評な、白米に発芽玄米とハト麦を入れた五穀御飯ふう。

でもって、甘いものとコーヒー断ちをしている。


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もともと甘いものやお肉はあまり食べないほうなので、特に辛い思いもしていない。意外なことに、コーヒー断ちも簡単だった。というのは、今はこのようなスグレモノ↓があるから。


玄米の精ブラックジンガー
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玄米粉や黒大豆粉のブラックジンガーに豆乳と酵素を入れ、ほんのり甘くしていただく、ヘルシーカフェラテで充分満足。これをポットに入れて持ち歩いている。街のカフェに入れないのは、ちょっと不便だけどね(^_^;)


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そのおかげか、今は1日朝昼晩3~5回くらい、全然くさくない快便がどんどこ出る。こうなってみると、よく健康本に書かれている「1日1回排便は便秘」説は本当だったんだと納得。腸内で滞留しないと、食べるたびにこんなに出るんだということがわかった。体調不良をきっかけに以前より少食になったこともあって、4キロやせたのも嬉しい成果だ。


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今までありとあらゆる健康情報が頭に入っていながら、実践していることはごくわずかだったけれど、今は人生の新しいステージを引き寄せるために、まず土台である肉体の健康づくりから始めたいと思ってる。


肉体レベルの健康のための次なる課題は、いかにして日常に運動習慣を取り入れるか。いかにして締切をものともせず夜寝て朝起きる、規則的な生活リズムを確立するか、の2点なのだが。これも何とかモノにしていきたいと思う。



落ちるなキケン!スピの罠

今日は、荒川さんにうかがった話の中でも、誌面の都合で伝えきれなかった部分を紹介しようと思ったけど、やめた(ごめんね!Sさん~あせる


というのは、荒川さんのブログですでにちょこちょこ書かれているテーマでもあるし、そういう視点でこの世界やら生まれ変わりやら人と人の関係性と出会いの意味やらについて見つめ直すことは大変興味深くはあるものの、私自身、今回の取材で確認できてよかったと思っているのはそういうスピっぽい話より、むしろ


星ヒーリング・エネルギーひとつとっても、必ずしも高い次元から来ているわけではなく、チャネリングやいわゆる憑依に至っては、その多くが低い次元の何かとつながった結果。守護霊、ガイドと呼ばれる存在にしても、属している次元によって大きな違いがある。


という荒川さんの指摘だったからだ。


21世紀の祓い―禁断の日本的霊性を読み解く/中村 雅彦
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どういう呼び方をしたらいいのかわからないので、とりあえず日本の、ごく一般的な「スピリチュアル大好き!」な方々を「スピの人」と呼ぶとすると。


スピの人は「チャネリング」や「ヒーリング」が大好きである。「直感」も「シンクロ」も「瞑想」も「ワクワク」も大好き。「すごい!」と噂されるような霊能力者も占い師もヒーラーもチャネラーもパワースポットも大好きで、そのへんを渡り歩き、「ありのままの自分」で、直観やシンクロに導かれて「ワクワク」アンテナの指す方向に進めば、いろいろなことがうまく行くと信じてる。
瞑想や玄米菜食や断食をしていれば、浄化されてシンクロに乗りやすく、アンテナも磨かれると信じてる人も多い。


でもね。
確かにこれらはすべて一面の真実ではあるが、全面的な真実ってわけじゃ、ないんである。


呪いの研究-拡張する意識と霊性/中村 雅彦
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どこのどういう存在とつながって受け取っているかわからないチャネリング情報をウノミにする恐ろしさ、危なさ。ヒーリングしているつもり、されているつもりで、エネルギーを奪ったり奪われたり、汚したり汚されたりする可能性のあることを知らない恐ろしさ、危なさ。「瞑想」しているつもりで「迷走」していく危険性のあることを知らない恐ろしさ、あやうさ。
「頭で考えず直観に従う」つもりで、自我のフィルターによっていくらでも歪み、都合よく間違って受け取る可能性のある直観的情報を信奉してしまう、恐ろしさ、あやうさ。


こういう面に目を向けさせる情報があまりに少ないのは、なぜだろう?


どんな「すごい!」と思う人でも情報でも、決して自分をゆだねてはいけない。自分の主体性、自分のパワーを明け渡さない。尊敬はしても、信奉はしない。98%正しいと思っても、2%の違うと感じる部分は受け入れない。あくまで自分の足で立ち、あくまで自分が判断し、選び取る。目をつぶってしまわない。外側の権威に従わない。


そうして、スピリチュアル全否定でもなく、スピリチュアル礼賛でもなく、とりいれるべきはとりいれ、自戒すべきは自戒し、しっかり自分の足でグランディングしつつ、直観というアンテナの曇り・歪みを常にチェックしつつ、バランスよくやっていけばいいだけ、なんだけどね。


メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道/キリアコス・C. マルキデス
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最後に。もう何度紹介したかわからない、私の大好きなダスカロスの言葉を書いておきたい。


「何でもウノミにしてはいけないよ。
真っ赤に燃える疑問符となって

全てを(実際に自分で実行して)試し、
自己修養によって得られた指針を頼りに、

みずから判断するんだ」キラキラ


荒川靜さん再登場の巻

今日は、『THERAPY』連載記事のバックナンバーをアップするね。内容は、今年の1月2日にお会いした荒川靜さんのお話と、そのとき受けたミニセッションのリポート。

「見えない領域」とか「あちら側」とか「死後の世界」とか、多くの人は漠然とさまざまな次元・領域をごっちゃにしているけど、私たちが存在するこの物質次元はさまざまな次元・領域と重なり合い、さまざまな影響を及ぼし合っている。このへんの情報を書物からだけではなく、自身の透視能力によって〝体験〟し確認しているという荒川さんの話は、たいへん興味深いものであった(このことについては荒川さん自身もご自分のブログでたびたび書かれているが(⇒   )、私も後日、若干の補足記事をアップするね(^_-)-☆


ちなみに荒川さんは、この本↓で覆面リポートされて懐疑的なマスコミ関係者にも「ピカイチ能力者」と認定され、ますます予約がとりにくくなっているとか)


第2の江原を探せ!/渡邉 正裕
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実は、荒川靜さんを取材するのは初めてではない。3年近く前にオーラや過去生、ガイド・スピリットなどを透視していただくセッションを受け、本連載の第34回で御紹介したことがある。


その後、何度となくお会いしておしゃべりするような仲となり、彼女が透視したり体験している世界というか領域というか次元というか……で新たに気づいたこと、わかったことに関するお話などを聞くにつけ、あまりに興味深く、また荒川さん自身の能力もブラッシュアップされ、セッション自体もかなり融通無礙に進化・展開されている様子であることから、改めて荒川さんが見ている世界をここで紹介し、新バージョンのセッション体験をシェアさせていただきたくなった。

ナンバーとオーラの本/荒川 靜


荒川さんによると、こうした変化は、体外離脱による異次元探索などで知られる「モンロー研究所」出身のブルース・モーエン氏のワークショップに参加したことがきっかけ。これまで長きにわたって自分に見えているものをたった一人で分析し解釈し、誰に師事することもなく(特異な能力者の一人として師事しようもなく)やってきた荒川さんにとって、それはみずからの経験を整理したり、ウラをとったりする上でも非常に興味深く貴重な機会になったという。


「モンロー研究所に興味を持っていたわけではないので、後から思うと巧みに誘導され、ハメられた、といいますか(笑)。でも、これがすごく役に立ったんです」

ハメたのが彼女のガイド・スピリットなのかどうかは聞かなかったが、まずこのセミナーによって、荒川さんはラコタ族メディスンマンだった亡夫の〝救出〟に成功している。救出とは、死後、自分の死に気づかず〝信念体系の領域〟でとどまっている魂を〝浄化〟の領域へと案内すること。この経験によって、荒川さんがセッションでクライアントをサポートできる範囲は確実に広まった(私も07年暮れに父を亡くした後、おおいに助けられた)。


「死後探索」シリーズ 1 未知への旅立ち/ブルース モーエン
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また、今まで漠然ととらえていた見えない領域やガイドの種類についてなど、明確になったことも多かったという。このへんの世界観に関心のある方はブルース・モーエン著『死後探索』(ハート出版)シリーズをお読みいただきたいが、荒川さんは自分自身の経験や感覚と合致するようにそれらを自分流に消化し、見えない領域のマップづくりに役立てている。


その興味深い話をここで紹介するには誌面のスペースが足りないが、要するに見えている「物質」界に対し「見えない世界」と一口にいっても、それは「思考」「直観や霊感」「想念体」「信念体系(共同幻想・集合無意識)」、またその人生、個人としての「浄化ゾーン(天国?)」、それ以上の次元と多層に重なり、それぞれの次元にさまざまな存在やらエネルギーやらがあって、私たちに影響を及ぼしている。


魂の救出―モンロー研究所のヘミシンク技術が可能にした死後探索〈2〉 (「死後探索」シリーズ 2)/ブルース モーエン
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たとえばヒーリング・エネルギーひとつとっても、必ずしも高い次元から来ているわけではなく、チャネリングやいわゆる憑依に至っては、その多くが低い次元の何かとつながった結果。守護霊、ガイドと呼ばれる存在にしても、属している次元によって大きな違いがあるという。




では、このへんが明確でなかった3年前のセッションで教えてもらった私のガイドは、どの次元に属する存在だったのか? 「浄化」の次元に存在するというプランニング・センターに、私の未来に関する情報はどのように書き込まれているのか? ――続いて、体験セッションで荒川さんに教えてもらった。


まず、現在の荒川さんは明確に意図して、〝信念体系〟以下の次元の傍流ではなく、その人のダイレクト・ラインの高次のガイドにコンタクトをとるようにしているという。

見ていただいたところ、私のガイド・スピリットは3年前のセッションと同じ黒人シスターで、違うのは今回その仲間たち5~6人と共に登場(?)したこと。シスターは私に、ここ2、3年わからなかった課題について「答えはもうすぐ出るよ」と言ってくれているという。何のことだか今の私にはわからないが、シスターたちは楽しそうで、セレブレーションに来ている感じだというから、悪くなさそうだ。楽しみにしていようと思う。


純粋な無条件の愛―モンロー研究所のヘミシンク技術が可能にした死後探索〈3〉 (「死後探索」シリーズ 3)/ブルース モーエン
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続いて、プランニング・センター(見えない存在たちが個人の未来の計画に関して情報を整理しているゾーン)で、私に関する情報の部屋にアクセスしてもらう。

荒川さんによると、これまで見てきた部屋は未来を映すテレビ画像が複数並んでいるケースが多かったが、私の部屋は他人のデータまで膨大に整然とストックされているのが特徴的で、ユニークだそうだ。


「自分以外のデータまでDVDになってズラリと並んでいる部屋は、初めて見ました(笑)」

ヘルパーの管理人いわく、「彼女は自分の問題をよくわかっている。それをうまく扱えないことにジレンマがあるだけ」「無駄なデータを出し入れしていることもよくわかっていて、無駄だと思いながらも出し入れすることで確認している」。このへんはかなり思い当たるところがあって笑える。


部屋にはテレビ画像もあって、「私だって幸せになりたい」とばかりの未来を映し出しつつ「そんな気楽に幸せになれない」というかのように、自分でそれを消してしまっているのだという。個人的欲望や幸福へのブレーキ癖が、ストイックな神父だった前世のなごりで残っているのだろうか(それとも享楽的なプレイボーイだった前世の反動だろうか)……。このブレーキ癖と、「理由のわからない不安感」をいかに外すかが、当面の私のテーマだそうだ。ふ、深いかも……。


人類大進化への旅 (「死後探索」シリーズ)/ブルース・モーエン
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実は、今回の取材ではいわゆるアカシック・レコードの一部と思われる膨大な〝ディスク〟と、そこにどう個々人の魂の記憶が収められているか、同じディスクに収められたDVDの1枚1枚のような個々人の魂は、同一ディスク内でどのように影響を及ぼし合うか、能力者がクライアントの魂の記憶にアクセスしようとするとき、どんなアクセス間違いが起こり得るか――などなど非常に興味深い話もうかがったのだが、残念ながらスペースが尽きてしまった。


新春早々、エキサイティングでホットな情報と貴重なアドバイスをお聞かせくださった荒川さんに深く感謝しつつ、いずれどこかで、それらのお話も紹介させていただこうと思う。


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病をよせつけない心と身体をつくる

ここ数日、素晴らしくタイムリーで奥深いエッセンスがぎっしり詰まったこの本↓を再読中。


著者はER(救急医療)の現場で16年働きながら、透視能力によって患者のエネルギー場を読み取り、それを待ったなしの救急医療の現場で実際に活かしたり、エネルギー・レベルにある病気の原因を伝え改善をサポートしてきた女性なのだが、「生まれもった才能をフルタイムで生かしなさい」という導きの声を何度となく聞きながら、その声を無視し続けて病気に倒れた。能力者でありながら疑い深いニューヨーカーでもあった著者は、「安定した職業を離れ、不確かな未来に乗り出したくない」という理由で、頑固に看護師を辞めようとしなかったからだ。↓


病をよせつけない心と身体をつくる―直観医療からのメッセージ/クリステル ナニ
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そんな彼女が、「魂の暗い夜」と呼ぶべき辛い時期を経て、やがてみずからの魂と和解して看護師を辞めることを決意。多発性硬化症を癒し、本来あるべき人生へと戻っていくストーリーは、この本に登場する、どんな実話エピソードよりも今の私に鮮烈な印象を与える。


思えば私の人生は、今まで長いこと、仕事――それも身過ぎ世過ぎの「仕事」にかなりの部分を占拠されていた。だって、好きな仕事だったし、楽しかったし、勉強になったし、出会いも感動もいっぱいあったし。少しでも多く稼ぎたかったからね。

でも、今は何かこう、この本の著者と同じように、魂の声が、新しい人生ステージへの移行を強力にうながしているような、そんな気がしてならない。
私の〝本来あるべき人生〟がどんなものかは、まだよくわからないんだけどね(^_^;)。


とりあえず、しばらくは軸足を仕事でなく、自分のからだ、自分のライフ(生活・人生・命)に置いた日々を生きてみようと、そんな取り組みを始めたところだ。


きっと天使が助けてくれる (あなたを幸せにする簡単な方法)/クリステル ナニ
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ちなみに、『病をよせつけない心と身体をつくる』は、透視能力者である著者クリステル・ナニがみずからの体験と、援助者として関わった多くの人々のエピソードを挙げながら、病気の原因と治癒のプロセスを紹介した一冊。

著者によると、ほとんどの病気は外的な要因より、エネルギー・レベルの低下が原因で、エネルギー・レベルが下がる理由は人間関係や仕事のストレス、幼い頃のトラウマによる感情の抑圧などさまざまだが、とりわけ病気の最大の原因になっているのが「本来の欲求にフタをして、その人らしくのびのび楽しんで生きていないこと」だという。


身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価/ガボール マテ
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そのほか、


星あなたのエネルギーは身体の内部と、身体を取り巻く場に電磁波動として現れる。


星この波動の周波数は、あなたの健康と幸福感に応じて上下する。


星すべての病は低い波動を持っている。


星似たもの同士は引きつけ合うので、もしあなたのエネルギーが絶えず低い波動の状態にあれば、病を引き付ける。それが起こったとき、私たちは、あなたが病に「共鳴した」という。


「思考」のすごい力/ブルース・リプトン
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星あなたの思考・感情・態度・信念はあなたのエネルギー・システム、つまりあなたの身体的な健康に強力な影響をおよぼす。


星肯定的な思考や感情は、あなたの波動を上げる。否定的な思考や感情はそれを下げ、あなたのエネルギー・システムに、そしてあなたの身体に病気を「招き入れる」。


星あなたは否定的な思考や感情を持つか、それとも肯定的な思考や感情を持つか、選ぶことができる。自分の人生で起こる出来事に否定的な回転を加えるか、肯定的な回転を加えるかは、あなたが選択できる。


星あなたの行なう選択はあなたの身体の全細胞に、遺伝子レベルにおいてさえ、影響を及ぼし得る。



などなどの叡智も満載。病気であろうとなかろうと、健康で幸福な人生を生きたい、すべての人のお勧めしたい一冊だ。


潜在する無限の生命力

ちと旧聞ではありますが、友達が私の詩をつくってくれました。いや~、このような嬉し恥ずかしい思いは、あんまししたないことかも音譜 自慢ちゃー自慢なので控えようかとも思いましたが、やっぱり良い記念(?)なのでリンク貼っちゃいます(^m^)。

詩人の「そらのことり」さんの、こちらのブログです→ 「らる~さんの唄」


むふ。ことりさんは私の、良いほうの口ぐせを詩に詠んでくれたのでした。口ぐせは思いグセの反映であって、良い想念(エレメンタル)をつくる手っ取り早い方法でもあります。せっかく褒めていただいたのだから、これからはこんなふうな良いほうの口ぐせをもっと増やして、良くないほうの口ぐせ思いグセはどんどん減らしていくぞ~!(鼻息)と思いました。これも「ブタちゃんもおだてりゃ木に登る」効果でしょ~か(笑)。素敵な贈り物をありがとうね、そらのことりさんラブラブ


プレゼント   プレゼント   プレゼント   プレゼント   プレゼント


さて、前回お約束した尊い「教え」の一節は、こちら↓。これからも繰り返し繰り返し読んで自分に刻みつけ、そのように生きられるようになっていきたいと思う「教え」であります

(ここから下すべて、この良著↓よりの引用)。


心を空にする―中村天風「心身統一法」の真髄/沢井 淳弘
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天風は、本来すべての人間に備わっているはずの「力」について、こう言っている。


星「人の生命の内奥深くに、
潜勢力という微妙にして優秀な特殊な力が、
何人にも実在している」


このことに気づかないと、健康や運命がとかく傷つきやすく、人間として生きる価値を見失ってしまう。
人間は力弱い哀れな存在ではなく、本当はもっと力強い、そして高い価値を秘めた存在である。人間は本来、病に悩まされたり、悪い運命に翻弄されたりするように、つくられていない。時には病にかかることもあるし、悪い運命に遭遇することはあるが、いつまでも病に苦しめられたり、貧乏に虐げられて、一生を終わるようには、人間はつくられていない。
さらに天風は言う。


星「人間というものは、
そうやたらと病や不運に悩まされたり、
虐げられねばならぬものではなく、
その一生を通じて、健康はもちろん、運命も順調で、
天寿を終わるまで幸福に生きられるように、
本来的に創られているものである」


永遠平和のために (ワイド版岩波文庫 (263))/カント
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ドイツの哲学者、イマヌエル・カントは「生命余力説」という論文の中で、こう書いている。


星「人間には――病人でも健康者でも――すべての人に、健康を確保し、自己の運命を開いて行ける〝生命余力〟というものが、生まれながらに与えられている」


カントのいう〝生命余力〟とは、ここでいう〝無限の生命力〟のことである。
また、イギリスの哲学者、トーマス・カーライルは、言っている。


星「人の強さを知らずに生きている人ほど、憐れな人はいない。そのような人はちょうど水の上に浮かぶ泡のようなもので、惰性で生きているにすぎない。惰性が衰えると早く老い、人生の価値を発揮せず、無為のうちに死んでいく」


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カーライルも、人はもっと強いものだ、もっと大きな生命力がある、と主張している。

なぜ、このような不思議な生命力が人間には与えられているのか?


この疑問に答える前に、まず人は何のためにこの世に生まれてきたのか、を考える必要がある。


人はこの世に、病気になるために、あるいは苦しみ悩むために生まれてきたのだろうか? 人間は、もっと尊い使命を遂行するために生まれてきたのではないだろうか?


生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか (PHP文庫)/飯田 史彦
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この現象界に存在するすべてのものが、それぞれ何らかの意義をもって生まれてきた、と考えることはできないだろうか。


星「人間の生命の内奥に潜勢力という偉大な力が賦与されているのは、要するにこの(進化と向上という)使命を遂行し、人間の真正の資格を完全に発揮するという、造物主の意図にほかならない」


と天風は言っている。人間の存在意義とは、自然の法則にしたがって進化し向上し、何かを創造する、ということなのだ。


ところが多くの人はこの意義を自覚せず、自己の欲望を本位として、富や地位や名誉を得ようとして生きているか、あるいは贅沢三昧の享楽主義的な生活を追求している。そのような人々はいつしか健康を失い、真の人間らしい幸福を見失ってしまう。なぜなら、人間本来の存在意義を無視して生きていけば、正しい人生目標を見失ってしまうので、本来人間に与えられている幸福を享受できるはずがないからである。


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天風は言う。

星「人生の事柄は、すべて<因果の法則>というもので支配されている。
従って一切の人生の果実は、
その人の蒔いた種子のとおりに表現してくる」


私たちは普通、あまり変化のない限られた範囲内で、毎日の生活を営んでいる。そのため、生活に使う生命の力も、あまり変化のない、限られたものである。しかし、私たちが大自然から与えられている生命力というものは、実はもっと大きなものである。私たちが日常使っている力は、与えられた生命力のわずか数パーセントにすぎない。


病にかかったり、仕事がうまくいかないと、私たちはすぐにそれが自分の力の限界と思い込み、自己の生命力をきわめて低く評価してしまう傾向がある。
しかし、病にかかったり、仕事に挫折した時こそ、潜在する生命力を掘り出して、病を克服し、仕事を新規にまきなおす絶好のチャンスなのだ。


――沢井淳弘編著『心を空にする 中村天風「心身統一法」の真髄』より


人生の転機

今日で2月は終わり。今月はほとんど仕事らしい仕事もできず、療養に明け暮れたという印象だったが、手帳を見たら6回も会食に行っていた。


そのうち、まったく仕事がらみじゃないのは、先週あーちゃんと初対面を果たした赤坂のサファリの集い


どんどんよくなる光の小道


↑超気に入ったサファリのダルサラダ、再現したい!



と、その昔スピリチュアル系雑誌の編集部仲間だった同業者の友人と旧交を温めた昨夜の、代官山のレストラン、アスカどちらも気の置けない仲間とおいしい食事をいただきつつ、おしゃべりを楽しむ、とっても豊かな時間だった。





どんどんよくなる光の小道


それにしても、この2月は人知れず(見えない領域で)実り豊かな1カ月だった。近年まれにみる体調不良をきっかけに、多くの人(&見えない存在)の情に触れ、豊かなサポートをいただいた。おかげで心・肉体・魂いずれのレベルにも存在した「原因」に気づくこともできた。




どんどんよくなる光の小道


心レベルの原因は、締切&ノルマのストレスやらプレッシャーやらに追い立てられ、余裕のない日常を生きていること(^_^;) 締切&ノルマに対して「不動心」を保つ努力はするけど、職業生活を抜本的に変えることも含め、これについては現在、考慮中だ。なんといっても、その背景に、私にとって本当にやりたいミッション、本筋の人生を生き始められていないという大きな課題があるからね。この大きな課題は、今年1年かけて取り組み、少しずつでも実際に現実に「本筋」に近づいていきたいと思っている。


内なるドクター―自然治癒力を発動させる、奇跡の処方箋/グラディス・テイラー マクギャレイ
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肉体レベルの原因は、なんといっても不規則な生活と不節制で無理に無理を重ね、体を酷使してきてしまったこと。これについても本気で生活改善を始めたい。


嬉しいのは、同時期に立ち起こってきた厳しいプロセスワークを経て、過去生から持ち越した根深い絶望のエレメンタルをひとつ(ガイドたちの強力なサポートにより)浄化・解放できたことだ。今後はますます自分の潜在意識をクリアリングしていこう!という強烈な動機づけになるほど、それは素晴らしい癒しと解放の体験だった。


人生の転機/キャロル アドリエンヌ
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とにかく今回、一連のさまざまなプロセスワークが進行するなかで、電流に打たれたように私は悟った。
スピリチュアルな真実について読んだり書いたり話したり、いつまでもそんなところにとどまっていてはいけない。それを自分の心・肉体・魂において本気で1日24時間、実践していく時が来たキラキラ――、ということを。


ほんとうのことを言えば、「時」はとっくに来てたんだけどね。うすうす気づきながら易きに流れ、「これくらい(の実践)でいいだろう」とラクをして先延ばしにしてきたことを、「もうこれ以上は待てない」「そんなレベルのどこが実践?」って天に通告されちゃった、だけなんだけどね(笑)。


ベル   ベル   ベル   ベル   ベル


そんな私に天の声のように朗々と高らかに響いた「教え」の一節。もともとはそれを書こうと思って始めた話なんだけど(^_^;) 長くなっちゃったので、次回に紹介したい。



新ブログ予告編(今だけ開陳)

2月は逃げるっていうけど、ほんと、何もできないうちに、2月が逃げていこうとしている。でも「何もできなかった」のは、「この世」的な部分の話で、見えない領域では、大浄化、大変革の後押しラッシュがどんどん進んでいたみたい。


人生を変える力―第十一の予言 (海外シリーズ)/ジェームズ レッドフィールド
¥1,890
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この一か月、引くルーン引くルーンの全部が大きな一サイクルの終わりに当たる「ブレイクスルー」やら「休止」やら「ブランクルーン」やらに限定されているのは、おかしいほど。どうやらとことん、「もう今までのままの人生を続けてはいけない」「過去の続きは、もう卒業、せよ」「手放して、虚空に身を投げるほどの勇気をもって新しい人生を」「人生を変えよ」「真の自己に目覚めよ」……ということらしい。


ルーンの書/ラルフ・ブラム
¥4,057
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おーけー、わかった。なんとかやってみる。


と言いつつ、新しい人生の幕をあけるために、何から始めたらいいかわからないが、今日は新月でもあるし、ずっと始めようと思っていた新ブログをスタートしてみようかな、と思った。


思ったが今夜も時間がないので、とりあえず、以前つくっておいた「お試し版」を、予告編として開陳しておく。↓


http://raruu.exblog.jp/7279949/



このテンプレートが気に入って、エキサイトブログにしようと思ったんだけど、その後いろいろな不都合に遭遇。そらのことりさんに相談に乗ってもらい、エキサイトじゃなくって、FC2で始めることに決定した。だから後日、同じ内容をFC2に移してスタートする予定だけど。そう、このブログとは別に、これからは、こんなのも書いてみようと思ってます~~


来週までにはスタートするつもりだけど。それまで、幻の一時的エキサイト・バージョン予告編として、アップしておくね。



「困難」は何のチャンス?

きのうから今日にかけて、友人知人、姉妹から愛情あふれる言葉をたくさんもらってホクホクしている私。弱っているときって、ほんとうに人の情けが沁みる。ありがたいな~~、幸せだな~~ラブラブ


今日は、体調を崩して以来、ずっと「やろう」「やらねば」と思っていた洗腸を、やっと決行。「決行」というほど大したことじゃないんだけど、心理的ハードルが高かったのね(^_^;)


新版 エドガー・ケイシーの人生を変える健康法/福田 高規
¥1,575
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洗腸について知りたい方は、この本↑をどうぞ。



洗腸が終わったら気持ちがスカッとして、肉体・感情体・精神体が重なりあい、影響を及ぼし合っていることを改めて実感した。当分は週1の洗腸、月1の肝臓デトックスをノルマにして、食事も節制を心がけようと思う。


どんな節制かというと、せっかく体調不良をきっかけに胃も小さくなったことなので、まずは少食。続いて、炭水化物とタンパク質を同じ食事でいただかないことを徹底してみようと思っている。
前にも紹介したこれらの本↓にあったように、パンやご飯を食べたいとき、いっしょに食べていいのは野菜だけ。魚・卵・お肉など動物性タンパク質をとりたいとき、いっしょに食べていいのは野菜だけ。


フィット・フォー・ライフ ——健康長寿には「不滅の原則」があった!/ハーヴィー・ダイアモンド
¥2,205
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そしてフルーツは空腹時に限って、フルーツだけでいただく(次の食事は30分以上時間をあけてから)というルールを厳守してみよう、ということね。このルールを守ると未消化物(体内毒素)の発生が防がれ、胃腸にかかる消化吸収の負担もかなり軽減されるようなので。


あとは、締切がらみで早寝早起きは徹底できそうにないけど、できる日は早寝して、毎朝のチベット体操と、「なるべく歩く」にも取り組む予定。まずは肉体という器を浄化し、整えていかないとね~。


5つのチベット体操──若さの泉・決定版/ピーター・ケルダー
¥1,260
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そんな今日この頃、ケイシー療法関連の本を読み漁っていたら、素晴らしいケイシーのリーディング・メッセージを発見したので、備忘録がてら書いておくね↓。


エドガー・ケイシー文庫006 健康ハンドブック/ハロルド・J. レイリー
¥2,100
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星キリストについて、神についての正しい知識、真の理解からあなたを引き離すような、あらゆる経験、考え方を、あなたの心と意識から取り除きなさい。
なぜなら、主がこの世にあったとき、主はあらゆる種類の愚かな悪意、敵対者に遭われ、それらに涙されたが、それでも主はただひたすらに与え続け、最後には肉体から血を流し、それを失うまで、みずからを与え続けたのだから。


星あなたの人生の困難は、あなたにとってチャンスとなるべきものである。何のチャンスかといえば、生き方においても、言葉においても、御心にかなう〝清い者〟となるためのチャンスなのだ。


神の探求〈1〉/エドガー ケイシー
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星あなたが今――こうして生命の光を輝かせ、主の祝福を注がれ包まれているときに――主を心から受け入れるならば、主はあなたに、みずからに関する正しい知識、真の理解を与えるだろう。


星真に主を知るということは、主が為されたのと同じように為すことである。たとえこの世があなたを罵り、あざ笑うとも、あなたが誰を信頼しているのかをよくわきまえ、主の御手にしっかりとすがるなら、主はあらゆる経験からあなたを守ってくださるだろう。そのことを、よく覚えておきなさい。


(ケイシー・リーディング262-98より)


話せばわかるか

トンネルの出口の光が見えてきたと思ったが、まだまだ本当に出口に達するには時間がかかりそう。「このへんでいいか」と手綱をゆるめたら、今のワタシがまだまだどこまでも「今までの人生」を続けてしまうことを、わが〝人生というグル〟はお見通しなのだろう。私が本気で実際ほんとうに人生を変え始めるまでは、厳しく濃密なライフレッスンという手綱をゆるめてくれそうにない(^_^;)


ライフ・レッスン (角川文庫)/エリザベス・キューブラー・ロス
¥740
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ひとつわかってしまったことは、私が本気で実際に本当に人生を変えようと思ったら、今のこの締め切りに追いたてられてクルクルクルクル回り続けるゲージの中の回し車の上を走るような生活から、いったん降りねばならない、ということ。降りてどうやって生活していったらいいのかは、さっぱりわからないんだけど(^_^;)


もうひとつわかってしまったことは、私は今まで誰もかれもではないにしろ、かなり多くの人に対してすぐに「わかってもらえそう」「通じ合えそう」と信頼しすぎ、期待しすぎ、求めすぎ……そうであるがゆえにカッカしたり足元を掬われたり裏切られたりの失意を繰り返してきた、ということだ。


人生は廻る輪のように (角川文庫)/エリザベス キューブラー・ロス
¥820
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どうやら私が過去生から持ち越してきたらしい「わかってもらえない」という絶望と悲しみは、「わかるはずなのに」「自分の伝え方がわるく、自分の未熟さゆえ、わかってもらえなかった」という自分に対する絶望と後悔にも起因していて、と同時に、それは「わかるはずなのに」「わかろうとしない」相手に対する怒りや嫌悪感にもつながっていた。


要するに、「わかるはずなのに」という私自身の勝手な期待と「話せばわかる」という言葉への過信が、交流分析的にいえば、「I’m not OK」and「You are not OK」という、どっちもダメダメの烙印を押すに等しい不幸な結果を招いていたわけだ。


あなたが演じるゲームと脚本―交流分析で探る心のうら・おもて/杉田 峰康
¥1,680
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だが、今回、癒しへの旅の途中で、私は悟った。
人と人はたとえ同じ人間のように見えたとしても、すごく近しい似通った話の通じそうな相手に見えたとしても、まったく違う信念体系を持ち、まったく異なる知性と感性によって、まったく異なる内的世界を生きている。
わかりあい通じ合えるほうが稀であって、だからこそ、たとえ砂浜に落ちた一粒の砂程度であっても思いを共有できたり、わかりあえたり通じ合えることに、こんなにも深い喜びを覚えるのだ。
わからない人にはわからなくていいし、だからといってそれは「I’m not OK」でも「You are not OK」でもない。それがその人にとって本当に大切なことならば、いつかわかる日が来るだろう。わかり合える日も来るだろう。


癒しへの旅/ブランドン ベイズ
¥1,470
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聖書の中でキリストは、そこにいる罪人のために「彼らを許してください」と神に祈って言う。「あの人たちは、自分が何をしているのか、わからないのです」。
私も「わからず」にどれだけ多くの罪をなしていることか。その私が、今たまたまわかりあえないからといって、わかってもらえないからといって、ただそれだけの相手を嫌うのも裁くのも間違っている。また相手にわかってもらえないからといって、自分を責めることもない。


「わからない」という方法 (集英社新書)/橋本 治
¥735
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ずっとずっと、「わかっちゃない奴ら」を「仕方ないんだ」と受け入れ許すために、「わからない奴もいるさ」と、その事実を共有し、慰め合える仲間を求めてきた。しかし、その「仲間」でさえ、全面的にわかりあえ通じ合えるわけでもない。多くを求めれば求めるほど、人は満たされない渇きにあえぐ。期待は裏切られるのが常、だからにして。


人と人はわかりあえないのが基本。特にすべてをわかりあうことはあり得ない。人に多くを期待してはいけない。「わかっていない」人のほうが大多数。「何もかもわかっている」人はマスター(だから、ほとんどいなくて当然)。……などなどと書き連ねるとネガティブに響くかもしれないが。だからこそ、わかり合う喜び、わかっている人の素晴らしさが燦然と輝くわけで。この冷徹な事実を踏まえておくことが肝心なんだと、今回私はしみじみと悟った。


霧 霧 霧 霧 霧


たぶん多くの人にとってはすでに当たり前の事実で、「今さら何を言ってるの?」という話だとは思うが。どっか「人と人はヘンな壁さえ作らなければすぐわかりあえる、通じ合える」「話せばわかる」的なノーテンキな思い込みが抜けなかった私には、なかなか大きな気づきであった。