栄枯盛衰

昨夜、ちょっとキツイが、家から一応、徒歩圏内(ただし、歩くと片道20分弱なので、フツーはバスに乗って行きまぁ～す)にある、某大型ショッピングセンターへ行った。ここには、デジカメで撮った写真を自分でプリント出来る機械が置いてあって、しかも、夜の11時まで、営業しているのだ。同じ店内には、「コメダ珈琲」もあるので、写真をプリントしたあとに、ゆっくり、休憩することも出来る。

ここの2階にあった、安くて、ジジイ好みの服を数多く取りそろえた、(多分)チェーン店ではない男物の洋服店を、私はとても気に入っていたのだが、お客があまりいなかったせいか、最近、つぶれてしまい、その場所に、GUが出来た。確かに、GUは、いつも大勢の買い物客で賑わっていて、ショッピングセンター・サイドにしてみれば、この店舗のチェンジは「大成功」なのだろうが、GUはあちこちにあるので、決して、めずらしくはないゾ。それに、同店内にはABCマートとか、よくある人気店が続々、新規オープンしていて、雰囲気的に、急速に、どこにでもある駅ビル&ショッピングセンター化しつつある。

ここの3階には、結構、大きい、CDショップの新星堂もあったのだが、それも、つぶれた。それで、同じ階にあったくまざわ書店が、CDやDVDを店内の一角に置き始めたが、専門店である新星堂に比べるべくもない、貧弱な品揃え(置いてあるのは、売れ筋作品のみ)で、ちょっとというか、かなり、ガッカリしている。とうとう、周辺には、CDショップはただの1軒も、なくなってしまった。

外見は、同じショッピングセンターでも、中身は日々、変わっていく。そして、どこにでもある、主に若者向けの人気店が、どんどん、浸食していく。まぁ、それもまた、世の常。娘などは喜んでいるが、これなら、彼女がよく行く、駅ビルのアトレと、ほぼ、同じじゃん。