「ワールドウォーZ」 | 土方美雄の日々これ・・・

「ワールドウォーZ」

昨年公開され、すでにDVDも出ている映画についてのコメントを、何故、今ごろ、書いているのかというと、劇場公開時には観ず、先程、スターチャンネルで観たから・・。

ブラピ演じる元国連職員のジェリー・レインは、妻&2人の娘と一緒に乗っていた車で、ゾンビの襲撃に遭遇し、ゾンビに噛まれた人間が、その場で瞬時にゾンビに変貌するのを、目撃する。そして、何とか、ゾンビの襲撃から逃れたジェリーは、国連事務次長からの呼び出しで、妻子を安全な場所に避難させた上で、ネズミ算的に、もの凄い勢いで増え続け、各国の都市を崩壊させつつあるゾンビへの対抗策を求めて、文字通り、世界中を飛び回る・・という、まぁ、そういった、よくある、新鮮みのないストーリィ。

要は、所詮、B級ゾンビ映画を、無理矢理、世界の終焉を描くパニック超大作にまでスケールアップしてしまったような作品で、基本パッピーエンドでありながら、ヒットすれば、続編がつくれるようなラストも、あわよくば・・という制作者の魂胆が見え見え。事実、ヒットしたので、続編制作の話も出ているんだそうだ。ブラピが引き続き出演するか、どうかは、定かではないけど・・ねッ(多分、出ないと思う)。

監督は、「007慰めの報酬」を撮った、マーク・フォースターという人。超リアルにこだわり過ぎて、007を華のない、つまらない映画にしてしまった張本人だ。

この映画に登場するゾンビは、伝統のよたよた歩きではなく、ドドドドドと、全力疾走するニュータイプ。つまり、ハッキリいって、私のタイプではないです、ハイ。ゾンビは、やっぱ、伝統のよたよた歩きじゃなくっちゃ・・ねッ。

つ、つまらん映画だ、映画館で観なくて、正解でしたぁ~&どーした、ブラピ???