カフェギラリーeikuへ&古久家のサンマー麺 | 土方美雄の日々これ・・・

カフェギラリーeikuへ&古久家のサンマー麺

一昨日、25日降版予定の「本業」の原稿を、えぃ、やぁと、すべて仕上げて、逆入稿(つまり、印刷所の人に取りに来てもらうこと)したので、昨日はとりあえず、こと「本業」に関しては、する仕事がない。

もちろん、締め切り直前ということではないにせよ、書かなければならない原稿はあったし、早めに家に戻って、26日からの旅行の準備をしてもよかったのだが、マイミクで、画家の小澤英さんが、鵠沼海岸に「カフェギラリーeiku」をオープンさせ、是非是非、駆けつけますっ!!!と公言していたので、その、いわば「公約」を、守ることにした。

ということで、東京駅から、延々と、東海道線に乗って、藤沢へ。開店は午後1時ごろからと聞いていたので、ダイヤモンドビル地下にある古久家に行った。古久家は私が子供のころ、つまり、何と、もう50年近く前に、母に連れられてよく行った中華料理店で、そこのサンマー麺(神奈川県内でしか食べられていない、いわば神奈川県民のソールフード???)が好物だったのだ。以前、その話をブログで書いて、まさか、もうないだろうと思っていた古久家を、ネットで検索したら、ちゃんと今も同所で営業中・・ということが、わかったのだ。

で、行った。そうそう、この味だッ!!!と感慨深いものはあったが、昔ほどうまいとは思わないのは、まぁ、致し方ないか。揃いの白い割烹着のおばちゃんたちも、昔のイメージ通りで、懐かしかったが、「おばちゃん」といったところで、私よりずっと、若い年齢なのだ。そして、店内には、私同様、「老人」が、何と多いことかッ!!!今どきの若い人は、きっと、古久家なんかには、あまり、入らないのね(涙)。

い、いかん、ノスタルジーに溺れそうになっている。気を取り直して、小田急に乗って、鵠沼海岸駅へ。実は、鵠沼は私が幼少時代を過ごした街で、これまた、ノスタルジーに溺れそうな雰囲気も、ありあり。

小澤さんの「カフェギラリーeiku」は、そんな鵠沼海岸の閑静な住宅地の中にある、素敵なカフェギャラリーで、現在は小澤さんご自身の個展の真っ最中。コーヒーを飲みながら、彼の絵を鑑賞し、ご本人と、少し、会話もしてから、帰宅。あっ、もちろん、作品も2点、購入しました。ハイ。

でも、帰宅といっても、またまた、延々と、電車に乗って・・。