「ナイト&デイ」 | 土方美雄の日々これ・・・

「ナイト&デイ」

トム・クルーズとキャメロン・ディアス、超大物スター同士の共演には、正直、それほど新鮮みはない。10年ほど前、「バニラ・スカイ」とかでも、共演しているし・・ね。

で、観る気はなかったが、ずっと興行成績、断突の1位だし、遅ればせながら、観た。

まぁ、正直にいって、滅法、面白い。ハラハラドキドキのアクション・シーンに次ぐアクション・シーンは、観ていて、まったく、退屈しないし、トム演じる謎の男、ロイ・ミラーに振り回されっ放しの、キャメロン演じる、平凡な女ジューンも、次第にその本領を発揮していく。そうなれば、まさに、最強。アメリカから大西洋の小島、オーストリアにスペイン・・と、文字通り、世界を駆けめぐる、贅沢なアクション巨編にして、破天荒なラブ・コメディ。観終わった後には、ああ、面白かったという感想以外には、何も残らないが、これはもともと、そうした映画なのだ。