つくづく、オタクです | 土方美雄の日々これ・・・

つくづく、オタクです

昨年、偶然、原美術館で、ヘンリー・ダーガー展を観たことにより、アール・ブリュット(アウトサイダー・アート)について関心を持ち、時間のある時に、あれこれ、調べるようになった。

関連図書も邦語・邦訳のあるものはすべて収集したが、生憎、刊行点数が極めて少ないので、もう読む本が、全然、なくなってしまった。ついには、滋賀県立近代美術館で開催されている展覧会にも、大枚をはたいて行くまでに、夢中になり、このままだと、パリやスイスの美術館にまで足を伸ばそうかという、勢いである。

つくづく、オタクだなぁと、我ながら、思う。いったん、何かに夢中になると、歯止めがきかなくなる。おまけに、よくいえば関心領域が広いので、あれもこれもと抱え込んで、にっちもさっちもいかなくなる。二兎追う者は一兎をも得ずというが、私の場合、二兎どころか、十兎ぐらい追っちゃっているのだから、どうにもならない。

さて、昨日は出たばかりの小出由紀子編著の「アール・ブリュット パッション・アンド・アクション」(求龍堂、2900円+税)という本を購入。家に戻って、すぐに読み始め、先程、読了した。2005年にハウスオブシセイドウで開催された同展での紹介作品を中心にまとめたもので、パリのabcdコレクションからの出展なので、現在、滋賀県県立近代美術館で開催されている展覧会と、重複作品も多そうだ。

そんなこんなで、ここ2、3日、全然、原稿を書いていない。こんなことではいけないのだが・・。

そういえば、昨日のメキシコ学勉強会の報告を書いていませんでしたが、今日はもう疲れたので、いずれまた。