ファンタスティク・フォー 銀河の危機 | 土方美雄の日々これ・・・

ファンタスティク・フォー 銀河の危機

スーパーヒーローになってしまった&超能力者の主人公の、孤独と苦悩と成長を描く「スパイダーマン」や「Xメン」シリーズに比べて、モロB級テイストを前面に押し出した、軽~いノリの前作。その続編も前作の路線を踏襲し、終始、軽~いノリで突っ走ります。単純なストーリィ、わかりやすい人物像、でも、特撮だけはさすがハリウッド・・という感じの作品で、まぁ、何にも考えたくない&時間つぶしには最適な作品です。感動とか、大どんでん返しとか、手に汗を握るスリル感とかを、間違っても期待してはいけません。

第一、「銀河の危機」といっても、「敵」はたかがシルバーサーファーひとり(?)。「地球滅亡までのカウントダウン」なんていわれても、ほとんど実感が湧かないのは、私だけ???むしろ、たったひとりの「敵」に、4人+前回の「悪役」+軍隊まで総動員して挑むのは、いくらなんでもあんまりだ・・との感も。頑張れッ、シルバーサーファー!!!と、思わず、応援したくなっちゃうじゃないか。これって、どうよ。

ところで、ジェシカ・アルパって、所詮、この程度の女優なのかと、少し、悲しくなったのも、私だけ???