最近はチェンソーシーズン突入で かなり忙しくしております
そんななかでいくつか気になったことを
「チェンソーの振動が以前より大きくなった」
そんなことを感じてる方がいると したら、様々確認して 機械が原因なら修理した方がいいでしょう
チェンソー作業で手が痺れると、 夜の 晩御飯 と 晩酌に差支えますから
振動が大きくなる原因として
「目立てが原因」
「機械が原因」
と、2 パターンあります。
なので、修理するひとは見極めることが必要になるのです
目立てが原因の場合は単純に デプスの下げ過ぎです
デプスの落とし過ぎは 「振動増加」につながります
薪に適した広葉樹なら下げ過ぎない方がいいです。樹が硬いので 適正以下にさげすぎてしまうと振動が増えます
目立ては 削る 引き算しかできませんからね
じゃー 機械が原因の振動増加は???
様々あります
よくあるのが
チェンソーが木に挟まった際の 無理な引っ張り 行為
でのスプリング・防振ゴムの破損
チェンソーが木に挟まったら クサビで 木の隙間を広げてください
最悪、こんな壊れ方をします機械が可哀想です
スプリングが一つ効かなくなるだけでも相当な振動になります
そして 次は
山で 木が転がってきて 自分は逃げれたが、チェンソー 木におもいっきりひかれて挟まった
人間が 怪我しないことが一番です
機械は 部品交換で直りますから
目視で確認
クランクケース 下の スプリングの破損で済んだなー と思って交換しましたが
試運転してみると
「あれ、振動が大きい」
本来の 正常な振動をわかっているからわかる振動ですが
他のスプリングをチェック
あっ シリンダーの上部スプリングが
僅かに スプリングが変形してました
これでも ハッキリと振動が大きくなるのです
初見では見落としました
と、いうか 「このぐらいなら問題なくいけるのでは 」と おもったのですが、甘かったです
そして、 ちょっと 頭を悩ませられたの例
「昨日に比べて 振動が大きい!」 とのこと
昨日に比べて????
昨日は雨でした
って ことで エアフィルターもしばらく清掃してないとのこと
現場では 松を 切ってるそうで、松の油を含んだ 切粉 と 雨でフィルターが目詰まりしてしまってたようでした
こんなに表は汚れてても 内部はこんなに綺麗
さすが HD2 フィルタです
コンペンセーター
過去ブログ
http://ameblo.jp/higuchikanamono/entry-11519212109.html
そう、STIHL スチールは コンペンセーター機能の効果で多少のエアフィルターの詰まりなら機能のない他メーカーに比べて
余裕で使えるのです
更に表面積をが大きい HD2 でしたからね
余計に 清掃サイクルが長いですからね。急に振動が増えたので = エアフィルターの目詰まりとは判断しづらかったのです
スチールに慣れてしまうと、清掃を怠けやすくなると いうかたもいます
そして コンピューター制御のエムトロニックなら 長い期間 パワーダウンもあまり感じずに使えてしまうのです
余計に怠けたくなっちゃうかも
そこが STIHLは 高耐久 で 安定感抜群 と評価される ポイントです
ノーマル機種だと 徐々にパワーダウン していきます
エムトロニックでも 相当 目詰まりが酷いとパワーダウンしますけどね
振動は 目詰まりが乾いて ひどくなって、空気の入る量が安定しないせいだったのか、エンジンの挙動がおかしく 振動が増えてしまって 防振スプリングでは抑えきれなくなっていたのが原因でした。
使ってる方は 全く、何が原因かわからない 状態になってしまってました。
チェンソーは振動以外は問題なく使えていますから
前日と何が変わったか?わかりにくいですよね
これは エアフィルター 交換で直りました
意外に原因は単純だった例です
と、振動が増える原因にもさまざまな 理由があります
気になったら とりあえず お持込ください
現在、チェンソー セール中です
購入時、振動値も重要なポイントですよ
機種によって 振動値が変わります
この振動 1時間なら耐えれるけど 1日なら どうだろ?
とか 実演機ありますんで そんなご相談も承ります