エアロスミスの新作は日本盤が凄すぎる!世界最多収録曲数に加え、なんとスラッシュが描いたポスター入り!
11月7日に発売となるエアロスミスの11年ぶりのオリジナル・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』。日本盤のデラックス・エディションは、新録のボーナス曲含め全20曲収録と世界で最も多く、さらには元ガンズ&ローゼズのスラッシュが描いたエアロスミスのイラスト入りポスターが封入される。また、デラックス・エディションのDISC-3であるDVD『VIDEOS FROM ANOTHER DIMENSION !』には、ジョニー・デップがギターで飛び入り参加。10月17日にはアルバムからの3rdシングル「ワット・クッド・ハヴ・ビーン・ラヴ~愛と呼べたもの」を配信限定で発売。ギタリストのジョー・ペリーは「これはただの“エアロのアルバム”じゃない。“歴史的なアルバム”になるだろう。」とコメント。
いよいよ11月7日に発売となるエアロスミスの11年ぶりのオリジナル・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』。初回生産限定のデラックス盤が3枚組の豪華仕様であることが先日明らかになったが、10月9日に更新されたエアロスミス特設サイトwww.sonymusic.co.jp/aerosmithで発表されたアルバム詳細情報には、さらなるサプライズが用意されていた。
日本盤のデラックス・エディションは、新録のボーナス曲含め全20曲収録と世界で最も多く、さらには元ガンズ&ローゼズのスラッシュが描いたエアロスミスのイラスト入りポスターが封入されるというのだ。スラッシュは14歳の多感な時期に「エアロスミスのアルバム『ロックス』を聴いて、人生が変わった」とインタビューで語っているほどのエアロ・フリーク。人生初体験のライヴもエアロスミスと言うほど筋金入りのファンである。以前から親交のあるエアロスミスのメンバーもこの絵に大変惚れこみ、相思相愛でこの絵が収められることになった。なおデラックス・エディションは、特殊仕様の紙ジャケとなっており、サイズは縦長で、銀箔加工が施されており、開くと8面パネルになっているなど、エアロ史上最大に気合の入ったヴァージョンとなっている。11年振りのオリジナル・アルバムはサウンドのみならずパッケージも“異次元”なのだ。
日本盤のボーナス・トラックはエアロスミスのメンバーが敬愛する楽曲のカヴァーに決定、テンプテーションズの「シェイキー・グラウンド」とヤードバーズの「アイム・ノット・トーキン」が収録されており、自身のルーツ・ミュージックを最新のエアロスミスがどう料理したのかが楽しみだ。また「シェイキー・グラウンド」には、80年代初頭のジョー・ペリーが一時脱退していた頃に正ギタリストを務めたリック・デュフェイ(G)が、実に30年振りにエアロスミスのアルバムにゲスト参加している。これは、往年のファンには大変驚きのニュースであろう。
また、デラックス・エディションのDISC-3であるDVD『VIDEOS FROM ANOTHER DIMENSION !』も強力な内容だ。これには今年の夏の全米ツアーより最新ライヴ映像4曲が収録されているが、ライヴでお馴染の「トレイン・ケプト・ア・ローリン」では、あのジョニー・デップがギターで飛び入り参加しているのだ。ジョー・ぺリー、ブラッド・ウィトフォードの先陣の切ってギター・ソロをしょっぱなに披露する姿は実に堂々たるもの、さすが元ロック・バンド出身だけのことはある。ジョニー・デップはアルバム収録曲「フリーダム・ファイター」でもバック・ボーカルとして参加するなど、エアロスミスとは相当親しい関係であることがわかるだけに、ジョニー・デップ・ファンにとってもお宝作品となること間違いなしだろう。ライヴ以外でも、メンバー5人の最新インタビューやブラッドによるレコーディング中のスナップ・ショットも収録されるなど、とにかく盛りだくさんのデラックス・エディションなのである。
エアロスミスは現在、アルバムのメイキング映像を毎週1回動画サイトで公開しており、全8編中5回がこれまで公開されている。それらを観ると、メンバーがまるでデビュー当時のようにソングライティングやアレンジを共同で行ない、プロデューサーであるジャック・ダグラスの陣頭指揮の元、実に和気あいあいと作業を進めてきたこと伝わって来る。わずか2年前には深刻な解散危機を迎えていたとは思えないほど仲睦まじい姿が収めらているのだ。またそれらの映像では、アルバム収録曲の一部を耳にすることもできるので、一刻も早くアルバム曲を聴きたい方は要チェック映像だ。
10月17日にはアルバムからの3rdシングル「ワット・クッド・ハヴ・ビーン・ラヴ~愛と呼べたもの」を配信限定でiTunes Store、mora、レコチョクなどで発売する。これはエアロお得意の感動パワー・バラードで“21世紀の「ミス・ア・シング」”とでも言いたくなるような感動的な楽曲となってる。
いよいよアルバム発売まで約1ヶ月。ギタリストのジョー・ペリーはアルバムについてコメントを発表した。
「これはただの“エアロのアルバム”じゃない。“歴史的なアルバム”になるだろう。」
【メイキング映像】
メイキング映像第4弾http://vimeo.com/50985520
メイキング映像第3弾http://vimeo.com/50296845
メイキング映像第2弾http://vimeo.com/49398948
メイキング映像第1弾http://vimeo.com/48954533
【CD商品情報】
『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』“MUSIC FROM ANOTHER DIMENSION !”
11月7日発売
●デラックス・エディション SICP 3737-9 \4,200(税込) 初回生産限定盤 CD+CD+DVDの3枚組
★特殊サイズ紙ジャケ仕様(縦長・銀箔加工・8面紙ジャケ)★ポスター封入(スラッシュによるエアロのイラスト絵柄!)
●通常盤 SICP 3740 \2,520(税込)
【収録内容】
<DISC1>
01. ラヴ XXX…ジュリアン・レノンがバック・ヴォーカルで参加
02. オー・イェー(作詞・作曲:J.ペリー)
03. ビューティフル(作詞:S.タイラー・M.フレデリクセン 作曲:S.タイラー・M.フレデリクセン・B.ウィットフォード・J.クレイマー・T.ハミルトン) …ミア・タイラー(スティーヴンの娘)がバック・ヴォーカルで参加
04. テル・ミー (作詞・作曲:T.ハミルトン)
05.アウト・ゴー・ザ・ライツ (作詞:S.タイラー 作曲:S.タイラー・J.ペリー)
06.レジェンダリー・チャイルド 1stシングル(6/20発売)(作詞:S.タイラー 作曲:S.タイラー・J.ペリー・J.ヴァランス)
07.ワット・クッド・ハヴ・ビーン・ラヴ~愛と呼べたもの 3rdシングル(10/17発売)(作詞・作曲:M.フレデリクセン・R.アーウィン・S.タイラー)
08.ストリート・ジーザス (作詞:S.タイラー 作曲:S.タイラー・B.ウィットフォード・J.ペリー)
09.キャント・ストップ・ラヴィン・ユー(デュエット・ウィズ・キャリー・アンダーウッド)(作詞:S.タイラー・M.フレデリクセン 作曲:S.タイラー・M.フレデリクセン・B.ウィットフォード・J.クレイマー・T.ハミルトン)
10.ラヴァー・アロット 2ndシングル(9/12発売)(作詞:S.タイラー 作曲:S.タイラー・M.フレデリクセン・J.ペリー・T.ハミルトン・B.ウィットフォード・Joey & Jesseクレイマー・M.モイア)
11.ウィー・オール・フォール・ダウン (作詞・作曲:D.ウォーレン)
12.フリーダム・ファイター (作詞・作曲:J.ペリー)…ジョニー・デップがバック・ヴォーカルで参加
13.クローサー (作詞:S.タイラー 作曲:S.タイラー・M.フレデリクセン・J.クレイマー)
14.サムシング (作詞・作曲:J.ペリー)
15.アナザー・ラスト・グッドバイ (作詞:S.タイラー・D.チャイルド 作曲:S.タイラー・D.チャイルド・J.ペリー)
―日本盤ボーナス・トラック―
16.シェイキー・グラウンド (テンプテーションズのカヴァー)…リック・デュフェイ(G)が参加
17.アイム・ノット・トーキン (ヤードバーズのカヴァー)
<DISC2>※「デラックス・エディション」(3枚組)のみ収録
01. アップ・オン・ザ・マウンテン (作詞・作曲:T.ハミルトン)…トム・ハミルトン初のソロ・ヴォーカル曲
02.オアシス・イン・ザ・ナイト(作詞・作曲:J.ペリー)
03.サニー・サイド・オブ・ラヴ(作詞・作曲:S.タイラー・M.フレデリクセン)
[DVD] ⇒Disc 3 “VIDEOS FROM ANOTHER DIMENSION !”
(2012年夏の全米ツアーより最新ライヴ映像4曲+最新インタビュー+ブラッドによるレコーディング中のスナップ・ショット)
01.セイム・オールド・ソング・アンド・ダンス(ライヴ)
02.オー・イェー(ライヴ) …新曲
03.ラッツ・イン・ザ・セラー(ライヴ)
04.トレイン・ケプト・ア・ローリン(ライヴ)(8/6 L.Aのハリウッド・ボウル公演のアンコールでのジョニー・デップ飛び入り映像!)
・スティーヴン&ジョーのアルバムについてのインタビュー + メンバー個別Q&A
・ブラッド・ウィットフォード撮影によるレコーディング中のスナップ・ショット
【リンク先】
www.sonymusic.co.jp/aerosmith エアロスミス公式サイト
https://twitter.com/TweetEmotion69 エアロスミス日本公式ツイッターアカウント
【バイオグラフィー】
スティーヴン・タイラー(Vo)、ジョー・ペリー(G)、ブラッド・ウィットフォード(G)、トム・ハミルトン(B)、ジョーイ・クレイマー(Dr)からなるアメリカン・ロック史上最強の5人組。1970年代初めにボストンでバンド結成。1973年にアルバム『Aerosmith/野獣生誕』でデビュー。初のプラチナ獲得アルバムとなった3rd『Toys In The Attic/闇夜のヘヴィ・ロック』(75年)、名盤4th『Rocks/ロックス』(76年)や90年代の大ヒット・アルバム『Get A Grip/ゲット・ア・グリップ』、『Nine Lives/ナイン・ライヴズ』など全米でのトータル・アルバム・セールスは6700万枚(歴代10位)、全世界では累計1億5千万枚に到達する。70年代末~80年代頭には一時メンバー脱退劇、解散状態、セールス不振のどん底にいたが、1986年にRUN-D.M.C.と共演した「ウォーク・ディス・ウェイ」で見事復活。その後「エンジェル」、「エレヴェイター・ラヴ」、「リビング・オン・ジ・エッジ」、「クレイジー」、「アメイジング」、「クライン」などの大ヒットを生み続け、80年代後半~90年代に第2の黄金期を迎える。古巣であるソニー・ミュージックに移籍、その第1弾シングル「フォーリン・イン・ラヴ」も大ヒット、翌年の来日では洋楽アーティスト初の4大ドーム・ツアー(東名阪福ドーム+横浜アリーナ)を成功させ、98年映画『アルマゲドン』主題歌の「ミス・ア・シング」(エアロ初の全米1位シングル)で90年代を感動的なメガ・ヒット・バラードで締めくくった。01年『ジャスト・プッシュ・プレイ』から「ジェイディッド」という大ヒット曲も生まれ、日本でも携帯電話キャリアなどのCMソングになるなど話題となった。翌02年は2度の来日が実現、1月は再び東名阪福ドーム、同年6月にはFIFA日韓ワールドカップのイベントで東京スタジアム(現・味の素スタジアム)でのライヴを立て続けに成功させた。01年“ロックの殿堂”入りを果たす。バンドとしての受賞歴は他にも、「ピープルズ・チョイス・アワード」2回、「ビルボード・ミュージック・アワード」6回、「アメリカン・ミュージック・アワード」8回、「ボストン・ミュージック・アワード」23回、「MTVビデオ・ミュージック・アワード」12回、そして「グラミー賞」4回。さらには、「ミス・ア・シング」で「アカデミー賞/最優秀主題歌賞」にもノミネーされた。また、ローリング・ストーン誌とヒット・パレード誌でも「最優秀ロック・バンド」に選ばれる。“MTVアイコン”に選ばれた初のロック・バンドでもある。72年以来行なってきたツアーの総距離は地球36周分にも匹敵する。70年代から実に5世代にも渡って人気を獲得してきた、最も広いファン層を持つロック・バンドである。11年11月~12月にかけて3週間に及ぶ7年振りのジャパン・ツアーを行ない、10年間オリジナル・アルバムを発売していない中でも延べ10万人を動員、その健在ぶりを証明したのは記憶に新しい。