「ロマゴン×井上」 > 「ロマゴン×井岡」 でしょうねぇ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

ロマゴンV2!日本の怪物「イノウエ」退治に意欲 スポーツ報知


>WBC世界フライ級王者のローマン・ゴンサレス(27)=ニカラグア=が、海の向こうで日本の“怪物退治”に意欲を見せた。挑戦者のエドガル・ソーサ(35)=メキシコ=を2回TKOで破り、2度目の防衛に成功。試合後、WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(22)=大橋=との将来的な対戦に前向きな姿勢を示した。戦績は43戦全勝(37KO)をキープした。

 怪物“ロマゴン”が、本場で頂上対決に改めて関心を示した。試合後にリング上で、米国人インタビュアーから「日本にいる井上というモンスター(との対戦)は視野に入っているか?」と問われ、「(陣営の)帝拳プロモーションの判断に任せる。(試合を生中継した)HBOもオファーしてくれ」と悠然と語った。

 ゴンサレスは昨年9月に井上と同門の八重樫東からフライ級王座を奪い、3階級制覇に成功。井上戦の可能性を日本では言及してきたが、米国で口にしたのは初めて。1階級上の井上との試合が「軽量級最強」を証明するカードと捉えている。

 軽量級が盛んではない米国でも「イノウエ」は認知されている。昨年12月に難攻不落のナルバエス(アルゼンチン)を衝撃の2回KOで沈めた。複数の専門サイトで幾多の強豪を抑え、昨年の年間MVPに選出されるなど評価が高い。

 一方で、ゴンサレスも別格ぶりを見せつけた。挑戦者のソーサはWBC世界ライトフライ級王座を10度防衛した実力者で、フライ級王者時代の八重樫が2013年12月のV2戦で12回判定で退けた。そんな相手からKO率83%の剛腕で2回に2度のダウンを奪う猛攻。TKOで撃沈し、本場の観客を大いに沸かせた。

 井上は現在、痛めた右手を療養中で次戦は8月頃の見通しで、両者の対決は来年以降となる可能性が高い。「自分のできることをすべてやった」とゴンサレス。日本だけでなく、海外でも大きな注目を集めるビッグマッチへ突き進む。


…昨日も簡単に触れてますが、ちょっと改めまして


YOUTUBEで動画見ましたが、まぁ、序盤にしてすぐにソーサの心が萎えて行くのが見えましたねぇ


ロマゴンの淀みなく、鋭く重い攻めの連続に、歴戦の勇者という表現が相応しい猛者であるソーサがタジタジに陥ってしまいましたねぇ


ソーサのボクシングとは荒々しく自ら打って出る印象ありますが、ロマゴン相手には下りながらのカウンター迎撃しかできない展開に陥ってましたでしょうか?


まさに、「歯が立たない」ってヤツでしたが、そうなると我らが八重樫選手ってのは実に勇敢に戦っていたのだな、と痛感しますねぇ


結果的には玉砕となりましたが、しかし、体重を乗せたいいパンチをロマゴンに叩き込んでましたよね?


改めて、あの玉砕こそは日本のボクシング史に残る「珠玉の玉砕」であった、と想い直しております


さて、で、記事では「歴代軽量級屈指の怪物」であるロマゴンと、「日本が世界に誇る怪物」である井上選手の将来的な対戦に触れてますが、まぁ、これは実現したら燃えますねぇ


いやね、正直なところ、そりゃぁ恐いですよ


日本の至宝が、その将来性も含めて粉微塵に打ち砕かれる可能性があるわけで、スーパースターとしてもっと緩やかに進んでゆけばよい、と思う気持も正直ある


が、2~3戦挟んでから戦わせたい、とトレーナーでもある井上選手の父親は話していましたが、そう遠い話ではなく実現する可能性あります


まぁ、井上選手も拳の怪我を治療中ですし、これは何でもかんでも「今すぐ」ってわけにはいかない


え?


なんで井岡選手にはロマゴン回避を批判的に追求しているのに井上選手には甘いって?


それは井岡選手がWBAライトフライ級王座決定戦出場の時点でロマゴンが正規チャンピオンとして君臨していたわけで、それを恐らくは裏交渉を通じてスーパーに格上げして正規王座決定戦を仕立てた経緯があって、さらに言えば、権威を放棄したかのようないい加減なWBAでありますが、井岡選手が勝ったらロマゴンとの王座統一戦を指令したのにこれをお金を払って回避したわけで、こればかりは許しがたい、と根に持っているわけですねぇ


勝ったらロマゴン!!! と宣言しておいて、いざ勝ったら逃走…でしたから幻滅したわけです(笑)


みなさんも忘れているわけではないでしょう?


で、今となってはWBA同級正規チャンピオンの井岡選手はロマゴンとの対戦はもはや話題にもなりませんねぇ


まぁ、WBA正規王座って言うのがWBCシルバー的な価値に陥っているというか、準チャンピオン的な評価は拭えなくなっているし、スーパーに君臨するはあのエストラーダでありますからねぇ


まぁ、はっきり言って影が薄い


そんな存在感のない井岡選手よりも、なんと言ってもあの難攻不落の名チャンピオンである、ドネアでさえ倒せなかったナルバエスを僅か2RでKOしてしまった「日本の怪物」の方が世界的な知名度でも抜群になってますし、実際のところ、井岡選手よりも井上選手の方が華麗にして華があるし、その強さも一枚上手でありましょう


今更、ロマゴン×井岡なんて期待して、で、井岡選手が倒されるのを観て喜ぶなんてさすがに悪趣味です


もう実現しなくていいです


それよりも、期待値の高いロマゴン×井上ですよねぇ


が、冒頭にも書きましたが、正直、流石に恐い…


試合に敗れることよりも、井上選手の輝かしい将来と才能が潰される可能性が恐いわけですねぇ


が、井上選手は戦うでしょうねぇ


そして、最低でも大善戦するでしょうねぇ


もしかしたら…っていうか、あのゴンザレスを攻略しちゃう可能性も結構ある、と思いますよ


ちょっと想像するだけでヒリヒリするなぁ


八重樫選手がリスクを背負ってロマゴンと戦った時も、その命懸けに心臓がバクバク鳴りましたが、ロマゴン×井上もかなりのことになりますよねぇ





あぁ、妄想するだけで、ゾクゾクする…


おぉ、圧倒的なる、恐ろしき興奮…





どうです?


僕は今更、ロマゴン×井岡 は観たくない


やはり、ロマゴン×井上 ですよねぇ


軽量級の天才同士による、「怪物対決」はそう遠くない…という気がしてます


超ド級の、名勝負誕生の予感あります


間違いなく、我々日本人にとっては意義はともかく、その内容はメイウェザー×パッキャオよりも数段面白い試合になりますよねぇ!!


御愛読感謝


つづく