厚顔無恥なる亀田興、JBCに「早く決めてくれ」とは何事か…? | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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亀田興毅、移籍問題でJBCからヒアリング「早く決めてほしい」 デイリースポーツ


>日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、都内のホテルでUNITEDジムの三好渥義会長(78)と元世界3階級王者・亀田興毅(27)からヒアリングした。

 7月11日に開いた資格審査委員会で、移籍の経緯が不明のため、事情を聞く必要があるとしていた。JBCから森田事務局長、浦谷同代行らが出席し、三好会長、亀田興の順に行われた。

 三好会長は「兄弟3人が世界王者なんて、世界にない。貢献しているのだし、日本でできないとか言わないでほしい」と訴えた。

 亀田興は「気持ちはすべて伝えた。認めるか認めないか、早く決めてほしい」と淡々とした表情。興毅は昨年11月の孫正五戦を最後に試合がなく「正直長いけど、神様のくれた試練、人生勉強と思って練習している」と話した。

 JBCは25日に2度目の資格審査委員会を開き、移籍の可否を決定する。


…やはり、とりあげないとですよねぇ


これ、異常の一言なんですよねぇ


だって、そもそも亀田興選手率いる陣営は亀田大選手の「負けても王者問題」においてJBCからジムの会長らを処分されて、国内で試合出場できなくなっており、実質的なる追放処分を受けた際、弁護士を立てて徹底抗戦の構えを見せて、マスコミを煽って自分たちの正当性を主張、完全に敵意むき出しだったんですよね…


また、亀田興選手及び亀田和選手はJBCの職員を密室に監禁、恫喝暴行をした、というかどで、この職員に訴えられてもいるわけですね


亀田和選手は現在もなお現役世界チャンピオン、亀田興選手も当時まだ現役世界チャンピオンだったはずで、このような疑いが掛かった時点で徹底調査されるべき事案であると思われるわけですが(これをJBCが曖昧な対応なのが今なお不審ではありますが)、まぁ、世界戦一家ぐるみの反則騒動や、世界戦関係者恫喝騒動等々、まぁ、一体、どれだけの傍若無人なる大騒動を起こせば気が済むんだって話で、言ってしまえば、言葉は悪いですが…


『○○は死んでも直らない』


…ってのをこれだけ地で言っている輩は存在せんわけであります


まぁ、そもそも暴力事件を起こした疑いがあるだけで、はっきり言って追放処分が出てもおかしくない…


僕は今なお、この部分がはっきり言って不満ですね、JBCの対応に関しては…


とはいえ、亀田陣営の究極的なる自分本位の要求に対するJBCの強気姿勢はこれとは別に評価はしておりますが…


で、今回、そんなこんなでJBCに擦り寄り直した際(ユナイテッドジムへの移籍申請前に)、マスコミ各社にFAX一枚を流して、お騒がせしましたってことで謝罪が済んだような厚顔無恥なる亀田陣営でありましたよねぇ…


で、今回もヒアリング時に謝罪をした、と記事にもありますが、いやいや、これだけ山積みの問題行動を興しておいて、どの騒動のどの部分を謝ったのか?ってもの分からない(笑)


お得意の弁護士をカメラの前に座らせて、平成何年の何月にあった「あの問題」の「この部分」を謝罪させていただき、さらに続く何年の何月に記事になった「この部分」と、これと合わせてその翌月の…ってな感じで隅から隅まで謝り通す…くらいのことをしてもなお、まぁ、移籍は認められるべきじゃない…と思いますが…(笑)


で、新聞記事にある78歳となるご高齢なる三好会長…


>三好会長は「兄弟3人が世界王者なんて、世界にない。貢献しているのだし、日本でできないとか言わないでほしい」と訴えた。

…いやいや、本当に申し訳ございませんが、問題の本質とは全く関係のない言葉ですねぇ


もっとも、新聞記事の一部につき、この一説だけを取り上げるのはいかがかと思いますが、しかし、このような理由で国内試合出場を認めたら権威も公正もあったモンじゃないです…(汗)


亀田興選手の数々のタイトルマッチでありますが、一体何試合、国民の大多数が「負けた」と思った試合が起こったとお思いでしょうか?


一体、何試合「不可解なる判定勝ち」あったとお思いでしょうか?


崇高であるべき世界タイトルマッチの尊厳をこれだけ穢したボクサーは亀田兄弟だけであります…


もっとも、これを許した業界、テレビ関係者、マスコミ、そして、ボクシングファンにも責任はあるのでしょうが…


さて、話は逸れましたが、亀田興選手の「移籍」が承認されるには…


・大手のジムであること

・世界戦開催の実績があること


…と、JBCはいくつかの条件を先に提示してましたが、問題は先の条件でしょう


つまり、亀田兄弟の背後に存在する、ボクシング業界永久追放者である父・亀田史郎氏の影響力に左右されないジム体制が最重要であるということでしょうねぇ


亀田史郎氏が永久追放者となった後も、「首の挿げ替え」は続き、その影響力は水面下で作用し続けている、と見るのが妥当でしょうし、そもそも、その「不当なる関係性」を完全に断ち切っておかなかったJBC自身が、今になって自身の曖昧な対応の尻拭いをさせられている…とも言えなくもないですね


だから、なおさら、「厳しい結論」が出るはず…と僕は信じております


亀田興選手の都合などどうでもよい


JBCが守るべきは、その権威と威厳、その存在意義であります


亀田興選手の移籍を承認するとなれば、ボクシングファンの不信感はさらに増大、JBCは亀田劇場の八百長に加担する気か…? などと揶揄されてもしょうがないほどの落胆が発生するでしょう…


御愛読感謝


つづく