本日、党に離党届を提出させて頂くこととなりました。尚、この届け出が受理されれば、私は比例選出でありますので、当然、議席はお返し(=議員辞職)したいと思っております。
 理由としては以下の通りであります。

① 党の原点回帰・刷新が今のところ又は今後とも困難であると思われること。
 今年6月30日、広島で橋下共同代表と食事をしながら意見交換をさせて頂きました。その時、党の原点回帰と刷新、解党的出直し等について進言させて頂きましたが、私の力不足も勿論ありますが、その後、遅々として進んでいません。
 維新結党時から、維新の原点である理念、政策、方向性等が残念ながら変質・変容している感が否めません(少なくとも私の理念や政策、方針とは乖離して来ました)。
(※例えば、この度の秘密保護法案等に関しても、今回は党のルールに従い、合同部会の多数決に従いましたが、個人的には「審議時間が足りない。継続・慎重審議をすべき。当初、維新が提案した修正案に妥協や歩み寄りをすべきではなかった」という考えです。そして、党のルールに従えなければ、党を辞めるべきであるとも考えております。今回は従いましたが、次回から従える自信がありません)

② 党内の東西二元体制の弊害、党内(特に国会議員団)のマネジメント・ガバナンス、運営、政策決定プロセス、多数決の原理等が今一つ有機的に機能していないと思われます。私も私なりに改革・改善すべく、微力ながらこれまで発言・主張・行動をとって参りましたが届かず、不本意ながら今日までに改革・改善されたとは言い難い状況であります。

③ 日本維新の会の中で、私の一定の役割は終わったと考えております(ていうか、最初から余り役に立っていないですが(笑))。

④今年の6月30日、橋下氏からある重大な意思・決意を伺いました。その事を今回(12月10日)再度確認させて頂きました。尚、相手のあることなので、その詳細についての言及は差し控えます。

⑤ 参議院選挙後、党や党執行部の刷新や選挙総括等を求めて、両院総会を開催すべく、署名運動等をさせて頂きましたが、叶いませんでした。私は、あの時、既に何らかの責任を取る覚悟でいました。

 これまで、熟慮に熟慮を重ね、以上の理由(特に④が大きい)等をもちまして今回の結論・決断に至った次第であります。皆様方におかれましては、どうかお心広くご理解・ご配慮を賜りますことを切にお願い申し上げる次第です。
      
以上、ご報告です。