宮城県より、宮崎県肉用牛生産農家への支援のため、宮城県有種雄牛の凍結精液の無償譲渡をして頂いた。本当に助かる。心から御礼・感謝を申し上げます。


 大分県の日田市の酪農家からは、乳牛を寄贈して頂いた。本当に各方面・各地から励ましと温かい心遣いを頂き、深甚なる感謝を申し上げます。


 今日は、午前中、TPPに関する緊急集会が開催された。

 その席で、都城の肥育農家さんとちょっと立ち話をした。この農家さんは、都城市で唯一口蹄疫被害に遭われた方である。以前、農家を直接訪問させて頂き、色々と話を伺ったことがあった。

 もう50頭の牛を導入したらしい。陽に焼けた笑顔が元気そうだった。農家さん曰く「もっと入れたいんですが、子牛が高くてですね~。下手すっと45万円くらいしますもんね~」らしい。需給バランスで子牛の値が高くなっていることは聞いていた。生産農家さんにとってはいいのかも知れないが、肥育農家さんにとってはちょっと問題であろう。

 

 様々な問題・課題はあるかも知れないが、取りあえずは、畜産農家さんの笑顔を見ると本当にホッとする。このまま順調に再生・復興が進むことを心から切に願いたい。また、官民一体となって全力で取り組まなければならない。


 14日から香港・マカオに口蹄疫復興・宮崎牛のPR等に行く予定だったが、島根の鳥インフルや韓国での口蹄疫発生、香港で鳥インフルが人に伝染したことなどを考慮し、当然であるが、中止にした。

 14日~17日のスケジュールがぽっかり空いてしまった。さて、どうしたもんか?