朝日新聞の鳩山前総理のインタビュー記事を読んでいて、ちょっと愕然とした。記事によると、6月2日の辞任表明の1週間~10日くらい前にはもう既に辞任することを決めていたらしい。

 口蹄疫対策で本県に来県して頂いたのは、辞任表明の前日(6月1日)だった。


 今日、宮崎市(大字跡江)でまた疑似患畜が確認された(肥育牛38頭)。ワクチン接種分では無い。ここは、6月10日に確認された養豚舎から直線距離で1.4㎞の地点である。牛の潜伏期間(約1週間)を考えると、感染ルートは10日に確認された豚舎からか? 或いは、それ以外からのルートなのか? 今の段階では何とも言えない。いずれにしろ、この地区では2例目の確認となった。

 あれ程、「これ以上はもう新たな疑似患畜・患畜を出さないように!」と関係各位にお願いし、防疫措置の徹底を呼び掛け、県全体で頑張っているというのに・・・・・・・・・・・・・こんなことでは、結果的に「宮崎は甘いのでは?」と非難されても何も言えなくなる。

 

 疑似患畜が確認される度に、その分だけ移動制限・搬出制限解除が延びて行き、非常事態宣言の解除等も出来なくなるのだ。つまり、その分、県民の皆様の生活・行動の制限解除や地域経済の復興・再生が遅れるのだ。

 昨日は、もう一度気を引き締め直して、消毒や防疫措置の徹底を大々的にお願い申し上げたばかりである。

 再度、お願い申し上げたい。気合いを入れ直して下さい! 本当に頼みます。


 昨日の殺処分は7,758頭。これまでの殺処分対象276,002頭。殺処分完了203,823頭。未殺処分72,179頭(患畜・疑似患畜分の未殺処分14,847頭)。