昨日の殺処分・埋却作業は風雨の悪天候のため中止になった。梅雨入りし、これから殺処分・埋却作業の遅れが懸念される。現場の作業は想像を絶するくらい大変であるが、特に疑似患畜部分は停滞しないように全力で作業を進めなければならない。

 

 そんな中、どうやら24日(公示)から参議院選挙に入るらしい。大丈夫だろうか?確かに、公選法的には繰り延べ投票は難しいだろう。「過去の台風でも繰り延べにしなかった」だそうである。しかし、政治が決定すれば出来る。

 勿論、やるとなれば、消毒等防疫措置は万全にしなければならないが、参議選は全県区である。選挙になれば、候補者は勿論、様々な運動員や関係者等、人・モノ・車両等の動きも活発になる。実際、投票のためには、投票所に出掛けなければならない。

 消毒等をあれ程徹底した中でも、都城市や宮崎市に飛び火した。

 

 県内外で様々なイベントや集会が中止・延期される中、また、多くの箇所で交通止めがなされ、公共施設も閉鎖される中、大丈夫なのだろうか? 県は、今、非常事態宣言下で、県民の皆様に、徹底的な消毒や防疫措置をお願いし、不要不急の外出は自粛をお願いしている。また、県内の多くの地域は、移動制限や搬出制限区域になっている。考えたくは無いが、もし選挙前や期間中に、新たな発生でもあったら・・・・・・・・・或いは、県外・全国等に発生したら・・・・・・・・


 選挙は民主主義確保の大切な手続きであることは言うまでもない。しかし、現実、今は、宮崎は選挙どころではない。

 ていうか、こういう状態で県民にとって公平・平等な選挙・民意の反映が確保されるのだろうか? まぁ、「やれ!」と言われれば、やらなければならないだろうが、とにかく、蔓延防止・拡散防止、一日も早い終息に向け、一層万全を期す必要がある。