このウィルスは何もかも破壊して行く。家畜や土地は勿論、人間関係、信頼関係、夢や希望まで・・・・・・・

 しかし、負けない。敵は農水省や法や反対農家では無い。ウィルスである。彼らも自己保存のために必死であろう。


 言うまでもなく、ウィルスは人類にとってその構造を見ることも攻撃することも出来ない。ただ、消毒や接触感染等を防御するなど、防戦しか出来ない。ディフェンスしか出来ない戦いは疲れる。砂浜を雑巾で拭くような作業である。

 また、細菌は形を変えないが、ウィルスは変える。変異する。変異・増殖しながら、あらゆるものにダメージを与え、あらゆるものを奪って行く。


 しかし、決して負けない。今、我々が信頼や夢や希望までも失ったら、ウィルスに屈したことになる。

 いつか、この闘いが終わり、後に残ったものがあるとしたら、それは「希望」と「人々の絆」であることを望みたい。


 本日までの新たな確認は3例、殺処分対象3,170頭。いずれも児湯地区。これまでの累計224例、殺処分対象155,573頭。ワクチン接種殺処分対象約。12万頭。殺処分・埋設終了100,352頭。昨日の殺処分8,506頭。