テレ朝の「サンデープロジェクト」で、仙谷行政刷新担当相が、「ある県知事さんが、補正予算が執行停止や凍結されたら、訴訟も辞さないと、元気なことを仰っておられた。我々は、歓迎である。それこそが国と地方が対等な立場で、開かれた議論が出来るということだ・・・・これまで、そういうことを地方が言うと、圧殺されて来た。我々はそういうことはしない・・・・・」等と発言されておられた。
さすがである。心、懐が深い。
こちらから「訴訟」なんていうボールをちょっと投げてみた。どういうリアクションをされるかな? と思った。ただそれだけでエキセントリックに過剰反応される方々とは、やはり器が違う。どうやら新政権・新政府には期待が持てそうである。
いずれにしろ、国民は小さな政府から大きな政府の転換を選択した。さぁ、この国はどうなって行くのだろう?
TVタックルで原口総務大臣とお会いした。僕の楽屋を、わざわざ菓子折りを持って表敬して頂いた。律儀な人である。逆に「総務省に表敬に行っていいですか?」と水を向けてみたら、「いつでも来て下さい」と大変好意的だった。渡辺総務副大臣も「一度、宮崎に行きますよ」と、これまた大変好意的だった。近く、表敬させて頂くことになるだろう。
後、川内議員(民主党)が「宮崎のように、高速道路等インフラの遅れた地方はきちんと整備する」とはっきり仰った。社民党さんも仰った。大変有難いことだ。
原口大臣が言っておられたが、番組でディベートしていると、それがそのまま国会や委員会でのトレーニングになるらしい。
テレビ番組というのは、新政権とのパイプ作りや様々な約束を取り付けるのにも役立つのかも知れない(笑)。
政権交代すると様々な環境が変わるらしい。番組のスタジオでの座り位置も、与党側から野党側に変わる。正に攻守交代である。
聞くと、楽屋も変わるらしい(笑)。与党さんと野党さんの部屋があるらしいのだが、野党になった自民党さんは、共産党さんと同じになったらしい。ここにも政権交代の現実がある。