挫折や失敗は僕らに実に多くのことを教えてくれる。過ちや失敗をどう反省し、それらをバネ・糧に今後どう成長して行けるか?が人間にとって重要なのであろう。

 文字通り、裸一貫から出直すということであろう。人生はまだまだこれからである。草薙氏には大いに頑張って頂きたい。

 

 各方面から、「知事、酒はいいけど、裸は駄目ですよ!」というメールがかなりの数届いた。そういえば、かなりの間、人前で裸になっていないな~とはたと気付いた。たけし軍団の頃、特に若い頃、服を着ている時間より、パンツ一丁の時間の方が長かった気がする。

 

 何方とは言わないが、大御所の芸人さんの中には生放送中に素っ裸になった猛者もいらっしゃる。

 昔、露天風呂の案内が間違っていて、その案内通りに、真っ裸で、国道を永遠歩いたことがあった。

 そういえば、昔、夜、誰もいないプールで、真っ裸で泳ぐと奇跡的に気持ち良かった。人は、潜在的にあらゆるものから開放されたいと思っているのかも知れない。


 腹を割って話すという意味では、今後も、職員や県民の皆様とそれこそ裸の付き合いをして行かなければならない。マリックスや第一ホテルのサウナではよく裸の付き合いをしている。

 今年は、地方行政・自治の役割・意味・位置付け・制度といったものを一から考え、見直してみようと思っている。それこそ、行政を丸裸にしてみるということである。

 それぞれの担当部局の職員との意見交換の時間を増やしている。形式的・セレモニー的な表敬や協議会などを削減して、もっと県民の皆様のざっくばらんな意見を聞ける時間等を増やそうと思っている。出来れば、県内だけではなく、全国津々浦々の人々の生活が知りたい。

 

 そういえば、早川が、来月辺りから、県内を隈なく歩いて回るらしい。本当は僕がやりたかったことであるが・・・・・・県知事が動くとなると、どうも周りが構えてしまって、等身大でリアルな意見が伝わって来ないことが多い。僕に代わって、彼に、県民の皆様の切実な意見・願望・提言・窮乏を聞いて来てもらおうと思っている。


  意見といえば、先日、市町村長との自治懇話会があって、その懇親会の席上、橋田西都市長に「産業技術専門校の入校式のとき、知事が祝詞を読んでいたので、新入生や保護者が残念がっていた。皆、知事の話を聞きたがっている・・・・」と意見された。

 確かに、あの時、僕の中で祝詞を読むのがマイブームで、ペーパーを読ませて頂いた。皆様が楽しみにしていたとはつゆ知らず、大変失礼致しました。


 今日、名古屋のとあるホテルのエレベーターで一緒になった市の若い教職員から、「知事、小学校の社会科の教科書には、宮崎県の特産はいまだにピーマンになってます・・・・・・」と報告された。確かに、キュウリやピーマンは特産であるが、今は、やっぱり完熟マンゴーじゃない? 日向夏や完熟きんかん、千切り大根等も教科書で宣伝して頂くと有難いな。頼むよ、文科省。


明日朝、日テレ「サンデーネクスト」生OA、その後、TBS「サンデージャポン」生OA、その後、チーム東国原の意見交換会をやって、午後、宮崎に帰る。