別に教育委員会に対してでは無い。

 都城市・藤元病院での心臓の再検査は、お蔭様で、幸か不幸か、異常無しと認められた。ご心配をして頂いた誠意ある優しい方々に対しては、ご心配をお掛けして大変申し訳無かったと思う。何かを期待されておられた方々に対しても、ある意味、申し訳無かったと思う(笑)。


 え? 飲み込む内視鏡発売だって? やった~! 待ってました!

  

 しかし、心臓にも異常無いとなると、どう考えても、神様に生かされている感じがする。もっと生きて、地方や国家のために心臓が飛び出すまで汗をかけと言われているような気がする。神は、残酷だ。今後は、神並びに自分自身との闘いである。正直、いつ倒れるか分からない。

 そういえば、以前、毎日新聞のある地方記者が「東国原知事が地元に骨を埋めるのを見定めたい・・・・・」みたいなことを書いていたが、いつでも見せてやるよ。


 そうなると、当然のことながら、人生後悔しないためにも、自らの信念と理念を貫き通すことになる。因みに、いつでも民意を問う覚悟は出来ている。

 以前、ある官僚に、「知事の政治感性は素晴らしい。その感性を大切にこれからも邁進して行って下さい」とィエールを贈られたことがあった。感性豊かな官僚もいるのだ。


 自民党総裁選て、投票権が国会議員枠と地方党員枠しかないのに、どうして不特定多数の有権者に対する街頭演説等をするのだろうか? 総裁選を広く周知してもらうため? その先の総選挙対策? その他? 当然、会場には動員をかけているのだろうが。

 それにしても、今度の総裁選、現時点で、地方分権や地方交付税の総額確保等の議論が殆どなされていない。地方の行政を預かる身としては、かなり不安を感ずる。地方にとっては、財源・権限の移譲や地方消費税や地方交付税、道路特定財源の地方枠の確保等、地方財源のしっかりした充実の方が重要である。


 しかし、今回の総裁選挙、誰も「小泉路線を継承します」と言わないし、「道路特定財源を復活させます」とも「近々、消費税を上げます」とも言わない。

 あんなに道路特定財源堅持の大合唱をした政府与党。僕も心身を削って、メディア等で発信させて頂いた。しかし、首相の鶴の一声で一般財源化が決定した。首相の言うことだから、従おうと思っていた矢先、その首相が突然辞任した。一体どうすればいいの?

 あの道路特定財源騒動は一体何だったんだ? 首相が突然辞任するのなら、その首相を選んだ人達も当然辞任すべきでなのではないか? そこは、権力を集中させない議院内閣制のデメリットであろうが、大統領制なら、官僚も含め全員退場である。


 一方、民主党のマニフェストには期待したい。財源については、特別会計から○兆円、公益法人改革で○兆円、独立法人改革で○兆円、地方分権による二重行政改革で○兆円をいついつまでにどこどこに配分・・・・・・と具体的に示せば良いと思う。期限、財源、ロードマップ等を具体的に示し、実現出来なかったら、民主党議員全員総辞職しますとすればいい。あれほど国会審議を拒否し、政権奪取に命をかけているというのなら、それくらいの約束はしてもいいのでは?

 そうすれば、与党支持者も応援するかも知れない。恐らく総辞職になると思うから。


 しかし、多すぎる行政課題。就任した頃、これだけの原油・原材料・飼料高騰はさすがに予測出来なかった。

 「国と地方は債務残高が多く、財政的に逼迫して・・・・」とよく言われるが、国の借金は突き詰めれば国民の借金である。国の政治とは国民の政治である。国民が選択した政府与党が政治・行政を司っているのだ。つまり、多くの国民がそういう政治を選んでいるとも言える。

 

 例えば、2011年7月24日から、これまでのアナログ放送からデジタル放送に変更される。これは、H13年電波法の改正によって決められた。多くの国民がそれを知らない。知らせないといった方が正確か。

 これによって難視聴地域・世帯が出現する可能性がある。国策で決めたのなら、国の責任において対応して貰わなければ困る。

 しかし、これ、決めたの一体誰? 当然、国会審議を経ているので、政府与党さんである。ということは、所謂国民の代表であり、突き詰めると国民が決めたということである。ざっくり言えば、国民が決定したこによって、国民が困り、怒っているのだ。


 年金・医療・介護・経済・景気・原油高等・・・・・あらゆる行政課題・対策はこういう構図である。国民の代表が決めたこと、つまり、政府与党がこれまで決めたことに、住民だけじゃなく、同じ与党の地方議員からも改善の要求・要望が出るのだ。これっておかしくない? 政治学的に見れば、国政と地方、与党同士なら政治理念や志、政策の方向性は当然同じだろうし、同じにしてもらわなければ困る。つまり、地方与党議員(住民の代表)からの陳情・要望は原則全て国並びに政府与党は充足しなければならない。というか、そういう陳情や要望が出る前に、対策・対応・解決に向かって努力しておかなければならない。


 僕は、決して政府与党を批判している訳ではない。期待しているし、現時点では期待せざる得ないので、しっかりと頑張って貰わねば、国民として困るのである。

 

 どうして、与党同士、同じ政党同士で一々要望や陳情をしなければならないのだろう? また、そういう自分の仲間(政府与党・国会議員)をどうして選ばなければならないのだろう? それとも選ばれてから君子豹変したのだろうか?

 勿論、当然、同じ政党の中に様々な意見はあって然るべきだが、それらが内閣や各委員会等で議論され意思決定された場合はその後の歩調は統一すべきである。

 

 今日の医師不足・医師の偏在は突き詰めれば、結果として国民が選択した地方の多数派の議員や国会議員が決めたことであると言える。新医師臨床研修制度が議論の俎上に乗ったとき、現在の医師の診療間・地域間の偏在等は当然予測可能だった筈。ならば、何故、それに反対しないのか? そのことによって利益を得る立場の代理人もいたということである。それらが多数だっということだろうと思う。

 勿論、今の代議制はそれぞれの団体や組織の利益を代表した代理人による政治になろうが、それなら、医師党や建設産業党を結成する方がまだ分かり易い。

 

 勿論、良い政策や施策も沢山ある。

 政策の間違いや時代や実情にそぐわない部分は修正し、適宜見直しが必要である。そういう柔軟な態度は常に必要である。そんなことは言うまでも無い。


 しかし、いつも思うのだが、国って、一々要望や陳情しないと分からないのだろうか? この1年半、ずっと、陳情や要望を繰り返してきて、その辺が不思議で仕方が無い。僕なんて、たった1年半で思うのだから、これまで何十年と要望・陳情活動して来られた方々の気持ちは押して知るべしである。それにしても、この形態を是正しようとは思わないのだろうか? 野党が政権政党だったら、陳情政治や利益誘導政治は全く無くなるのか?

 

 本来、原油が高騰し、人々が困ることが予測出来た時点で、即、対応するのが政府・国なのではないだろうか?

 以前、ある政府のお役人さんが、「私達は人気商売ではないので・・・」と仰ったことがあった。僕は、その言葉を聞いて唖然とした。確かに、役所は、芸能人、スポーツ選手、芸術家等、人気があるないではないだろう。しかし、国民から安心されかつ信頼される組織で無ければならないと思う。それが、人気にも繋がるのだと思う。そういえば、今、国民に人気のある省庁って無いような気がする。


 「人気商売ではない云々・・・・」発言は、多くの人達から愛される人にやっかんでいるのか? 愛を軽視しているのか? はたまた、自分が愛されないことを正当化していることなのか?

 そういう意味で、国民に人気のある、愛される省庁を目指しても良さそうなものだが。自分の職場や仕事が国民に信頼され愛されることが、どれだけ自分の仕事の遣り甲斐や自信や誇りに繋がることだろう・・・・・・・・・・・「私達は人気商売ではないので・・・・」冷徹な言い放ちの体質・考え方、ある意味開き直りが今の中央省庁の有り方を象徴しているような気がしてならない。是非、国民からだけではなく、就職希望者等からも人気のある、愛される官僚・中央省庁を目指して欲しいものである。

 人間社会は、基本的に人と人との繋がりである。その繋がりは「愛」なくして語れないと思う。う~ん。俺に言われたくないって? 御尤も(笑)。

 ブログ、長いよ(笑)。

 まぁ、明日から議会だし。突っ込みどころ満載の方が・・・・・

 もうちょっと長く、後、原稿用紙40枚分くらいは書きたかったけど。

 いつもタップリ書きたいのだけど、読者の方々が飽きるかな?と思って、意図的に短くしている。

 もう既に、ここは「遺書」と化しているし。