【寅さんの口上】で滑舌トレーニング2 | ■号泣率40%■ 感動サプライズ演出・オーダーメイドプレゼント『アニバーサリーボイス』/プレゼン・PR動画講師 東 大悟のブログ

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1月最終週。

年度末に向けて、プレゼンが控えている!

お客様との商談が控えている!

滑舌よくいきたいものですね!

では、寅さんの出番です!


前回の
「寅さんの口上で滑舌トレーニング1」は暗記できましたか?


アニバーサリーボイスの「伝え方セミナー」

おなじみになった「寅さん」の話。

「伝え方」を習う上で避けては通れません(笑)



寅さんの口上を「朝の日課」にしている

伝え方セミナー講師は私だけ(笑)


では、今日も、

感情豊に、聴いてくれているの人の間合いも考えつつやりましょう!



それでは、講座2回目!はじまり、はじまりーー。


※私が寅さんの口上を元に独自に付け加えたり、表現を変えた部分もあります。

…(続き) この前は、コチラ → 
寅さん口上1


出てきた数字が3!

三(さん)で死んだか三島(みしま)のお千。
お千ばかりが女子(おなご)じゃないよ。
昔、京都は極楽寺坂の門前で、
かの有名な小野小町が三日三晩、飲まず食わずで野たれ死んだのが三十三。
とかく3という数字はあやが悪い。3、3、ロッポで引け目がないという!

続いた数字が4つであります。

四谷赤坂麹町、ちゃらちゃら流れるお茶の水。
粋な姉ちゃん立ちしょんべん。
白く咲いたか百合の花、四面四角は豆腐屋の娘、色は白いがみずくさい。


一度変われば、二度変わる、三度変われば、四度(よど)変わる。
淀の川瀬の川車(かわぐるま)。誰を待つやらくるくると。

ゴホン(五本)、ゴホンと浪さんが、磯の浜辺で
「ねぇ、アナタ。私、アナタの妻だもの。妻は妻でも阪妻(ばんつま)よ。」


ここまで。ちょっと言葉のトリビアを。

『三島のお千』…歌舞伎・浄瑠璃で人気のあった役柄です。
浮世絵なんかにも残っているそうで。
旦那の代わりに仇討ちをする盗賊の女頭。なかなか粋な設定。
しかし、敵役の北条時政が一枚上手で、三島で返り討ちにあってしまいます。


『京都は極楽寺』…昔は大きな寺だったそうですが、
応仁の乱でなくなってしまいます。
今は深草極楽町という地名で残っているそうです。


『小野小町』…言わずと知れた絶世の美女。六歌仙の一人でもあります。
え?野たれ死んだ?と勘違いしますが、実は、死んだのは、
小野小町を慕い毎晩通い詰めていた深草少将(ふかくさのしょうしょう)。


『3、3、ロッポで引け目がない』…花札「おいちょかぶ」の常套句。
1~9の手札3枚で合計が9に近ければ勝ちというルール。
手札2枚が3、3と来て合計が6(ロッポ)の時、
次も3を引く確立が極めて低いため、勝負に勝てないという意味です。

『淀の川瀬』…京都と大坂を結ぶ三十石船が淀川を上る情景をうたったもので
古くからの上方の歌の一説にもよく出てきます。


『浪さん』…徳富蘆花「不如帰」の主人公浪さんのことです。

『阪妻』…これ、若い人知らない人多いでしょうが、
大正時代末期~昭和初期の名優、阪東妻三郎の愛称です。
この方、何を隠そう、田村正和さんのお父さんです!



口上ひとつにもたくさんのロマンとトリビアが。楽しいですね。

また、意味を知った上で、言葉にすると、言葉に魂がのります!
ここ、ポイントです。

四ツ谷赤坂…は、有名な台詞ですね。

案外、口を大きくあけて、はっきり発声しないと
セリフが流れるので
注意が必要です。

数字に合わせて、ボディランゲージも合わせて練習しましょう!


さぁ、がんばって、暗記してください!

暗記ができた頃に最終回「寅さんの口上3」と続きます!


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