ハンバーガーから発ガン性農薬 | ひふみ塾 世回りブログ

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手軽なファーストフードとしてマックなどのハンバーガーのファンの方も多いでしょう。

ハンバーガーに実際に多く使われている肉は、
経産牛(老廃牛)といって乳牛の成れの果ての牛です。

一生の大半を牛乳製造器として使われると、その牛の身体の組織は枯れ、
肉牛としては最悪のものとなり、そのままではとても食べられるものではありません。

大半はドッグフードに使われるようなものばかりです。

また、そんな肉を使うので味をごまかすために、大手チェーン店のハンバーガーには食品添加物が70種類以上使われていると思った方が無難です。

さらに悪いことには発ガン性の農薬マラチオンやアレルギーの誘発物質として
問題視されているクロルピリホスメチルなどの有機リン酸系農薬が
発見されたことがあるのです。

以下、「肉食が地球を滅ぼす 」(p186~) 中村三郎著
"ハンバーガから発ガン性農薬"よりお伝えします。

数あるファーストフードの中で、世界的に最も人気のあるのがハンバーガーです。

日本人は一年間におよそ八億個、赤ちゃんから大人まで平均して
一人当たり7個以上のハンバーガーを食べており、私たちの食卓にも深く浸透しています。

今やファーストフードの王様であり、日本の国民食となりつつある
ハンバーガーなのですが、実は極めて危険性のある食べ物なのです。

ハンバーガーから発がん性の農薬が見つかっているのです。

横浜国立大学環境科学研究センターが、日本でチェーン展開している
大手五社のハンバーガーを分析検査しました。

その結果、全ての企業のパンからマラチオンという農薬が検出されました。


マラチオンは、米や麦、野菜などの一般農作物に使用される殺虫剤です。

普通、さいばい期間中に使われますが、アメリカなどでは収穫した後も
害虫よけに散布されます。

そして、この農薬には発がん性などの毒性があるのです。

マウスやラットを使った実験で、肝臓がんや甲状腺がんを
発生させることが解っています。

また、ニワトリの受精卵に投与した試験では、
生まれたヒナに奇形が見られたという報告もあります。


ハンバーガーのパン(ハンズ)に使われているのは、アメリカやカナダからの輸入小麦です。

小麦の栽培中や収穫後に散布されたマラチオンが小麦に残留したまま
日本に輸入され、その小麦によってハンバーガーが汚染されていることが解ったのです。


輸入小麦やそれを使ったパンから残留農薬が見つかった例は、
ほかにも幾つか報告されています。

東京都立衛生研究所がアメリカ産小麦8種、カナダ産小麦1種を
検査したところ、すべての小麦から

・マラチオン  のほか
・クロルピリホスメチル

などの有機リン酸系農薬が検出されました。


有機リン酸系農薬は、農作物に最も多く使われている害虫駆除剤で、
最近、アレルギーの誘発物質として問題視されている農薬です。

また、農薬問題に取り組んでいる日本子孫基金の検査でも、
輸入小麦が使われている学校給食のパンの70%から
同様の農薬が検出されています。


ハンバーガーのバンズに有害物質が残るのは、アメリカ産や
カナダ産の小麦に多量の農薬が使用されているからですが、
それに加えて、安い小麦粉でバンズを作っているせいもあります。

小麦粉は、製粉する小麦の実の各部分によって等級付けがされています。

実の中心部を使ったものは上等で、外皮に近いものは等級が低く、
安価に扱われています。

農薬は、小麦の中心部よりも外皮に近い部分に、より多く残留するためです。

その残留農薬の多い安い小麦粉を輸入してバンズの原料に使っていることも、
ハンバーガーを危険なものにしているのです。

食品添加物に発がん性やアレルギーの危険性がある残留農薬、
たまにどうしようもなくて食べる分には差し支えはないでしょうが、
こんなジャンクフードの虜になると先の人生は暗いように思いますが...



【参考】肉食が地球を滅ぼす 中村三郎著