◆新・バルティックリーグ構想 2012 | 和久井秀俊オフィシャルブログ「海外サッカー選手のホンネ」Powered by Ameba

◆新・バルティックリーグ構想 2012

和久井です。

ここ欧州エストニアでは国内リーグと国内カップに加えて、EL(ヨーロッパリーグ)CL(チャンピオンズリーグ)があります。



さらに2つの大会に参戦しています。

1つ目は、バルティックリーグと呼ばれるバルト三国のエストニア・ラトビア・リトアニアの3カ国の各国上位5チームまでと前回優勝国の6位までの16チームのトーナメントで行われます。

このバルティックリーグは2007年にスタートしたものの、今年でその大会は終了してしまいました。理由としてはリーグ戦やUEFA大会、代表戦の合間を縫って行われるこの大会に各国のクラブが力を注ぐことがなく年々注目が集まらない状況が続いていたとエストニアサッカー協会の方がお話していました。
注目が集まらないということは、大会スポンサーなど資金面での問題も避けられなかったのでしょう。

そんなバルティックリーグを新たに、新・バルティックリーグ構想案が出ているようです。

バルト三国以外から参加チームを増やすという案のようですが、この時点でもうバルティックリーグじゃないだろう・・。

そこに浮上した国が、フィンランド。エストニアとラトビア、リトアニアのバルト三国に加えてフィンランドからクラブを参加させる構想があるようです。

この構想の決定には多くの問題があるようなので来年からスタートできるかどうか不明ですが、少なくともバルティックリーグという名前は今後使われることはないでしょう。

2つ目は、寒い国で人気のインドアスポーツから生まれた、インドアサッカーなるものがあります。

寒い国では冬にリーグが閉幕する国や、中断期間を長く取る国があります。ピッチの問題以上に、気温が下がると観客動員数は激減するためです。

ここエストニアでは、3月に開幕しほぼ1ヶ月の間雪の上で試合をしています。笑 そして雪が降り始める11月に閉幕します。そうすると、国内リーグ戦だけを考えると約3ヶ月間のブレイクがあります。

そこで人気になるのが、インドアスポーツ。そしてこの国ではインドアサッカー大会が開催され、トップチームの選手は出場しないもののトップリーグのクラブも参加しているようです。

12月24,25日にタリンで開催予定だそうです!