サッカーの突然死 みぞおちにボールが当たった時としゃっくりの対処法 | 和久井秀俊オフィシャルブログ「海外サッカー選手のホンネ」Powered by Ameba

サッカーの突然死 みぞおちにボールが当たった時としゃっくりの対処法

和久井です。

今回も前に進む前に、ご質問にお答えさせて頂きます。

Q マネキン@プリンセス さんからの投稿
強いボールがお腹に当たってうずくまるような場合はどう対処するのがベストでしょうか?σ(^_^;)


以前にもご紹介しましたが、サッカー選手の突然死が数多く報告されています。

胸部にサッカーボールが直撃しただけでは起こりにくいですが、大人でも心臓を強く叩けば心臓は止まります。

胸郭が未発達な子供の胸部にボールが当たり軽い衝撃を受け、心停止を引き起こすこともあります。

なぜここまで前置きを長くしたかというと、腹部と胸部では全く違います。

お子さんの場合は、どこにボールが当たったのかしっかりと直後に確認し、必要であればすぐにドクターの受診を受けましょう。

腹部(みぞおち)にボールが当たって苦しくなるのは、横隔膜に衝撃を受けて呼吸が少し止まるだけで一時的なものです。

仰向けになって誰かに腰を持ち上げてもらって少し刺激を与えたりする方法もありますが、基本的には安静にしてればすぐに戻ります。

シャックリも同じように、横隔膜がヒキツケを起こしますよね。

迷走神経というのが刺激を受けてシャックリを起こすようで、治すには同じように迷走神経を刺激すれば治ります。

皆さんが知っているあれです。

鼻を摘んで水を飲んだり、指で舌の付け根を押す、両手の親指を耳の穴に押し付けたりいろいろありますね。

あの親や友人が教えてくれた方法は理にかなっているんです。ぜひ、参考にしてみて下さい。

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