スポンサーが次々と撤退する理由 | 和久井秀俊オフィシャルブログ「海外サッカー選手のホンネ」Powered by Ameba

スポンサーが次々と撤退する理由

和久井です。

最近はサッカーに限らず、企業などのスポーツからのスポンサー撤退が進んでいます。今回は、そんなサッカーのスポンサーについてお話したいと思います。

一般的に、スポンサーとは企業がクラブを資金面で後援するものですね。その対価として、クラブ側は広告宣伝を主とした様々な企業メリット提供しています。

しかし今、百年に一度ともいわれる世界的な金融危機や景気後退の影響を受け、企業のスポーツからの撤退が進んでいます

以前にもお話しましたが、クラブ、選手、サポーター、スポンサー、メディア、サッカー協会など、どれか一つが欠けてもサッカーは成立しません。

クラブと選手、サポーター、スポンサーは共に戦っています。

安定した経済状況が続けば、もちろんスポンサーやクラブ、選手も安定します。

しかし今はそういう時代ではありません。どの立場も苦しいのです。

世界中で存続不可能になるクラブが続出しており、各国が定めているリーグへの参加基準を満たせずに戦いに参加できなくなるクラブが後を絶ちません。

そんな状況だからか、日本ではクラブスポンサーを集めてスポンサー同士の異分野交流会などを開催し、スポンサー同士のつながりの場を提供したり、クラブとスポンサーとのタイアップなどを企画したりしています。

クラブは、試行錯誤を重ねています。

日本ではクラブに対するスポンサーというのが一般的ですが、欧州では個人に対してのスポンサーも多く存在しています。

そもそもスポンサー=後援という考え方よりはむしろ、パートナーシップを結ぶという意識のほうが強く、親友や家族のような関係を築いているように見受けられます。

パートナーという形も、資金援助だけでなくいろいろな形で選手と志を共有しています。

きれいごとだけでは成り立ちません。

選手は常に活躍し、良い成績を残さなければいけません。

さらに選手側が、パートナーのメリットを提供する必要があります。

自身もパートナーなって頂いている方々と一緒に、海外でプレーしています。

企業様だけでなく、個人様にもいろいろな活動やイベントに参加して頂いて、どなたでもパートナーシップが築けるよう様々な提携をご提供しております。

今後は選手とパートナー様全員が交流できる場も提供できればと思っております。

もしパートナーシップに興味を持って頂いた方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡下さい。

コメント、メッセージで受け付けております。

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